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2016.09.21(水) 本日の注目指標★☆ 何と言っても日銀とFRB…更新

2016年09月22日 06時31分35秒 | 投資ノウハウ


先ずは、昨晩のNY…

・日銀決定会合とFOMCまで静観

・日銀決定会合については、マイナス金利の拡大などが見込まれているようでも、可能性は半々
・ほかに「総括的な検証」
・国債購入をこれまでの長期ゾーンから短期ゾーン中心に移行し、イールドカーブ(金利曲線)をスティープ化(イールド・カーブの傾きがさらに急で右上がり)させるとの観測
・緩和の軸をこれまでの国債購入からマイナス金利に移行するなど様々な観測が…
・金融刺激策は縮小方向との雰囲気が強まれば、円高の反応が警戒!

・今夜のFOMCは据え置きが有力
・声明やFOMCメンバーの金利見通し(ドットチャート)、そして、イエレン議長の会見などで、年内の利上げ期待を強調するようであれば、ドル高の反応も予想
・株価が急落すれば、円高の反応も考えられる
・年内利上げなしの予想が何人か出るなどハト派な雰囲気が強まれば、ドル安も十分にあり得る

・ポンド安が続く
・先週の、ハモンド英財務相がEU離脱によりEU単一市場へのアクセスを断念する可能性…
・これが尾を引いて、改めてポンドの下値を意識されているのか?!


ウォーレン米上院議員…
・米大手銀のウェルズ・ファーゴが従業員が販売目標達成のため、顧客の許可なく預金とクレジットカードの口座を開設した問題で…
・ウォールストリートに批判的なウォーレン米上院議員が同行のスタンプCEOの辞任と刑事捜査を求めるとしている。
・ウェルズ・ファーゴは1億8500万ドルの和解金の支払いを決め、予防策として、リテール業務の商品販売目標を全て撤廃
・顧客への金融商品の抱き合わせ販売を一時停止している。
・ウォ-レン議員は同行のスタンプCEOがこのまま在職し、巨額のボーナスを受け取ることを批判していた。

プラートECB専務理事…
・ECBは責務を達成するまで支援を継続。
・長期的な停滞は不可避ではない。
・金融機関はマイナス金利の環境に調整する必要。
・ユンケル欧州委員長の官民投資計画の規模拡大は非常に良い方向。
・ドイツの経常黒字は異例。
・ドイツは内需を拡大させる財政的余裕がある。

サンダース新英中銀委員…
・景気鈍化は大半のエコノミストの予想以下の公算。
・もし、失業率が上がるようなら、追加利下げの用意。
・向こう2年は低成長が予想される。

ポロズ・カナダ中銀総裁…
・カナダ経済は金融刺激策が必要。
・財政刺激策の影響を見極めなければならない。
・逆風は依然として強い。
・実質中立金利は0.75%~1.75%。
・輸出の水準は依然として問題。
・資源関連の輸出は大幅な回復を見込む。
・7月の輸出統計は安心させられる。
・10月に見通しを下方修正するかはわかならない。

安倍首相、日本企業への配慮を英首相に要請…
・訪米中の安倍首相がニューヨークでメイ英首相と会談
・北朝鮮の核実験を受け、国連安全保障理事会による新たな制裁決議の採択に向けて緊密に連携する方針で一致
・英EU離脱問題では、進出した日本企業への配慮を要請
・メイ氏は「日本との貿易投資関係は重要だ」と応じている
・中国の軍事拠点化が進む南シナ海問題を巡っても意見交換し、緊密な協力を確認
・法の支配が重要だとの認識で一致

バルキンドOPEC事務局長…
・今月28日にアルジェリアで産油国や非公式会合を開催し、増産凍結などによる原油相場安定策について協議
・OPECのバルキンド事務局長の発言…
・産油国が原油価格下支えに向けた措置で合意すれば、1年間は相場の安定に寄与する可能性があるとの認識






本日の経済指標は、何と言っても日銀とFRB、たぶん日銀系は混乱を避けるため15:00以降になるのかな?!

08:50↓↓↓↑通関ベース貿易収支(8月)
 結果-187億円 予想1910億円 前回5136億円(5135億円から修正)
 結果3400億円 予想4940億円 前回3176億円(季調済)

→→日銀マネタリーベース目標 結果80兆円 予想80兆円 現行80兆円

日銀会合結果、総括的検証発表 日銀決定…速報
①銀行収益圧迫要因のマイナス金利深掘りせず→銀行株にプラス
②長短金利操作の為の新型オペ→銀行に配慮したスティープニング狙い
③国債買入維持→拡大はスティープニングできないので維持
④固定金利の資金供給オペ10年に延長→追加緩和

☆ここまでの発表を受け…一時的に大きくぶれたが、ドル高・円安・株高傾向に振れている!
・Metal系は下落なので…本番はこれから!?

