かけがわ茶エンナーレプレイベント

昨日の当地の新聞折り込みに、かけがわ茶エンナーレプレイベントの催し紹介が入っていました。


十年前、やってた「チャ茶」をもう一度、１７日間だけ再開します。
　　　

場所は、前のところとは違いますが・・前のところは、別の建物が立っています。時代の流れを感じますね・・

まあ、とにかく、やるんです！　　
さっそく京都のマツミヤさんが、私、行く～と言ってくれました。はて、さて、どうなりますか・・・

一昨日も、物好きな方々４名ほど集まって打ち合わせ会を開きました。

・・・

大胆な物言い

昨日は、茶文化資料館、無駄を楽しむ日・・・
１０時半、開館したけど誰も来ません。で・・・これ幸い読書。
松下文庫には、ホント、いろんな本があります。
　　　　　　
柳宗悦『茶の改革』１９５８年刊。７２歳でなくなる３年前のことです。
封建制度を残す代表的なものが二つある。東西本願寺の真宗と裏表千家の茶の湯である・・として、現在の茶の湯批判がこれでもか、というほどに。さらに、現代の利休と称されたことに対して、利休などと対比されるのは迷惑千万とばかりに、利休をけちょんけちょんに・・当然、茶の湯側からは猛反発・・掲載された本が買い集められ焼き捨てられたとか・・・

昔の文化人は豪胆で骨がありましたね。

　　　　　　
これ、面白い。上段の人たちには一服まいらす・・・下段の人たちには、ただ「ナ」と書いてあります。これは、「一服まいらすな」ということ。

柳さんも、「民藝」への入れ込みがありすぎるんですね。
でも、今はこんな人はいない・・・

帰り際に、水野さんが珍しいお茶を持参。
　　　　　　
希少品種「いなぐち」・・・いい口直しになりました。


またまた、有益な一日でした。



・・・

おちゃらかのお茶

甲子園大会が終わると急に秋らしくなります。今日は、茶文化資料館で呈茶の日。
加藤さんが、ステファンダントンさんのお店「おちゃらか」のお茶を十種ほど・・・
　　　　　　

かの有名な「おちゃらか」・・こんなにたくさん試飲するのは初めて・・興味津々。


よくまあ、こんな組み合わせを考えるなあ・・といったハーブティーやらなにやらかにやら・・
でも、さすがにそれなりに吟味してあるので、面白い。

ちょうど、二日前、御高説を拝聴したばかりなので、よけい興味をそそられました・・
　　　　　　

今の時代、最先端のトレンドを伺いたいものです。
益々のご発展をお祈りします。


・・・

世界緑茶コンテスト

昨日、茶の都ミュージアムで１３回目の世界緑茶コンテストが開かれました。
　　　　　　
色とりどりのいろんなお茶が出品されています。誰でも見ることができます。
でも、見学自由ってことを知らないらしく、あまり見に来る人はないみたい。もったいない・・

　　　　　　
パッケージもひっくるめて商品としてのお茶を審査するコンテストなので、大変面白い。他にはありませんね。こんなの・・・

　　　　　　
いろんなことを考えるもんだな・・と感心します。お茶を「ちまき」風にくるんであります。

　　　　　　
韓国の出品茶はパッケージが洗練されたデザインが多い。どうして、日本ではこうならないのでしょうか・・・

それぞれの国の文化が出ていて面白かったですね。

今年の出品点数は１００以上とか・・・見でがあります。
来年も楽しみ。


・・・

釜炒り茶

昨日は資料館で「無駄を楽しむ」日・・・

午前中、誰も来ないので、８月３１日、松下先生の茶文化講座の折、飲むお茶をあれこれ・・

第一回目は、釜炒り茶と、蒸し製玉緑茶。

辺りにあるのは殆ど釜炒り茶・・釜炒りらしい釜炒り茶といっても・・・
　　　　　　
高知の国友さんとこの「りぐり山茶」・・「りぐり」って、土佐弁で「こだわる」って意味らしい。
　　　　　　
韓国・宝城の釜炒り茶・・
　　　　　　
韓国・河東の釜炒り茶。本場ものらしく、手作りのいいお茶です。日本人がイメージする釜炒り茶の典型は韓国の釜炒り茶ですね。

　　　　　　
これは、湖北省のお茶・・勿論、釜炒り。

　　　　　　
広東省・ウートン山の単叢茶。勿論、釜炒り。


日本人が考えている釜炒り茶って、どんなんでしょうかね・・・


結局、当日は、国友さんとこのお茶と、中国・少数民族が作っているプリミティブな釜炒り茶を・・・
考えているところです。


・・・

１００年前の紅茶を飲む

松下コレクションには、とにかくいろんなものがあります。その一つがお茶・・・
古いお茶です。そんなものは飲めないから捨ててしまえ・・という人と、それは貴重だ・・という人と二種類に分かれます。

