Remains of The Accidents

アクシデンツなページ

白馬の温泉

2023年02月18日 | つれづれ

昨年から白馬に通いはじめたのだが、行くと必ず温泉に入っている。

ホテルにも温泉があるので、ある意味ぜいたくな話だが外の温泉を訪ねている。

来年も行ければよいと思うので、湯の郷白馬温泉情報を記しておく。

(出展は当地で配布されている湯めぐりマップ[2023/02])

01.竜神の湯 白馬五竜エスカルプラザ内

   冬 13:00-21:00  大人650円

02.十郎の湯 露天有

     10:00-22:00 大人600円

03.白馬竜神温泉 露天有

     11:00-21:30 大人800円

04.郷の湯

     14:00-20:00 大人650円

05.八方の湯 露天有

     09:00-22:00 大人800円

06.みみずくの湯 露天有

     10:00-21:30 大人650円

07.おびなたの湯 露天有(厳冬期休業)

     12:00-18:00 大人650円

08.天神の湯 白馬ハイランドホテル内 露天有

     11:00-20:00 大人700円

    ☆昨年お世話になり、広い雪景色の見えるいい湯でした。

09.倉下の湯 露天有

     10:00-21:00 大人600円

    ☆今年お世話になり、茶褐色のいいにごり湯でした。

10.岩岳の湯

     13:00-18:00 大人600円

11.古民家の湯 露天有 ホテルシェラリゾート

     10:30-15:00 大人1,000円

以上

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忘却の彼方から

2023年02月17日 | 宮崎

休暇をとってゆっくりしてたら、携帯電話が鳴っている。

宮崎時代の取引先、というより無邪気な友人の名前が表示されている。

どうせ押し間違えたのだろうとやり過ごした。

もう宮崎を後にして15年になるのだから、よほどのことでない限り用事はなかろう。

放置していたら、また鳴りだした。なにか用があるのだろうかと訝りながら電話に出てみた。

元気な声で名乗るところは15年前と同じ、どんげしたぁ?とこちらも少し訛ってしまう。

懐かしさがこみあげてきて、話がはずんだ。

どうやらあの頃懇意にしていただていたある会社の社長さんが、私の話を聞きたいと言ってるが
電話番号を教えてもいいかという内容だった。

こちらも相当世話になった社長さんなので、この件は快諾した。

逆に近況を尋ねてみると、皆元気にやっていると云う。

こっちはもうそろそろ定年退職だと告げると驚いていた。

宮崎には来んとですか。と直球のメッセージを飛ばしてくる。

自分も、定年は節目なので当時お世話になった方々に挨拶して周ろうかと考えていたところだった。

2月の宮崎はホテルが満杯。今年はWBCの合宿もあるのでなおさらという。

オープン戦が始まるころに一回行こうかねぇ、と告げて久しぶりの会話は終わった。

年末から地味に想像していた宮崎旅行だが、どうやら本当に行かなくてはならなくなったようだ。

西橘、地鶏、焼酎くれが自分を待っている。

そして隙があれば自分の移住先を探してみたいものだ。

この先、宮崎の郊外で少しの畑を耕しながら単車を磨いて過ごすのもよいかもしれない。

宮崎の郊外ならば、空港までは30分。飛び立って羽田まで1.5時間、羽田からは1時間で帰宅できる。

足腰が健全なうちに田舎に引きこもりたいと思った。

それにしても、宮崎の人たちが自分のことを覚えていてくれただけでなんとも嬉しいものだ。

 

