恋、ときどき晴れ

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

話数が多くなった小説は順次、インデックスにまとめてます。

ワクワクホワイトデー~その2

2015-03-11 07:44:11 | 吉祥寺恋色デイズ 茶倉譲二

ホワイトデーも近づいて来たことですし、先月upした『ドキドキバレンタイン』の続編を書いてみました。


バレンタインの告白で付き合い始めた設定なので、本家の吉恋の2人とは少し違った展開になっております。(;^_^A

 

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ワクワクホワイトデー~その2

〈春樹〉
放課後のクロフネの店内。いつものごとく、いつものメンバーが集まっている。


春樹「ジョージさん、俺コーヒー」

一護「とりあえず俺も」

理人「僕はカフェオレとサンドイッチ」

春樹「あ、俺もサンドイッチ貰おうかな…」

剛史「コーヒー…とハニートースト」

一護「お前、よくそんな甘いもんが食えるな?」

剛史「マスターのハニートーストは美味い」

譲二「ハニートーストはメニューにはないけどね。で、リュウは?」

竜蔵「いつものスペシャルランチとコーヒー」

譲二「それもメニューにない」


ジョージさんは苦笑いした。


譲二「あ、そうだ。百花ちゃん、すまないけどお使い行って来てくれる?」


百花「なんですか?」

譲二「この手紙をポストに入れて来てね。それから…」


二人のやり取りをソファーのところから眺めながら、りっちゃんがポツリと言った。


理人「この頃、あの二人怪しくない?」

竜蔵「怪しいって、なにがだ?」

理人「しーっ、リュウ兄、声がでかいよ」

一護「そういえば、この頃マスターはやたらと上機嫌だな」

剛史「最近、やたらと鼻唄を歌ってる」

春樹「そういえばそうだね。それに佐々木も…」

一護「やたらと楽しそうだよな」

竜蔵「どういうことだ?」

理人「つまり、付き合ってるんじゃない?百花ちゃんとマスター」

竜蔵「なんだって⁈」

春樹「しーっ!リュウ兄、声でかすぎ…」

一護「やっぱ、そうだよな…。チッ、マスターのヤツ」

譲二「俺がどうしたって?」


みんなの飲み物を持ったジョージさんが現れた。


譲二「先に飲み物を置いとくよ。後はちょっと待っててね」


そう言うとジョージさんは鼻歌交じりで厨房に入った。

やっぱりジョージさんは機嫌がいい。

りっちゃんが言うように、佐々木とジョージさんは付き合いだしたんだろうか?

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その3へつづく





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