以前、あるところに大変古いお茶が保管されていました。でも、管理者が前者だったので、パァ・・

松下コレクションのお茶も将来どうなるかわかりません。じゃ、あるうちに飲んでみようと思ったのです。

で・・今日は、愛知県は津島・立田村で明治時代に作られたという紅茶！　　真偽のほどはわかりません。

　　　　　　
　　　　　　入れ物は、いかにもそれらしい・・
　　　　　　
　　　　　　お茶は、それこそ古色蒼然！　でも、紅茶の面影も。
　　　　　　
一煎目（予想した匂いですが、味は淡白でかすかな甘み）を捨てて、二煎目（むらし２分）・・香味はまるっきりプアール茶。やはりそうなるんですね。でも、水色は紅茶らしい。　　
　　　　　　
これは、四煎目・・プアール茶に無い渋みを感じるので、やはり紅茶なのかも・・・

結局、正体不明のお茶でしたが、貴重な体験でした。

これから、あれこれ試します。お腹に自信のある方は、ご参加ください。



・・・

「紅茶」の起源

１１月２４日に尾張旭市で開かれる紅茶フェスティバルで、滝口明子先生に「black tea」の起源についてお話していただくようです。興味津々！

で・・「紅茶」という字についてはどうなんだろうと思って、先日から勉強しています。
袋井茶文化資料館には、お茶の本が何でもそろっているのです。すごいですよ・・・

　　　　　　

まずは、紅茶の本を・・これまであまり紅茶の本は読んだことがなかったのです。
少し驚きました。お茶のことを全てにわたって正確に書くのはほとんど不可能なんですね。

「通説」って、こんなとこから出てくるのかもしれませんね。具体例を挙げるのは控えますけど、関心のある方は、暑気払いを兼ねてお読みになってみたら・・・

「紅茶」という言葉は、日本人が作った・・と書いた本もあったので、本場中国ではと思って・・、
興味深い本がありました。さすが、松下コレクションですね。
　　　　　　
とくに、中国茶学界の碩学・庄晩芳先生の『中国茶史散論』、それに、呉覚農先生の『茶経述評』。

わかる漢字だけ拾って読むので、怪しいのですが、興味深いことが書かれています。武夷岩茶や烏龍茶の起源・・さすがに偉い先生はえらい！　black tea　の語源考もありました！


悪い目が余計悪くなった夏の一日でした。


・・・
　　　　　　

韓国のお茶いろいろ

茶文化資料館、今日は市役所の農政課の方お一人だけ・・・
午前中は、１人で韓国のお茶をいろいろ飲みました・・・。


　　　　　　
これは、済州島のお茶。左は、蒸しグリ・・右は、釜炒り茶
やはり釜炒り茶がいいですね。

　　　　　　
これは、全羅南道光陽農協の釜炒り茶・・いい出来です。

　　　　　　
　　　　　　
これは、黄茶・・・といっても韓国では紅茶のこと。
先日、長田さんに聞いたら、いまでも黄茶と言ってるそうで‥逆に「黄茶」の方が市民権を得てるそうな・・
作り方は、紅茶。


小さな芽を使って大変丁寧に作ってあります。お値段もお高くって、７０g　８，０００円（日本円）

　　　　　　
　　　　　　

これも、紅茶。河東産。　上の物よりはお安いけど、高い！

味、香りともいいですね、水色も・・・出来のいい和紅茶のイメージ・・

一緒に飲む人がいなくって残念！！


・・・

袋井の花火

　　　　　　
昨夜は、袋井の花火大会。２５０００發！　県内一の規模です。私の家からはこんな具合に見えます。

面白いおカネの使い方ですね。戦闘機一機が何億とか・・・花火と比べるとどうなんでしょう。
ヨーグルト１２８円のときに、５個も買いだめしたり・・・アイスは四割引きの時だけ・・

別に何がよくって、何が悪いというのではありません。
それぞれに面白ければいいのです・・・人生何を楽しみにするか人それぞれ。

平均寿命からするとあと５年・・・


人の一生なんて花火と一緒・・・また悟りました。
暑い夏の夜でした。


・・・

韓国のお茶

火曜日、暑いのでお二人だけ・・・
手じかな紅茶をあれこれ飲みました。アッサム、ネパール、雲南、日本・・・
　　　　　　
左は、相馬さんの「べにふうき」紅茶・・相馬さんの紅茶はよくできています。残り物は、うちのモーニングティー
右は、ネパール・ジュンチャバリの紅茶。
　　　　　　
雲南紅茶・・・以前のような独特のにおいはなくなりました。いいですね・・・

明日は、韓国のお茶をあれこれ飲んでみることにします。
　　　　　　
釜炒り、蒸しグリ、紅茶（黄茶）・・・



・・・