話は変わるが、先月の終わりに奥さんとでかけた神代植物公園で「沈丁花」の鉢を手に入れた。

売り場のおばさんが「なんにもしなくても丈夫に咲くよ」といっていたので気軽だ。

以前も書いたが、明石の実家は玄関前に母親が植えつけた沈丁花があり、今も咲いている。

春先のころ、陽光を浴びて薫るとなんともいえない気分になる。

まだ小春日和というころに咲き、南側の部屋で内職をしている母親といっしょによくラジオを聴いていた。

内職を手伝いながらボーっとしているのがなんとも暖かい思い出だ。

自分にとっては沈丁花の香りは母親の香りだ。

昼までの授業を終えて帰宅する小学生の自分をやさしく迎えてくれる春の香りだ。

来月はその母親の命日だ。母親は沈丁花の残り香の中、旅立った。

 

明石も、宮崎も、いまさら一人で帰ってもなにもないのだが、偶然の出来事から
最後にもう一度訪ねてみたくなった。

春の日差しはノスタルジックだ。

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今年もゲレンデに

2023年02月15日 | 父の戯れ

2年ほど前に会社から「勤続**周年記念休暇」という権利と金一封をいただいていた。

コロナ禍で使えぬまま、使用期限だけは延長してくれていたのだが、ようやく取得できた。

会社は「制度」として、このほかにも育休や産前産後の休暇なども用意しており
「やさしい企業」であることをウリにしている。

ただ、御多分にもれず実際の職場では周囲の同僚にかける迷惑は大きくて、みんな口では
「せっかくだから休みなよ」言っても、実際には取りづらいものだ。

結局のところ、短期の休みでは留守中の仕事を肩代わりしてくれる人はいないので復帰後の
ことが心配になってしまうし、休んでいる間も携帯に転送されてくるメールを確認しておか
なければならない。

今回は、少し区切りであったのでなんとか休暇取得を宣言して予定どおりに仕事を引き継いだ。

それでも毎日スマホの画面を見てしまう。

 

さて、今年は愛車のタイヤをオールシーズンタイヤに履き替えて初めてのシーズン。

もちろん亀甲型の金属チェーンも携えて出かけた。

前週、足慣らしに出かけた富士山麓の「ふじてん」で4時間めいっぱいに滑ってきた。

その後、二日ほど経ったころに背中の右下部が痛み出して難儀なことになった。

このまま白馬まで出かけて大丈夫だろうかと不安もあったが、もともと天気がよいのは初日
だけで翌日からは雨あるいは雪の予報。

昔と違って天気が悪ければ滑らない。根性はもうどこかに置いてきているので1日だけでも
OKだとして手掛けることとした。

日曜日の早朝から出かけ、平日午後に帰ってくる。

このスキープランについては、秋ツーリングの際にY氏を誘っていたが、遠方から一人では
来にくいだろうし、ご家族のことがあるので、あらためて考えたら迷惑千万かと思われ声を
かけずに一人で来ることにした。