日銀金融政策決定会合 追加措置詳細…
・日本銀行は20日21日の会合で「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」の導入を決定
1)長短金利の操作を行う「イールドカーブコントロール」
 1:金融市場調節方針 賛成7 反対2
 ・長期金利は10年債利回りが概ね0%程度で推移するように買い入れを行う。買い入れのペースは現状の年80兆円程度を目処とする。
 ・購入する国債の平均残存期間の年限基準(7-12年程度)を撤廃する。
 ・短期金利は当座預金のうち政策金利残高に-0.1%の金利を適用する現状制度を維持。
 2:長短金利操作のために新型オペ導入 賛成8 反対1
 ・指定利回りによる国債買い入れ(指値オペ)を実施
 ・固定金利の資金供給オペを従来の1年から10年に。
2)資産買い入れ方針 賛成7 反対2
 1:ETF及びJーREITについて保有残高をそれぞれ年間約6兆円、年間約900億円に相当するペースで増加するよう買い入れ
 2:CP等、社債などについて、それぞれ約2.2兆円、約3.2兆円の残高を維持する。
3)「オーバーシュート型コミットメント」
消費者物価上昇率が2%の物価目標を安定的に超えるまで「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続する

日銀会合 経済・物価の見通し要約…
・我が国の景気は新興国経済の減速の影響などから輸出・生産面に鈍さが見られるものの、基調としては緩やかな回復を続けている。
・個人消費は一部に弱めの動きも見られるが底堅く推移。
・住宅投資は持ち直し続ける。
・鉱工業生産は横ばい圏内。
・先行きの我が国経済の展望は、暫くの間輸出・生産面に鈍さが残り、景気回復ペースの鈍化続く。
・その後は前向きの循環メカニズムが持続し、国内需要が増加基調。
・先行きの物価はエネルギー価格下落の影響で当面小幅のマイナスないし0%程度で推移するとみられるものの、基調は着実に高まり、2%に向けて上昇率を高めていく。
・リスク要因は英国のEU離脱、中国を始めとする新興国や資源国の不透明感など。

日銀会合 ETF買い入れ限度の変更…
・日銀は今回の会合でETFの買い入れ限度について一部改正を行った。
・従来のETFの銘柄別の買入限度は、「日銀買入れが銘柄毎の時価総額に概ね比例して」という文言を改正し…
・「当該銘柄の時価総額および当該銘柄が連動するよう運用される指数の対象範囲等を勘案して」行われると定める。
・更に買い入れ毎の限度額について…
・従来の5.7兆円を3指数(TOPIX、日経225、JPX日経400」に連動する銘柄とする指定を変更、
・従来の3指数に連動する銘柄を3兆円とし、TOPIXに連動する銘柄を2.7兆円とするとした。
・年間6兆円のうちの残り0.3兆円分、設備投資および人材投資に積極的に取り組んでいる企業を支援するためのETF買い入れは変更なし。

15:30!黒田日銀総裁、記者会見…金融緩和の強化を強調!
・従来の政策を捨てたわけでなく、さらに強化した
・2%目標の早期実現に向け金融緩和を強化した

ロンドン序盤、欧州株は堅調にスタート…
・独DAX指数は取引開始早々、1%超高
・銀行株主導での上昇
・日銀決定会合での枠組み変更、マイナス金利据え置きなどで日本株ではメガバンク株が大幅高
・流れが欧州株にも波及


17:00↑↓→↓南アフリカ消費者物価指数(8月)
 結果-0.1% 予想-0.2% 前回0.8%(前月比)
 結果5.9% 予想5.9% 前回6.0%(前年比)

17:30↓↑英国公共部門ネット負債(8月)結果101億ポンド 予想103億ポンド 前回-24億ポンド(-15億ポンドから修正)

☆日銀…
・従来型のETF733億円を購入
・設備・人材投資支援ETF12億円を購入

20:00↓米国MBA住宅ローン申請指数(16日までの週)結果-7.3% 前回4.2%(前週比)

21:30→↓カナダ卸売売上高(7月)結果0.3% 予想0.3% 前回0.7%(前月比)

☆ロンドン序盤から円買い優勢、日銀の長期金利目標に反応…
・日本勢にとってマイナス金利の深堀りが見送られたことで銀行株が大幅高となるなど今回の日銀の措置を評価する声が多い
・海外勢にとっては金利差から円買いを仕掛けている面がある
・日銀は10年国債の利回りをゼロ%に誘導する新機軸を打ち出し、同債券利回りのマイナスへの転落を抑制する
・FOMC次第ではあるも、日米金利差の拡大が一服する可能性があり、円買い圧力となった面が考えられる。

