今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

虎に翼

2024-04-18 | 本の紹介
4月から始まった朝ドラ「虎に翼」が面白いです!
主役の寅子を演じている伊藤沙莉さんの演技が前から好きで、今回も面白くて強くて好き♪

週ごとのタイトルが「女三界に家なし」「女賢くて牛売りそこなう」と、
「女」が入ったことわざや故事成語になっているのも面白いです。(最終週は何かな?)
オープニングの踊る女性たちのイラスト(絵に描いた餅?)が実物に変わることや、
米津玄師さんの主題歌「さよーならまたいつか!」も共に軽やかで爽やかです♪

主人公虎子のモデルになっているのは、日本初の女性弁護士・三淵嘉子氏、
昭和13年(1938年)に高等文官試験司法科に合格、戦後は裁判官への任官を目指し、
昭和24年(1949年)に裁判官となり、後には女性初の裁判所長も務めたそうです!
戦争を挟んだ時代の中で、そこまでの道のりはとても遠く厳しかったことでしょう!!
女性初の医者となった荻野吟子さんはさらに前の時代で大変でした!

TVドラマの中で男子学生たちのあまりに「中二病」的な幼い発言の数々に苦笑します。
戦前、女性に対する男性の認識はこの程度だったのでしょうね。
今後は戦争の時代もあり、そんな苦しい状況の中、彼女たちがどう奮闘していくのか、
歯に衣着せぬ彼女たちの言動が楽しみで、個性豊かな共に学ぶ仲間たちも良い感じ♪
困難にくじけず女性の自由への道を拓いて下さった多くの方々に感謝しかありません。

私が女性の権利等について考えるようになったのは、結婚してからなので、
それまで女性としての差別をあまり意識せず生きてこれたのは幸せだったのですね。
花江ちゃんの「トラちゃんにお嫁に来た人の気持ちなんて分からないわよ」わかる~!

寅ちゃんの卒業した女学校も、今通っている大学も我が子たちの母校で、
ドラマが始まる前から注目していました。
校舎の上にあるドームが印象的な大学のかつての姿はこんな感じでしたが、
 
現在は「リバティタワー」(日本語で「自由の塔」)という名の23階建ての超高層ビル、
入学式の後に初めて大学校舎へ行った時にその大きさと都会のキャンパス驚きました!
この上にシンボルのドームが設定されていますが、ドローンでなくては見られない高さで、
最上階の23階に上るとそのドームを下から見られ、食事もできます♪
 
大学では全面的に朝ドラを推してイベントもあり、明治大学『図録明治大学百年』の中には、
女子部学生による模擬裁判の写真も残されているようでTVはこれを参考にしたのでしょう。
(画像はお借りしました)
日曜劇場をはじめ、春ドラマは法曹界を舞台にしたものが多いでしょうか?!