譲二さんと毎日うふふ 妄想小説と乙女ゲーム

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

話数が多くなった小説は順次、インデックスにまとめてます。

小説を検索しやすくするためインデックスを作りました

インデックス 茶倉譲二ルート…茶倉譲二の小説の検索用インデックス。

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一人で無理しないで~その11

2016-05-28 07:49:05 | 譲二の~勝手に3年後編(吉祥寺恋色デイズ)

前にも書いたけど、吉恋本家の譲二ルートの3年後編には色々と不満がある。

久しぶりに吉祥寺に帰ってきた譲二さんとのラブラブな話のはずなのに、新キャラの紹介に使われてたり、色々とモヤモヤするものがあって、私の思う『勝手に3年後編』を書いちゃいました。


『譲二の勝手に3年後編』の始めの部分は本家の『譲二3年後編』とほぼ同じです。

そして、時々本家のエピソードに重なるものも入れながら、少しずつ離れていき、玉の緒ワールドの譲二さんの話になってます。

航くんは出てきませんが、本家の『譲二3年後編』では出てこなかった、懐かしいあの人とかあの人とか出てきます。


だから、ネタバレも少々あるものの、譲二ルートの3年後編とはまた別のお話と思って下さい。





☆☆☆☆☆


一人で無理しないで~その11

〈百花〉
月曜日の夕方、みんなが次々と集まってくれた。


譲二「みんな、ありがとう」

竜蔵「ジョージ、もう大丈夫なのか?」

譲二「ああ、百花ちゃんのお陰でしっかり休めたからね」

一護「だけど、まだ茶堂院グループの仕事もあるんだろ?」

譲二「そうなんだ。だから助っ人を頼むことにした」

理人「助っ人?」

譲二「うん。紹介するよ」


そういえば、私が帰って来た時に厨房で話し声がしてたっけ…。


譲二「もう、出て来てもいいよ!」


譲二さんが声をかけた。


???「みんな、久しぶり」

みんな「!!!」

一護「あ、兄貴!!」


ニコニコしながら厨房から出て来たのは、一護くんのお兄さんの桃護さんだった。


一護「一体どういうことだよ! さっき、うちに帰った時にはオヤジもオフクロも何も言ってなかったぞ!」

桃護「うん、家にはまだ帰ってないからね」

譲二「前に帰って来てた時に桃護さんとはメアドの交換をしててね。日本に帰って来てるっていうから相談したんだよ」

桃護「クロフネを再開したのに、なかなかまともに営業できないって聞いたから、それなら俺がお手伝いしますって申し出たんだ」

譲二「吉祥寺でしばらくいるってことだから、甘えることにしたんだ」

一護「オヤジには話したのか?」

譲二「初美さんを通して、俺から頼んだよ。倫護さんも心よく了承してくれた」

一護「ちぇっ、俺だけ蚊帳のそとかよ」

譲二「内緒にするつもりじゃなかったんだけど、桃護さんに倫護さんが了承するまでは黙ってて欲しいって言われててね」

桃護「マスターの店を手伝うにしても、オヤジの家に住まわせてもらうことになるから、筋だけは通しとかないとね」

一護「気に食わねぇ…。けど…、兄貴ならクロフネを任せても大丈夫だな」


後は桃護さんのみやげ話に花が咲いた。

一護くんは面白くないのか、ちょっと不貞腐れていたけど。


『一人で無理しないで』おわり

 

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一人で無理しないで~その10

2016-05-27 07:42:59 | 譲二の~勝手に3年後編(吉祥寺恋色デイズ)

前にも書いたけど、吉恋本家の譲二ルートの3年後編には色々と不満がある。

久しぶりに吉祥寺に帰ってきた譲二さんとのラブラブな話のはずなのに、新キャラの紹介に使われてたり、色々とモヤモヤするものがあって、私の思う『勝手に3年後編』を書いちゃいました。


