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2024初滑り

2024年01月29日 | 父の戯れ

仕事に追われて、今年は1月末になってようやくスキーに出かけられた。

I先輩に勧められていた「ブランシュたかやま」まで足を延ばしてみた。

仕事の関係で平日に予定を入れることが憚られたので週末2日間のスケジュール。

普段なら混雑、渋滞を想定して避けている日程なのだが仕方ない。

天気予報も好天を約束してくれていたので、金曜日帰宅後にいろいろと準備した。

まず、I先輩にいただいた板を自分の靴に合わせて調整。そもそもこの靴も昨シーズン
終了時に手入れしたきりクローゼットにしまいこんだままでいた。

靴が劣化していないことを確認してから、ビンディングのネジを調整していく。

素人調整はよくなくて、本当はどこかでチューニングと調整をお願いしたかったが
なにせ時間がなかった。

実は、年があけてから土曜も日曜も仕事に出るはめになってちょっと苦しんでいた。

どこかで一度ストレスを抜きたいと考えていても、次から次へと難題噴出でどうにも
ならなかった。

そもそも、もう年が年なので度忘れも多く、仕事がすぐに滞ってしまう。

経験値はあるのだが、自分のCPUが旧式なのと、記憶領域が少ないので
どうにもこうにもならないときが多い、アプリもフリース気味だ。

一線で動けていた自分に対してすごく残念に思う自分、まだまだやれるよと嘘ぶく自分
こんなしんどい仕事は望んでなかったよと嘆き始める自分、もう辞めようよと説得を
始める自分。

自分の中に何人もの自分がいて言い合いを始める。たまらなくストレスが溜まる。

12月の所定外勤務は70時間を超え、1月もそんな状況が続いている。

夜明け前に自宅を出て、帰宅は21時より早いことはない。

好天の下、白銀のゲレンデを駆けたら何か吹っ切れるかもしれないと出かけた。

ところが、滑り始めてすぐに一日券購入を後悔し始めた。

体力というか、脚力がないことに気づいた。

以前、八方で突然痛みが襲った腰は大丈夫なのだが、運動不足で細ってしまった脚は
自分の感覚からかけ離れた場所にあった。

あらあらこんなところでも老化は進んでいるのだ。

知力だけでなく、愉しむ力までも落ちてきてしまったのだと感じた。

年をとるということはそういうことなのだ。

リフトで同席した年配の方が声をかけてくれた。

このスキー場は初めてだといったら、いろいろと説明してくれてありがたかった。

うかがうと自分よりはかなり先輩であり、地元ではないものの信州に住んでおられるとのこと。

少しでも身体を動かそうとスキーを続けている・・と。

特に土曜日に来なくてもよいのだが、平日はガラガラすぎて楽しくなく、じろじろ見られる
のも恥ずかしいから、こういう土曜日がいいとのこと。

スキー場も大変だ。

 

さてさて、今シーズンの初滑りなので無理せずに昼過ぎにはあがって食事に出かけた。

以前この方面にツーリングで来た際に2度ほど立ち寄ったラーメン屋さんがある。

濃いスープの味噌ラーメンなのだが、少し癖になる味だ。

こいつをたいらげて、温泉にヒタヒタと浸かって本日は終了としよう。

 

そしてこちらを完食

まだ、胃だけは老化していないようだ。

 

 

 


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