ちょっとした出会いがあって、
休日にさいたま市のサクラソウ自生地へ足を伸ばした。
正式には「田島ヶ原サクラソウ自生地」。
国の天然記念物に指定されている。
サクラソウ自生地としては、国内唯一の指定地という。
指定地は約4.1ヘクタールにも及ぶらしい。
春になれば、色鮮やかなサクラソウが人の目を楽しませるのだろう。
夏の暑い盛りに行ったから、
むろんサクラソウは咲いていない。
背の高い植物が生えている。
一緒に出掛けた息子の背を遥かに超えていた。
息子を肩に乗せて自生地内を歩く。
ときおり、電車が通り過ぎる音がした。
息子は電車を見たがったが、
父の肩の上でも植物が視界を遮っているらしい。
植物だけでなく、川沿いに立つ木々で見えないようだ。
自然の管理は難しい。
常々そう思う。
関係者たちは日ごろ汗を流して自生地を保護しているのだろう。
電車の音が通り過ぎると、
虫の羽音が近くをよぎった。
秋になれば虫の音が響くのだろう。
真夏のサクラソウ自生地。
太陽の光と一緒に、
息子の笑い声が降り注いでいた。
休日にさいたま市のサクラソウ自生地へ足を伸ばした。
正式には「田島ヶ原サクラソウ自生地」。
国の天然記念物に指定されている。
サクラソウ自生地としては、国内唯一の指定地という。
指定地は約4.1ヘクタールにも及ぶらしい。
春になれば、色鮮やかなサクラソウが人の目を楽しませるのだろう。
夏の暑い盛りに行ったから、
むろんサクラソウは咲いていない。
背の高い植物が生えている。
一緒に出掛けた息子の背を遥かに超えていた。
息子を肩に乗せて自生地内を歩く。
ときおり、電車が通り過ぎる音がした。
息子は電車を見たがったが、
父の肩の上でも植物が視界を遮っているらしい。
植物だけでなく、川沿いに立つ木々で見えないようだ。
自然の管理は難しい。
常々そう思う。
関係者たちは日ごろ汗を流して自生地を保護しているのだろう。
電車の音が通り過ぎると、
虫の羽音が近くをよぎった。
秋になれば虫の音が響くのだろう。
真夏のサクラソウ自生地。
太陽の光と一緒に、
息子の笑い声が降り注いでいた。