北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

松山は落ち着いた良い町でした

2019-04-30 23:13:55 | Weblog

 

 今日はまず松山城見学。

 駐車場を探すのも一苦労で、さすがは連休真っ最中であります。

 駐車場を探すのに時間を取られ、松山城ではロープウェイに乗るのに25分待ち、さらに松山城天守閣に入場するのに30分ほど待たされるという日本観光事情。

 まあいたし方のないところであります。

 この松山城、よくありがちな鉄筋コンクリートの建物かと思いきやさにあらず、立派な木造のお城でした。

 ただ、関ケ原の戦い直後にやってきた加藤喜明が高台に城を作ろうと事業開始したものの、完成は見ずに茨城へ転封。

 その後を継いだ歴代のお殿様が完成目指して頑張るものの、途中で改修したり、しゃちほこに雷が落ちて火事で抄出したりと、幾多の難儀を背負います。

 なんだかんだで今の形として完成を見たのは、なんとペリーの黒船が来た頃、と言いますから、もう天守閣を使った戦の時代ではなかった、というオチ。

 でも今も文化財として残っている価値は、松山を落ち着きのある歴史都市と評価される重要な要素になっています。

 今や人口は52万人で、四国で一番大きな都市だそうですよ。

 もっと滞在したいと思わせる、良い町でした。

 今日は香川県の高松までやってきています。

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四国をなめてすみません ~ 四国は結構大きい

2019-04-29 23:47:56 | Weblog

 よく北海道の広さを本州の人たちは理解していない、と言われます。

 「旭川空港に降りて、旭山動物園を見て、札幌で昼食をとって、函館に泊まりたい…なんて言うけど、無理だからな!」と言って笑うわけですが、同じように、四国も案外大きいということを実感しました。

 はい!すみません、私四国をなめてました。


 今日は、朝8時すぎに高知市内のホテルを出発して、まずは桂浜へ。

 時間が早かったために駐車場の料金徴収のおじさんもおらず、タダで車を止めることができました。

 坂本龍馬の銅像の写真くらい撮ろうと気軽に浜へ向かいましたが、竜馬の銅像が想像していたよりずっと大きいことにびっくり。

 今は銅像の横に櫓が組まれていて、顔の高さまで近づくことができました。

 我々は早くに着いたので駐車場がガラガラでしたが、帰るころには桂浜へ向かう車が大渋滞。旅は早めが有利です。

      ◆

 続いて龍河洞という鍾乳洞へ。

 昭和の初期に発見された鍾乳洞とのことですが、主要四か国語の文章と音声で説明してくれるアプリがダウンロードできるようになっていて、進んだ受け入れ態勢でした。

 
 次は四万十川へ移動して、佐多の沈下橋を見てからさらに足を延ばして足摺岬へ。

 これが結構遠くて、狭い道を延々と走ります。

 足摺岬も駐車場は満車で結構待たされ、少し離れた公共駐車場に車を止めて岬へ向かいます。

 しかしそのおかげで、帰りがてらに「天狗の鼻」という景観ポイントまで歩く気になり、また違う景色が見られました。

 旅を楽しむコツは、必ずしも思い通りにならないネガティブなことがあっても、「これも旅だ」と笑い飛ばすことですね。

 さて、今日の宿泊場所は愛媛県の松山市なので、そこから移動したのですが、これが思いのほか遠かった。

 頭の中のイメージでは、松山市は宇和島市当たりの位置にあると思っていたのですが、実はもっと遠くにあって、ホテルに着いたのは午後8時過ぎ。

 カーナビがあるのでうまく道の選択もできましたが、途中を飛ばしてしまったのはちょっと残念。

 また次の機会に行きたいところがたくさんです。
 
 四国も案外広い。なめてすみません。

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淡路島から四国へ

2019-04-28 23:45:43 | Weblog

 