『譲二の勝手に3年後編』の始めの部分は本家の『譲二3年後編』とほぼ同じです。

そして、時々本家のエピソードに重なるものも入れながら、少しずつ離れていき、玉の緒ワールドの譲二さんの話になってます。

航くんは出てきませんが、本家の『譲二3年後編』では出てこなかった、懐かしいあの人とかあの人とか出てきます。


だから、ネタバレも少々あるものの、譲二ルートの3年後編とはまた別のお話と思って下さい。





☆☆☆☆☆


一人で無理しないで~その10

〈百花〉


譲二さんがみんなにコーヒーでも淹れてあげてというので、1階に降りた。

私がカップを配っていると、リュウ兄がみんなに呼びかけた。


竜蔵「日ごろから世話になってるジョージのために俺たちがひと肌脱ぐぞ」

一護「だけど、ひと肌脱ぐって何するんだよ?」

竜蔵「クロフネの店の手伝いを毎日俺たちが日替わりでする」

春樹「え?俺たちで?」

竜蔵「そうだ。ちょうど5人いるから、月曜から金曜までカバーできる」

理人「ちょっと!リュウ兄!僕たち講義があるんだけど」

一護「俺は店がある」

竜蔵「一護の店は水曜日が休みだったろ?他のやつも1日くらいならなんとかなるだろ?」

剛史「無茶苦茶だな…」

春樹「だけど、土日はどうするの? クロフネが一番忙しい曜日だよ?」

竜蔵「土日は百花もいるし、俺たちで手の空いた者が手伝うことにする」

百花「みんなありがとう。でも、そこまでしてもらうのは悪いから、気持ちだけで…」

一護「だけど、マスターは過労だって言われてるんだろ?」

百花「うん…」

春樹「佐々木だって大学があるんだし、無理したら今度は佐々木が倒れちゃうよ」

理人「僕は金曜日ならなんとか都合がつくよ」

剛史「俺は火曜日なら大丈夫だ」

春樹「俺は木曜日が都合がいいけど…、リュウ兄は月曜日になるけど、大丈夫なの?」

竜蔵「おう、俺が言い出しっぺだからな、何とかする」

一護「俺が水曜日なのは決まりなのかよ?」

剛史「お前の休みは水曜日しかないんだろ?」

一護「ちっ、今週は休み無しかよ…」

百花「みんなありがとう」

春樹「だけどリュウ兄、一護はともかく、後の奴らは料理とかは作れないよ」

竜蔵「まあ、ジョージに教えてもらえばなんとかなるだろ」

理人「それじゃあ、返ってマスターを疲れさせちゃうよ…」


そこへ譲二さんが二階から降りてきた。


竜蔵「ジョージ、起きても大丈夫なのか?」

譲二「もう大丈夫だよ。……それに、みんな心配してくれて、本当にありがとう。」

春樹「聞こえてたの?」

譲二「うん、途中からね。トイレに行ったら、みんなの話が聞こえてきたから…」

竜蔵「ジョージ、俺たちがクロフネを手伝うから安心して休め」

譲二「ありがとう。だけど、もう大丈夫だから。それにみんなに迷惑かけなくても、ちょっと考えてることがあるんだ」

剛史「考えてることって?」

譲二「ちゃんと決まったら…。そうだなぁ、明日になれば話せると思うよ」


譲二さんが考えてることってなんだろう?

 

 

その11につづく

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一人で無理しないで~その9

2016-05-26 08:15:44 | 譲二の~勝手に3年後編(吉祥寺恋色デイズ)

前にも書いたけど、吉恋本家の譲二ルートの3年後編には色々と不満がある。

久しぶりに吉祥寺に帰ってきた譲二さんとのラブラブな話のはずなのに、新キャラの紹介に使われてたり、色々とモヤモヤするものがあって、私の思う『勝手に3年後編』を書いちゃいました。


