一碗

みんなで楽しく、
何でもありのお茶人生・・

夏休み終わりました

2018-07-31 11:37:45 | 日記
      

9日間の夏休みが終わりました。柳田国男の「明治大正史世相編」上下を読みました。

暑いさなかなのに、読み始めるとすぐに眠くなります。遅々として進みませんが、何とか読了。

面白かった。

この本を書いたのが、昭和5年。ということは、明治大正時代は、まだみんなが過ごした時代で、よく知ってるということです。

おまけに、政治経済なんて言うのではなく、身近な世相史・・当たり前すぎて、当時は、関心が薄かったのでは

私には、ずいぶん思い当たることがありましたが、昭和30年代?以降の人たちにはおそらく異国の話では・・。


考えてみると、戦後から昭和の終わりまで、誰でも知ってる時代だと思ってたけど、案外知らない人が多くなってるのでは・・

この時代の世相史なんて、記録してるのでしょうか。もう、みんな記憶のかなたでは・・・平成生まれも30歳。

例えば、私が子供のころ、学校の先生はしょっちゅう生徒を殴ってました。

特定の先生ではなく、ほとんどみんな・・

いたずらをした生徒を廊下に並べます。「足を開け! 歯を食いしばれ!」 パンパンパンと、往復びんた。

多くの先生は軍隊帰り。殴っていたのか殴られていたのか、とにかく殴ることには年季が入っています。


固い出席簿でぶん殴る。胸ぐらをつかんで腰ぐるまで投げ飛ばす。先生は強かった!


世間がうるさくなって、先生が弱くなって、校内暴力がはびこって、金八先生が現れて・・・


そして、いまは・・・


表に出にくいホントの世相史が必要ですね。私たちが生きてる間に・・・。

      

明日から8月。

また、頑張らなくっちゃ・・・・


・・・
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三度の飯より

2018-07-29 19:22:47 | 日記
柳田国男も「日本人らしさ」を探していたようですね。

結局、わからなかったようですけど・・・国柄よりも時代の影響の方が大きいらしくって・・

面白い話があります。けんかです。

いつ頃までかわからないけど、「けんか」は一種の社交術だったようです。

相手を知る最も手っ取り早い方法として・・
そういえば、西部劇にもよく出てきます。

酒場で敵味方入り乱れて大乱闘・・そして仲直り。

かつては、日本でもこんな喧嘩だったようです。

で、「三度の飯より喧嘩が好き」とか「人の喧嘩を買ってでもする」ということになるようです。

これらは必ず仲裁人を見込んでのこと・・これが昔の喧嘩だったのです。

それが、自己顕示とか、損得が絡むとかして変わってきたようです。

子供のころ、お祭りやお盆など人が集まるときには、よくケンカがありました。一種の自己顕示。

高倉健も言っていました。お祭りの後には、たいてい死体が転がっていたとか・・

半世紀くらい前には、大人同士の喧嘩は日常茶飯事。
うちの職場でも、取っ組み合いのけんかをやってましたから。皆さん元気だった!!

それが、いまでは・・・

大人同士がけんかすると事件になります。


職場で、手を挙げるとパワハラで、へたをするとクビになります。


喧嘩も時代と共に変化するようですね。

日本は紳士の国、文明国になったってことでしょうか。


でも、なんとなくよそよそしくなったような・・・


・・・










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台風通過

2018-07-29 10:59:58 | 日記
      
      台風12号が接近中
      
      近くを通過中。気圧が987ミリバールまで下がりました。
      大変な風で、家が揺れます。これまでになく長時間・・・
      
      今朝、やっと雨が上がります。確かにこれまでと違う台風でした。
      これから、このような経験しない気象がたびたび起こるのでしょうね。
      「地球温暖化」がよく言われましたが、ピンときませんでした。
 