23:30↑米週間原油在庫統計…
 原油在庫-620万
 ガソリン-320.4万
 留出油 +223.8万
 クッシング地区原油在庫+52.6万

訪米中の安倍首相の発言が先ほど伝わっており、日銀の今回の決定を歓迎すると述べた…
・けさ日銀から電話で政策決定に関する説明があった。
・長短金利操作付きQQEは政府としても歓迎。
・政府・日銀が一体となって緊密に連携。
・金融・財政・構造政策のアベノミクスを加速させる。
・世界は第4次産業革命に直面。
・AIなどの分野に民間投資回るよう環境整備。
・人口減少はむしろ追い風、ロボット・AI活用の加速化促す。
・働き方改革は生産性向上に向けた最善の道。
・国会でTPPの早期承認求める。米国にはリーダーシップを期待。

03:00→→FRB政策金利 結果0.25%~0.50% 予想0.25%~0.50% 現行0.25%~0.50%

03:00!FOMC結果、経済見通し発表…
・利上げの根拠は強まったが、しばらく景気状況を見守る。
・短期リスクは概ね安定的。
・労働市場は引き続き拡大。
・成長も上向き。
・物価は引き続き短期的には2%を下回ると予想。
・7人が賛成、反対は3人。
・0.25%利上げ求める。
・家計支出は増大。
・設備投資は引き続き軟調。

FOMC経済見通し()は6月時点…
*実質GDP 
 16年 1.8%増(2.0%増)
 17年 2.0%増(2.0%増)
 18年 2.0%増(2.0%増)
 19年 1.8%増 
 長期 1.8%増(2.0%増)
*失業率 
 16年 4.8%(4.7%)
 17年 4.6%(4.6%)
 18年 4.5%(4.6%)
 19年 4.6% 
 長期 4.8%(4.8%)
*PCE   
 16年 1.3%(1.4%) 
 17年 1.9%(1.9%)
 18年 2.0%(2.0%)
 19年 2.0%
 長期 2.0%(2.0%)
*PCEコア 
 16年 1.7%(1.7%) 
 17年 1.8%(1.9%)
 18年 2.0%(2.0%)
 19年 2.0%
FOMCメンバーによる金利見通し(ドットチャート)…
 2016年
 0.375% 3人(0)
 0.625% 10人(6)
 0.875% 3人(9)
 1.125% 1人(0)

03:30!イエレンFRB議長、会見
・今後の景気改善の継続を待ちたい。
・短期的な経済リスクは概ね安定的。
・今後2~3年で物価は目標の2%に届くと予想。
・米経済は数年間に渡り緩やかに拡大。
・労働市場は今後も引き締まり続ける見通し。
・改善に自信がないことが利上げ見送りの理由ではない。
・緩やかなペースでの利上げが適当。
・金融政策に決まった道のりはない。
・11月会合で利上げが正当かどうかを判断へ。
・われわれは非常に苦労して互いの見解を理解した。
・利上げのタイミング、様々な選択肢がある。
・18万人の雇用増は非常に底堅い。
・長期的には持続不可能。
・GDP見通しは緩んだ。
・GDP見通しは生産性の弱さ反映。
・労働市場が改善しリスク増えなければ年内1度利上げに。

<金利見通し>
・利上げの根拠は強まったが、FRBの目標達成に向けた進展の継続を示すさらなる証拠が表れることを当面待つことを決定した。

<政策金利据え置きの理由>
・われわれの決定は、米経済情勢に対する信頼感の欠如を反映しているわけではない。
・労働市場の状況には弾みがついており、こうした状況は今後も継続すると予想する。
・インフレ率は低水準にとどまっているものの、時間とともに目標の2%に向けて上昇する見通しだ。
・労働市場に存在するスラック(緩み)の解消ペースはここ数年よりも幾分鈍化しており、労働市場が一段と改善する余地が残されていることを示している。
・インフレ率は引き続き2%を下回る水準で推移している。
・われわれの目標達成に向けた進展の継続を示すさらなる証拠を待つことを選んだ。

06:00→→NZ中銀政策金利 結果2.00% 予想2.00% 現行2.00%
・追加緩和が要求される。
・NZドル安が必要。
・金融政策は緩和的。
・総合のCPIは第3四半に低下する。
・第2四半期のGDPは予想に沿った水準。
・CPIは第4四半期に上昇を見込む。
・住宅価格の上昇波行き過ぎ。

金利は据え置きとなった…
・声明では、「直近の情報からは追加緩和が必要とされるとの文言を再表明して、NZドル下落の必要性も指摘
・NZドルは発表直後に売りの反応を示していたが、下押す動きまではなく、直ぐに発表前の水準に戻す









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