『譲二の勝手に3年後編』の始めの部分は本家の『譲二3年後編』とほぼ同じです。

そして、時々本家のエピソードに重なるものも入れながら、少しずつ離れていき、玉の緒ワールドの譲二さんの話になってます。

航くんは出てきませんが、本家の『譲二3年後編』では出てこなかった、懐かしいあの人とかあの人とか出てきます。


だから、ネタバレも少々あるものの、譲二ルートの3年後編とはまた別のお話と思って下さい。





☆☆☆☆☆


一人で無理しないで~その9

〈譲二〉
三日目、昨日と同じように百花ちゃんと部屋で過ごしていると、階下から大勢がドヤドヤと上がってくる音がした。


竜蔵「ジョージ、大丈夫か?」

理人「マスターが倒れたって言うからびっくりしたよ」

剛史「マスターの料理が食えないと困る」

譲二「ごめん、タケ。元気になったらまた食べに来てくれ」

春樹「過労だって聞いたけど?」

百花「実家の仕事もやりながら、お店も開いてたからね」

譲二「自分では大丈夫なつもりだったけど、身体はオーバーヒートしちまったみたいだ」

一護「マスター、実はもう年なんじゃねーの?」

譲二「ハハ、いやぁ~年かな…って、洒落にならないな。30歳過ぎちゃったからね…」

竜蔵「ジョージ、男は30歳からが花だって言うぞ。頑張れよ!」

譲二「ありがとう、リュウ」


春樹「でもジョージさん思ってたより元気そうだね」


譲二「いい看護師さんがついてくれてるからね」


百花ちゃんを見つめると、彼女は恥ずかしそうにうつむく。


理人「マスター、2人の世界に入らないでよ」

一護「ムカつく」

理人「心配して損しちゃった」


春樹「そうだ。お見舞いに花籠をつくってきたよ。どこに置けばいい?」

百花「ありがとう、ハルくん。この棚の上に置いてもらっていい?」


一護も手に持った包を俺に見せる。


一護「マスター、病人でも食べれそうなものを作ってきたぞ」

竜蔵「野菜は俺が提供した」

百花「うわ、ありがとう。一護くん。リュウ兄も」

譲二「みんな、心配してくれてありがとう」



何だかんだ言いながらも、心配してくれるみんなの気持ちが嬉しい。

 

その10につづく

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一人で無理しないで~その8

2016-05-25 08:01:18 | 譲二の~勝手に3年後編(吉祥寺恋色デイズ)

前にも書いたけど、吉恋本家の譲二ルートの3年後編には色々と不満がある。

久しぶりに吉祥寺に帰ってきた譲二さんとのラブラブな話のはずなのに、新キャラの紹介に使われてたり、色々とモヤモヤするものがあって、私の思う『勝手に3年後編』を書いちゃいました。