まあ、前にも書いたことがあるのだがやはり一人でウロウロする方が自分には向いている。

気ままに気ままに、ツーリングもスキーもそうありたくなった。

初日は予報通り「雲一つない」好天。ゲレンデに反射した光が眩しくて仕方ない。

日曜日で駐車場は混雑していたものの、ゲレンデは空いていた。

名木山第三リフトからリーゼンクワッドでうさぎ平まで上がってみる。

痛めた腰は完治していないが、コルセットで押さえていればそこそこに滑れるようだ。

昨年同様に滑っては乗り、乗っては滑り降りる状態。ただ、昨年と違うのはリフトの前後は
高い確率で白人たちだ。家族連れもいれば、カップルの姿も見かける。

不思議なことに白人に下手な人はおらず、それぞれに猛者ぞろい。

連れの女性たちもそこそこのテクニックで楽しそうに滑っていた。

二度ほどゴンドラでうさぎ平まで上がったあと、どうも腰がうずきだした。
痛くてうまく滑れないので、国際ゲレンデで基本反復練習して様子を見ていた。

が、昨年からオリンピックコースを滑っていないことに気づいてしまい、最後に・・・。

どうやらこれがいけなかった。大きめのコブが並ぶ斜面だったので、コブを削りながら慎重に
滑っていたのだが、これがまともに腰にきた。

結局、なんとか黒菱の方に戻ったところで腰が痛くて力が入らなくなった。

なんとか誤魔化しながらもう一度国際ゲレンデを降りかけたものの、このまま何かあったら
下まで戻れない、降りられない・・と考えて名木山までダマシだまし降りて行った。

この時点でもスタートから3.5時間程度、食事も休憩もしないのでそこそこ滑っているの
だが、名木山ゲレンデを二度ほど滑った時点でさすがにどうにもならなくなった。

ここで観念して駐車場に。今年の八方尾根はわずか4時間ほどで終了。

あっという間に終わってしまった。

翌日は予報通り「雨ときどき雪」。朝から温泉に浸かってのんびりしていた。

窓の外は小雨、腰は痛んだままなので、湯治に専念。

お昼は、昨年食べられなかったお蕎麦屋さん「りき」さんへ。

卵とじ蕎麦に七味をたっぷり。心と体が温まる。

温まったまま、その流れで温泉へ。お蕎麦屋さんにあった白馬温泉案内をみて

少し山奥に入った温泉「おびなたの湯」を目指した。

この先は通行止めという限界地点にあるのだが、限界地点にあるので冬期は休業だった。

ここまで来てあらためてGoogleMAPを見てみるとちゃんと臨時休業となっている。

少し戻って「倉下の湯」という温泉に。ここは源泉が空気に触れて少し赤く濁っている。

ゆっくりと浸っている間に何組かの人たちが入っては出て行った。よい湯だった。

昨年は姫川の向うの天神の湯につかっていたが、そこもなかなかよい湯だった。

 

さて、ますます足腰の痛みがひどくなる中、最終日の朝になった。

初日の計画では、二日目の休養を経て、天候のよい諏訪方面のスキー場で午前中に滑走。

そのまま蓼科の温泉に浸かって夕方ころに帰宅するはずだったが、この痛みではそれも無理。

結果、白馬村から信州をぶらぶら観光しながら帰宅することにした。

途中、ホテルでいただいた「信州割」チケットを使いながら。

 

結果的に、青木湖/木崎湖のR148から大町市内に。湖畔の国道では圧雪路やシャーベット
状のところもあったが、オールシーズンタイヤで十分に走れた。

そのまま大町から松本を抜けて塩尻。この道は夏のツーリングで先輩に貸していただいた
バイクが止まってしまったところを通っている。

真夏の直射日光を避けてレッカー車を待った高架下が不思議に懐かしかった。

諏訪まで辿り着いたのはもうお昼前、R20の看板に「諏訪大社春宮」とある。

諏訪大社は、確か以前に奥さんと一緒に尋ねたことがあったが、それはどうやら諏訪大社の
上社本宮と前宮の方で、こちらは諏訪大社下社の春宮と秋宮のことらしい。

こちらはまだ参拝したことがなかったので、ご挨拶に訪れた。

荘厳な雰囲気の中、冷たい空気が凛としていて気持ちの良い風景。

これに酔いしれていたらなんのことはない、石段で一段踏み落としてしまい、腰に激痛が走った。

誰もいない境内で「あうぁっ、痛っ・・・、あーあーあー。」とうなったまま蹲ってしまった。

もう大人しく帰ろう。

青銅の狛犬に叱られた気分で、諏訪大社をあとにして帰路に着いた。

途中、いつもツーリングのときに立ち寄る「ハルピン味噌らーめん雷蔵」
「一本角煮たれ味噌らーめん」を食した。

ここの味噌らーめんはガッツリで食べ応えがあるのでクセになる。

その後、原村を抜けて諏訪南ICから帰路につき、予定通り夕方ころに帰宅。

痛めた腰をさすりながら自室にたどり着いた。

この腰が治れば、もう一度白樺湖あたりに滑りに行こうかとも考えている。

Iさんが「ブランシュたかやま」がよいと言っておられた。

積雪と天気と相談してみよう。

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