北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

背中で見せるのも難しい

2024-03-28 23:08:53 | Weblog

 

 年度末の挨拶廻りでいろいろと事務所を訪ねて情報交換をしています。

 行く先々には私のブログを読んでいてくださる方もいて、あるところでは「介護の資格を取ったり大型特殊の免許を取ったりしてご立派ですね」と言われることもあります。

 私としては、「若者の盾になって地域に貢献できる老人像を模索しているつもりなんですが」と言うのですが、なかには「思ったことを実践しちゃうんですね」とあきれられたり感心されたりという反応をされる方も。

 言い訳として、「はじめは、老人もこうあるべきじゃないか、と言っているうちに、『小松さんもそういうあるべき姿になれますか』と言われちゃって、(なるほど、『べき論』を語るだけでは言葉がかるいな)と思ったものですから」と言うのですが、ある後輩からは「先輩!ご立派だと思います。だけど、そうやって正論でじりじりとこられるとこちらはぐうの音も出なくなります(笑)」と言われて大笑いしました。

 背中を見せるつもりが、取り方によっては「それが立派だ、良いことだ、と思うのならどうしてしないんだ」ということを陰に陽に言っているようで、圧を感じることもあるのかもしれません。

 物事を伝えようとしても、なかなか伝わらないことがありますが、伝わってもではそれを実践するか、と言う段階にはまた大きな壁があるのです。

 まさに「他人と過去は変えられない、変えられるのは自分と未来」ですねえ。

 そろそろ花粉が飛んできました。

 外回りはちょっと辛い春です。

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