 朝一番でレンタカーを借り受けて、高速道路で淡路島へ。

 国づくりを古事記のなかでイザナギとイザナミが力を合わせて国づくりをはじめたときに、鉾から潮が滴ってできた最初の島がオノコロ島。

 その伝承の地の一つが淡路島北端の「絵島」で淡路島歴史の旅はまずここからスタートです。

 次にその国生み神話のイザナギ神社へ参拝。

 古事記・日本書紀には、国生みに始まるすべてのお仕事を果たされたイザナギの大神が、子である天照大御神に国家統治の大業を譲られ、最初に作られた淡路島の多賀の地に「幽宮」を構へて余生を過ごされたと記されています。

 その御住まいの跡に御陵が営まれ、聖地として最古の神社が創始されたのが、當神宮の起源と言われています。


 お次は蝦夷地の大恩人である高田屋嘉兵衛記念館へ。

 こちらで「北海道から来ました」というと、スタッフの女性たちが「そうですか!」ととても喜んでくれました。

 こちらは展示内容も充実していて、大いに満足。北海道の人はこういう施設を訪れて歴史をちゃんと勉強すべきだと思います。

 嘉兵衛は「自分は菜の花のようだ。絞られて全国へめぐって油として世間を照らす」と言ったのだとか。

 司馬遼太郎さんの「菜の花の沖」をもう一度読みたくなりました。

    ◆

 その次は、高速道路で大鳴門橋を渡り、高速道路を降りると戻るようにして鳴門公園へ。

 ここで渦潮を見ようというので、渦潮見物のために大鳴門橋の道路の下に添架された「渦の道」へ。

 冷たい風が強く吹いて寒く、大変なコンディションでしたが、千客万来。 

 今日の渦潮は、小渦が午後13時30分~15時30分とのことで、大きな渦は見られませんでしたが、潮の流れの速さに驚くとともに、これをしっかり観光資源としている様子が素晴らしいですね。

 最後はそこから高速と山間地の九十九折を超えて祖谷渓谷のかずら橋。

 植物のツルだけでよくこれだけの橋を作ったものと感心してしまいます。

 今は横に現代の橋が架かっているし、人だけの橋に意味はないのに観光資源としては残るのでしょう。

 ただ、3年に一度架け替えるためのツルの資源が不足気味で大変だそう。

 人口も減るけれど、その陰でいろいろな資源も不足してきそうです。


 今日は高知市までやってきました。明日から天気が崩れそうだなー。

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神戸の異人館

2019-04-27 23:01:02 | Weblog

 

 今日から10連休の前半は、四国旅行をしてきます。

 まず今日のところは新千歳空港から神戸空港行きの飛行機に乗り、神戸三宮近くのホテルに宿泊。

 ホテルに着いた時点で夜六時で、もう裏山の異人館はどこも閉館でしたが、外からだけでも見ておこうと食事がてらにブラブラ散歩をしながら高台の異人館を観てきました。

 異人館も、建物そのものは文化財としての価値ある建築物ですが、建物の前には背の高いマンション群がどんどん立ち並び、地域の景観としては見る影もないちょっと残念な感じでした。

 どうやら神戸にもレンタサイクル、それも電動のレンタサイクルがあったようなのですが、今回はそれを使えませんでした。

 次回に旅する機会があれば、坂のある町では特に便利そうですね。

 明日は淡路島経由で四国へ渡ります。

   

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なくしちゃだめだろー!

2019-04-26 23:54:57 | Weblog

 

 わが協会で、毎月20日に発行する機関誌があります。

 編集責任者は私で、ある程度締め切りや20日という発行日を意識しながら作業はしているものの、時として遅れることがあります。

 今月はその遅れが特にひどくて、昨日の25日にようやく最終校正を終了、印刷会社は「27日から5月6日までお休みをいただきます」ということなので、「なんとか今日の26日中に発送するためにも、午後3時くらいまでに印刷して持ち込んでくれませんか」というお願いをしていました。