『譲二の勝手に3年後編』の始めの部分は本家の『譲二3年後編』とほぼ同じです。

そして、時々本家のエピソードに重なるものも入れながら、少しずつ離れていき、玉の緒ワールドの譲二さんの話になってます。

航くんは出てきませんが、本家の『譲二3年後編』では出てこなかった、懐かしいあの人とかあの人とか出てきます。


だから、ネタバレも少々あるものの、譲二ルートの3年後編とはまた別のお話と思って下さい。





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一人で無理しないで~その8

〈譲二〉

『あと三日の間は安静に』という医者の指示通り、翌日からの三日間もクロフネを閉め、実家の仕事も休みにした。

翌日は身体もまだだるく、大人しくベッドで過ごした。

昼に百花ちゃんの作ってくれた弁当を食べていると、百花ちゃんから電話が入った。


百花『譲二さん、ちゃんと休んでます?』


最初の一声を聞いて、苦笑いした。

俺って、全く信用されてないんだな~。


譲二「ああ、ちゃんと休んでるよ。それに今、百花ちゃんが作ってくれた弁当を食べてる」

百花『消化のいいものばかりにしてみたんですけど…、食べれてます?』

譲二「うん。どれも美味しいから、朝よりは元気になったよ」

百花『でも、無理はしないでくださいね』

譲二「うん。わかってる」






次の日は丁度土曜日だったから、百花ちゃんが何かと世話を焼いてくれた。


「課題は大丈夫なの?」という俺に「ここでしてもいいですか?」という。

いつもだったら心を鬼にして、「自分の部屋でしなさい」と言うところなんだけど、今日は側にいてもらうことにした。


百花ちゃんの『もっと私に頼ってください。もっともっと譲二さんの側に付いていていてあげたかった…。』という言葉がひどく堪えていたからだ。

それに今は百花ちゃんにちょっと甘えていたい。


百花ちゃんが俺の机で課題をしている間、俺はベッドでうとうとしていた。

課題が終わった後は、俺のために歴史小説を朗読してくれた。



譲二「そろそろ疲れたんじゃない? 無理しなくてもいいよ?」

百花「今朝から何もしゃべらないで課題ばかりしてましたから、大丈夫ですよ。」

譲二「でも喉が渇いたでしょ? 下で何か飲んでおいで?」

百花「もしかして、譲二さんも喉が渇きました? 何か飲みたいものがありますか?」

譲二「そうだな…本当はコーヒーが飲みたいところだけど……カフェインは取らないほうが良さそうだから、ラム入りココアでも作ってきてもらおうかな」

百花「わかりました。二人分作って来ますから一緒に飲みましょう?」

譲二「うん。楽しみに待ってる」


こんなふうにゆっくり過ごせるのは、実家の手伝いをするようになってから初めてのことだな。


今までずっと焦って、心の余裕を無くしてしまっていた。

茶堂院の仕事は徐々に手放してクロフネ一本にするつもりだったから、少々の無理ぐらい大丈夫と思ってきた。

だけど、引き継ぎをしながら次の仕事にもタッチしてしまっているし…もう少し長引きそうだ。

なんとか無理しないで済む対策を考えないといけないな。

 

その9につづく

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一人で無理しないで~その7

2016-05-24 08:03:00 | 譲二の~勝手に3年後編(吉祥寺恋色デイズ)

前にも書いたけど、吉恋本家の譲二ルートの3年後編には色々と不満がある。

久しぶりに吉祥寺に帰ってきた譲二さんとのラブラブな話のはずなのに、新キャラの紹介に使われてたり、色々とモヤモヤするものがあって、私の思う『勝手に3年後編』を書いちゃいました。


『譲二の勝手に3年後編』の始めの部分は本家の『譲二3年後編』とほぼ同じです。

そして、時々本家のエピソードに重なるものも入れながら、少しずつ離れていき、玉の緒ワールドの譲二さんの話になってます。

航くんは出てきませんが、本家の『譲二3年後編』では出てこなかった、懐かしいあの人とかあの人とか出てきます。


だから、ネタバレも少々あるものの、譲二ルートの3年後編とはまた別のお話と思って下さい。





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一人で無理しないで~その7

〈譲二〉


百花「ずっと前にも言ったけど、もっと私に頼ってください」

百花「譲二さんからみたらまだまだ子供かもしれないけど、私、譲二さんの力になりたいんです」

百花「今日だって、紅一さんに連絡するだけじゃなくて、もっともっと譲二さんの側に付いていていてあげたかった…」

百花「ただ抱きしめられるしか役に立てないなんて…」



そこまで言うと、百花ちゃんの瞳から涙が溢れて来た。


譲二「百花ちゃん、泣かないで…」


ベッドから身体を起こすと百花ちゃんを抱きしめた。


(ごめんね。こんなに泣かせてしまって…)


百花ちゃんを心配させないように、百花ちゃんの負担にならないように。

そう必死で頑張ってきたことが、返って彼女を辛くさせてきたんだ。

そして…百花ちゃんは俺が思ってたよりずっと大人になってた。

だから、きっと…もっと彼女を頼ってもいいんだよね?

俺にはとても難しいことだけど…。


彼女の頭を優しく撫でる。


譲二「ありがとう。俺のことを思ってくれる百花ちゃんの気持ちはとても嬉しいよ」

譲二「百花ちゃんは俺が思っているよりずっと大人の女性なんだね…」

百花「…」

譲二「俺は付き合い出してから、ずっと百花ちゃんを守らなきゃって思ってて、いつも守ってるつもりだったけど…」

譲二「本当は俺の方が百花ちゃんに守ってもらってるんだと思う。特に今日みたいなことがあるとよく分かるよ」

譲二「3年前にも同じこと思ったはずなのに…俺はだめだな…」

百花「譲二さんはだめじゃないです」

譲二「…ありがとう」

百花「でも、一人で無理しないでください」

譲二「うん…」

百花「そして、もっと身体を労ってください。お店だって私に手伝わせてください」

譲二「うん、分かった…だからもう泣かないで」


涙が流れる頬に優しくキスした。

唇でその涙を吸い取る。

口の中にしょっぱい味が広がった。


その8へつづく

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