Remains of The Accidents

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春なので

2024年03月17日 | つれづれ

この数日、暖かい日が続いている。

この間、大雪が降ったのでスキー場はまたにぎわっているようだ。

春スキーの料金になったこともあって集客がうまくいっていると報道されていた。

今年は、3度もスキーをしに出掛けたが昨年同様に最後のスキーは余分で
結局左足を痛めて帰り道はまた観光Onlyとなってしまった。

なんだろう、毎年この身体の弱ったところを探しに出かけているようだ。

今年は白馬コルチナに行ってみたのだが・・・・。

まず駐車場の入口の下り坂が凍っていて、見事に滑りながら下っていた。

凍っていたのは短い距離だったので、坂を下りきるまでにはグリップも効いて
無事に侵入できたのだが、久々の感触に肝を冷やした。

そして、愛車を置いてゲレンデに向かって歩き始めてすぐに足を滑らせて
見事にすっころんだ。

ヘルメットがなければ後頭部を激しく打って危なかったかも知れないほど見事な
転倒だったと思う。

立ち上がってまた歩き出したのだが、ちょっと恥ずかしいのと板を他人の車にぶつけては
いけないと思い、広い通路に出たところ、こちらも相当に凍っている・・・・と思った時
には、身体は宙に浮いて正面の運転席の人と眼が合った。

大転倒。

こんどは左側を下にズドンと落ちたが、そんなに痛みはなく「おーいっ」と
云いながら立ち上がって板を担ぎなおした。

結果的に、この転倒と普段のバランスの悪い滑り方、そして何よりも冬場になると
朝ゃ休日の運動をさぼっていることで内転筋を痛めてしまったようだ。

午前中なんとかごまかしごまかし緩斜面を滑っていたものの、どうも痛みに耐えられず
そのまま氷の解けた駐車場をトボトボ歩いて退散した。

宿までついてもまだチェックインには早く、ロビーの暖炉であたたまりながら時間を
つぶしていた。

その夜は降雪が予想されていて、心の中でこの痛みに耐えながらチェーンを巻くのは
嫌だなとつぶやいていた。

この時点では、階段は手すりにたよなければならないほどで、体重をかけると激痛が
走ってしまう状況だった。

そして、翌朝。

案の定、愛車の上には40cmほどの積雪、世界はまっしろになってしまっていた。

チェックアウトの時間まで部屋で過ごして、テーピングして少し痛みの治まった
左足を引きずりながらまずは雪下ろし。

続いて、少し広い場所に移動して何十年ぶりのチェーン装着。

ここまで積もると、逆にオールシーズンタイヤではまったくダメなので判断は早い。
というのも、今回はなぜか八方のゴンドラ下の急な坂道を上がったところにあるホテル
だったのでいきなりその坂を下っていかなければならずチェーンのほかに選択肢は
なかったのだ。

非金属チェーンなのでそんなに手間取らないかと思っていたが、結局左右両輪に巻く
のに、小一時間かかってしまった。

ぞろぞろと坂道を上がってくる白人たちをよけながらようやく広い道路に出たのだが
そこも真っ白の圧雪路、国道までの間は久しぶりの「雪道」だった。

結局、青木湖畔を抜けて信濃大町に入るところまでチェーンを付けて走った。

その後、安曇野に入るとキツネに化かされたと思うほどの晴天。

昼食をとってそのまま自宅に向かった。

こうやって毎回身体を痛めてしまうのは年齢のせいなのだが、どこかでまだまだやれると
健気に信じている自分がいて少し悲しくもなる。

帰宅して足を引きずっていると、家族は心配してくれるが、どこからか「またぁ?」という
声が聞こえてくるような気がした。

以上、そろそろ春なので、この冬の顛末。

 

 

 

 

 

 

 

 

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