 すると午後1時半くらいに、注文の部数が職場に到着。

「ずいぶん頑張ってくれました、ありがとうございます」とお礼を述べて、発送先の封筒に入れて、さてあとは集荷に来てもらってとりあえず発想を完了しよう、と出入りの輸送業者さんに電話をしてもらったところ、「今からではもう取りに行けません」というにべもない返事が返ってきました。

「発送は無理でもせめて取りに来てくれませんか」と女子職員が粘ってみたところ、「預からせていただいても、発送はできませんし、なくしてもいけませんし…」と言われた、とのこと。

「発送ができないので」まではわかりますが、「なくすといけないので」と言われたことに女子職員は目を丸くして「こんなこと言われましたよ」とおかんむり。

 まあ連休直前ということもあるし、やはり人で不足なのかな、と矛は収めましたが、ちょっとした言い訳も言い方を考えないといけませんね。

 人手が不足する、ということは入ってくる人の質も高くならないので、結果的に仕事の質も落ちてしまいがち。

 他山の石としなくてはいけませんね。

 それにしても、なくしちゃだめだろー!

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「時にはクラシック」 ~ 音楽も素敵だが音楽小ネタも楽しいね

2019-04-25 23:56:55 | Weblog

 

 友人の音楽家である山崎衆さん美嘉さんご夫婦によるミニ音楽会「時にはクラシック」に行ってきました。

 会場は狸小路1丁目のパーティハウス「Fiesta」。

 どこかで聞いたことがあると思ったら、毎年年末に異業種大忘年会が行われる良く知っている会場でした。

 そういえばここでギターカラオケに出演して大スベリしたこともあった思い出深い会場です(笑)。

 奥さまの美嘉さんはピアノですが、お仲間の片寄ますみさんとの連弾も披露して下さり、小さな会場ですが大迫力で聴かせてくれます。

 そこに御主人の衆さんのフルートを加えて、ピアノとフルートでの小作品を次々に演奏してくれました。


 今日はフルートの古典から、日本の古謡「さくらさくら」や童謡などをアレンジした変奏曲なども披露してくれましたが、時あたかも外の街路樹の桜が少し花開いたところで、季節感もマッチして素敵な演奏でした。

 長時間の大作もいいですが、楽曲の合間に、曲にまつわる小ネタや作曲者の面白ネタをMCよろしく紹介してくれると、作品の味わい方も変わります。

 たとえば、「この道は~♪いつか来た道~♪あ~あ~そうだよ~、アカシアの花が咲いてる~♪」と北原白秋が書いた童謡「この道」ですが、「さて、『この道』に歌われた道はどこの道でしょう?」と衆さんが会場に問い掛けます。

 会場が(え~…、どこだろ)とざわついたところで、「実はこの歌の1-2番は札幌の北一条通りだとのことなんですよ」と種明かしをして、会場が「オー」となる。

 なるほど、歌詞を調べてみると、1番は「アカシアの花が咲いてる(今はなくなってしまいましたが)」出し、2番は「あの丘はいつか見た丘 ああ そうだよ ほら 白い時計台だよ」となっています。

 ちなみに3-4番は白秋の母の実家である熊本の風景なのだそうですが、そうとわかると歌の情景がその土地の風景に引き寄せられますね。


 また、「作曲家の山田耕筰さんは、後年頭がお禿になってきたのですが、「その残った髪が見苦しい、かつらでもかぶったらどうか」と言われたのに腹を立て、自身は丸坊主にしたうえで、本名山田耕作の"作"の字の上に竹かんむりをつけた"耕筰"に改名したのだと言われている」というエピソードを紹介してくれました。

 竹かんむりは「竹=ケケ=毛毛」という皮肉だそう。

 そんな笑える小ネタ満載の演奏会。

 無類の釣り好きの衆さんですが、次回は釣りのオフシーズンでしょうか。

 素敵な時間でした。

 

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鈴木新知事が舗装事業協会のオフィスへ表敬訪問に来てくださいました

