ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ファイヤーマン・クロス

2007-09-08 | 海外&ルーマニア・マラソン大会
今月13日はルーマニア消防の日。それに先立って8日の土曜日に「ファイヤーマン・クロス」が行われました。消防士さんばかりのクロス、一般参加も出来るとあってラン仲間と駆けつけました。

コースは国民の館西側のホテル・マリオット前スタート、国民の館をぐるりと4分の3周してゴール。2キロに満たない距離です。「SOSIRE」は「ゴール」、この横断幕のところがフィニッシュでした。
 


18歳になったミハエラ(=1500m4分50秒台前半で走るジュニア)も来ています、スピード練習をまったくしていないのでスタート直後のダッシュについていけません、もたもたとしか脚が動かないのです。

さらに短いくだりで離されてしまいましたが、あいだ3人ほどの男性ランナーを交わし、半分を過ぎてミハエラも交わし、粘り勝ちでした。
 
今日の大会は消防士さんのためのもの、一般参加はオープン扱い(=表彰対象外)でした。このことを知らされていなかったみんなはちょっとお怒り。物申すタイプのビクター(3位)、トップゴールしたフロリンは主催者に食い下がり、残っていた賞品をゲットしていました。

2位でゴールしたステファンは「マア、仕方ナイヨ。」と余り事を荒立てたくないタイプ。私も同じ。一緒に走ったランナーの子供が気を使ってくれて「コノ人ガ、女性ノトップナノヨ。」と主催者に訴えてくれていましたが「マア、良イノヨ、気ニシテイナイカラ。」、でっかい賞金がかかっているわけではなし、私にとっては普段出来ないスピード練習が出来ただけで良し、なのです。



走り終わってから、ゴール会場で出初式のようなセレモニー。梯子車が出て、パフォーマンスを見せてくれました。クロスを走ったたくさんの消防士さんたち、今日は非番なのかなあ?火事が起こっていなければいいのですが。



火事があれば命がけで消火にあたる消防士さん、とても大事なお仕事です。でも、火事が無くていつも暇にしていてほしい消防士さんでもあります。
 


国民の館の北側広場で行われたセレモニー、走り終わった消防士さんも携帯カメラ片手に見ています。



消防車は赤、消防は「POMPIERI」と言います。「112番」通報ですが、9割の電話がいたずら、または暇つぶし電話だそうで、緊急通報の妨げになっているそうです。

そこのけそこのけと道路を緊急で走るとき、前の車に気付いてもらいやすいように前面ボンネットの文字が鏡文字になっています。パトカーや救急車も同じように鏡文字です。
 


こんな消防士さんのカップルにも出会いました。私を見て「チャイナ?」「ノー、貴方ノジャケットノフラッグガ、私ノフラッグ。」「オー、JAPAN !」、日本では余りお目にかからないジャケットです。私がこのジャケットを着て走るべきですね~、でも、外国人が着ているからサマになるのかも?

 
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