2019-04-24 23:26:35 | Weblog

 

 先週、道庁から「鈴木新知事が就任された後に、業界団体へ挨拶をすることとしたい。つきましては、会長などのご都合の良い時間帯を教えていただきたい」という連絡がありました。

 わが舗装関係団体でもいくつかの候補を挙げましたが、結局「24のお昼前に伺いたい」ということになり、時間通りに鈴木直道新知事がお見えになりました。

 鈴木直道さんは、選挙前に我々の事務所へ挨拶に来られたことがありましたが、さわやかな感じは以前と全く変わりませんでした。

 なんとか応接室でソファに座っていただいたものの、「すみません、今日は挨拶先が90件あるのだそうで、もう事務方がそわそわしています(笑)」と申し訳なさそうな感じ。

「まあ写真だけでも撮らせてください」と何枚か写真を撮らせてもらいました。

 お茶を出した女性職員たちは、到着する前から「写真撮らせてもらえないかなー」と言っていたのですが、我々の集合写真の終わったところで握手と写真撮影に成功して、とても嬉しそうにしていました。
 
 ほんの短い滞在時間ではありましたが、会長から「知事が進められようとしている『食と観光』も、それらの基盤は良質な道路ですからね」というと、「わかっています。私の名前にも"道"が入っていますから(笑)」と笑顔で応じてくださいました。

 我々も新知事が何かをしてくれることを期待するだけではなく、しっかりと道内の暮らしと経済に貢献してゆくつもりです。

 若いっていいですね。

 会うだけで何か元気が出てきます。

 

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お腰につけたものがない

2019-04-23 23:45:46 | Weblog

 

 この春に元の職場を退職した後輩たちをねぎらう会が開かれました。

 元公務員だった後輩たちは一様に晴れ晴れした顔で、「妻孝行のために旅行をしましたが、腰に防災携帯がないことだけでとても気が楽になりました(笑)」という挨拶に一同爆笑。

 防災携帯とは、事故や災害があったときに呼び出しに用いられる携帯電話で、管理職など枢要な立場に立つ者は、常にこれを身に着けて、いざという時に対応できるようにしています。

 そしてそれは、宴会をしていたり休暇で遊びに行ったりしていても、常に頭の片隅の何パーセントかで非常事態を意識していなくてはならない緊張の要素です。

 現役時代の最後は、心の底から楽しむということが難しかったに違いありません。

 しかしようやくそういう緊張から解き放たれた安堵の気持ちがほとばしると、同じ思いをした先輩たちから暖かい笑いと拍手が起きるのです。

 公共施設を守り続けたご苦労に感謝です。


    ◆


 またそういう後輩たちは、30数年から40年に亘る公務員生活の中で、転勤生活を繰り返し続けてきた人たちでもあります。

 最近は転勤がいやで職場を辞めるという人が増えていると聞きます。

 転勤をなくして安心して家族と暮らせる生活がないような職場はもう若者に選ばれないのかもしれません。

 今や「滅私奉公」という言葉が流行らないことはわかります。

 それでも、地域のため、人のために尽くす仕事がなくなるわけではありませんし、そのときに私の部分をやせがまんしている人たちも少なからずいるのです。

 
 ある後輩は、「退職して単身生活を解消し家にいると、それまで何も要求してこなかった妻から、『ようやくお願いができるわ、あれやって、これやって』と次々に用事を言いつけられるんです」と渋い顔を、それでも嬉しそうに言っておりました。

「案外離れて暮らしていた方が幸せだったんじゃないの(笑)」というヤジも飛びますが、不安な者も多そうです。

 まずは無理をしていた体を養生したり、家庭の中の関係性もケアすることがよさそうです。

 まずはお疲れさまでした。

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与えられた役は楽しく前向きに ~ やらされ感じゃだめなの

2019-04-22 23:32:18 | Weblog

 

 不肖この私、新年度から都市計画学会の北海道支部長に推薦され、現在手続き中。

 大学の先生でもない私が、学会の支部長になってよいのか、という思いもありますが、これもまた役回りと覚悟を決めて臨みます。

 そこで、そもそも今年の運営をどのように進めるか、ということのために、今日は幹事会準備会を開催して意見交換を行いました。

 今年は幹事に論客を招き入れて、意見を闊達に述べて論壇風発、オープンな意見交換の場を作りたいという期待を持っています。

 案の定、私の提案にガンガン突っ込みがあって、面白い時間になりました。

 その議論。

 今年の運営方針テーマとして、「『人口減少化のまちづくり』をテーマにしてはどうでしょう」という提案をしましたが、「人口が減るときの対策として"まちづくり"でいいのか。言葉遊びかもしれないが、街を作ることができるのだろうか」、「"まち育て"というキーワードでコミュニティに飛び込んでいる人もいる」、「人口減少下ということがすでにネガティブではないか。人口減少の先を考えるか、ということではないか」とまあ議論百出。

 幹事会がこんなに盛り上がっているのは初めて見ました。

 そもそも、一人ひとりがそれだけ言いたいことを持っているメンバーばかりなので、少しだけ刺激を与えると、情報や意見が次々に出てきて面白い時間になること疑いなし。

 いやあ、楽しい時間でした。

    ◆


 人間、長く生きているといろいろな会合で役をいただくことがありますが、そんなときに"やらされ感"でやるのではなく、そこにどう貢献してなにを恩恵としてもらうか、ということをもっと考える方が良いと思います。

 幹事会が義務感ばかりの仕方がない会合に成り下がるのではなく、集まって語り合うと面白い集いだよ、ということになれば、他の約束の日を変えてでも出たい会合になるのではないでしょうか。

 今日は幹事会の後に、近くの居酒屋でさらに議論を深めて、面白い話に満ちた時間になりました。

 大人が集まるってことは、自分の持っている知識や情報は惜しみなく差し出すこと。その恩恵として、別な人の話を楽しく聞けるというものです。

 さて、楽しい時間を過ごしましょう。

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「気持ち」上げて

2019-04-21 23:54:53 | Weblog

 

 朝から車のタイヤ交換です。

 ついでにオイル交換をしようと、近くのジェームスに電話をしたら、「ピット作業ですが、最短で火曜日のお昼になります」と言われて断念。

 北海道はそろそろタイヤ交換の季節です。

 タイヤをジャッキで上げていて、タイヤをはずすときの高さと、新しいタイヤをはめるときの高さが微妙に違うのがいつも不思議です。

 ちょうどよく外れても、はめるときにはもうほんのちょっと車体を持ち上げないとタイヤが入らないのです。

 そういえば、学生の頃アルバイトで天井張りの下地作りをやっていたときに、最後にボルトをほんの少しだけ回して高さの細かい修正をする工程がありました。

 そのときに私が付いていた職人さんが、「うーん、気持ち上げて」とか「気持ち下げて」という言い方をしました。

 「気持ち」とは、「何ミリ」とは指示できないんだけど「ほんの少しだけ」という意味で、使われる言葉です。

 最初はその感覚がわからなかったのですが、何度もやっているうちにコツもつかめて、指示通り「気持ち」上げたり下げたりができるようになったものです。

 今日もタイヤ交換をしながら、(気持ち上げておかなきゃダメか…)と思って、ちょっと懐かしくなりました。

 料理でも、「塩少々」と言われた時の「少々」は、気持ちに通じるものがありますね。


    ◆


 夜の食事に、家の二階のテラスでジンギスカンをしました。

 例の「蒼き狼」の久しぶりの登場で、市原商店の厚真ジンギスカンを味わいました。

 まだちょっと寒いですがアウトドア感覚で楽しめます。

 春到来が待ち遠しいですが、そろそろシラカバ花粉も飛び始めたようで、こればかりは嫌ですね。

 そろそろフライを巻き始めようっと。

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