でも、こういうことなんですね。今からでも間に合うなら、何か行動を・・・ 


・・・     
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国伝研中止

2018-07-27 08:45:21 | 日記
国際伝統藝術研究会といういかめしい名前の会があります。「芸」ではなく「藝」と書きます。

明日(土曜日)、東京で研究会が開かれるので出かける予定でした。でも・・・台風が直撃しそうで迷ってました。

そしたら、昨日、事務局から電話で、台風のため中止とのこと。

はがきで出席の連絡をしてあったのです。


とすると・・出席予定の皆さん全員に連絡をとっているんでしょうね・・大変なことです。

お手数おかけしました。ありがとうございます。


このような会を開くといろんなことがあります。

私の方も以前、台風襲来の日に「茶学の会」を開いたことがあります。出欠を取ってないので強行しました。

1時間早く切り上げましたが、電車が止まって立ち往生した方もいたとか・・申し訳なかったですね。


それから、だいぶん以前、講演会を開いたときのこと、講師の先生が急に来られなくなったのです。


さあ大変! 急きょ代役を探さなければなりません。しかも、それ相当の大物を・・・


アレコレ頼みまくって、事なきを得ました。ホントに「地獄に仏」を実感しました。

もっとすごいこともありました。

台湾から講師を呼んで講演会を開きました。勿論、中国語・・・

ところが、なんと開会直前になって通訳の方がおりてしまったのです。

さあ大変! 代役はいません。

で・・私が通訳をやったのです。 もちろん中国語はわかりません。

会場の人たちも中国語はわかりません。講師の先生は日本語がわかりません。

講演要旨には目を通していたので、大体の見当をつけて自信たっぷりに通訳?しました。

皆さん関心して聞いていました。私の流ちょうな日本語を・・・



「艱難汝を玉にす」・・いい言葉ですね。今の私があるのです。


・・・

 

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素足の生活

2018-07-25 09:41:27 | 日記
  

これは昭和30年代、私たち学生の履物でした。


思えば、靴下をはいたことがなかったのです。靴も素足で・・

高校の頃、休み時間は、はだしでグランドを駆け回っていました。暇さえあれば飛び出してソフトボールをしてました。
ボールとバットがあればいいので・・グローブなんてなかった。

週間努力目標なんてのがあって、「足を洗って教室に入ること」


楽しかった~


・・・
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一粒も残さず食べる

2018-07-24 16:36:04 | 日記
     
今日は、磐田へ映画を見に・・話題の「万引き家族」

日本の社会問題も色濃く・・・外国の審査員にも理解できたということですね・・・俳優はうまかった。

で・・遅いおひるを食堂で・・
     

こういうとき、とにかく出たものを全部食べる習性があります・・ご飯は一粒も残しません。

小さいときに、そういう生活を送ったせいなんでしょうね


柳田国男の「明治大正史」を読んでいて、書いてあることが、かなりの部分実感できるのです。

昭和25年ころまでは、明治大正とあまり変わらない生活が残っていたのですね。


私と同年の宮崎のお茶の試験場にいた友人は、子供のころ、夜は松明(たいまつ)の下で勉強していたそうです。
村で新聞を取っているのは村長?さん宅だけで、ですから便所でも紙を使うことはなかったそうです。
では、どうしていたか・・「しりこきぼう」というのがあったそうで・・・
竹の皮は籠などを編む貴重な素材でしたが、皮をはいだ後の身の部分をへら状にして使っていたそうで・・

履物は、藁草履かはだし・・私が初めて革靴を履いたのは就職してからでした。それまでは・・
下駄とゴム草履とズック靴

家は、内と外とは同じ・・周りはみんな自分のうちの庭。家の中は丸見え。子供たちは朝から外で遊び、大人は外で働き、家は、よる食事をして寝るだけの場所。


雨の日は、一日寝ていた・・夏も日中は家じゅうマグロのように寝てました。外ではみんな裸・・

かすかに記憶があるのは、当時、郵便配達のおじさんが裸で配達をしていて問題になりました。

公務員が裸で仕事をしていいのかって・・・

初期の頃、アメリカでは緑茶に砂糖を入れていたという話に奇異な感を持つ人がいますが、私の子供の頃は、お茶にほんのちょっと砂糖を入れて飲むのが贅沢でした。「そうめん」にも砂糖をかけていました。
歴史を学ぶ上で重要なことは、当時の人々や社会とどう一体感が持てるか、ということです。

でないと、正しい理解ができません。



・・
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酷暑でも涼しい

2018-07-22 19:15:45 | 袋井市茶文化資料館
             

 今日は、茶文化資料館で呈茶の日  早々と出かけます。

涼しい談話室で、お当番の市会議員の山田さんと白茶をあれこれ飲みながら、楽しくおしゃべり。

午前中は、来館者はゼロ・・外は暑いんでしょうね・・

午後から、立て続けに・・・折角お出でいただきながら、道具や場所の設定がまずくって、うまくお相手できませんでした。

反省、・・懲りずにまたどうぞ・・


名古屋や岐阜は40度近いとか・・・どうなってるんでしょうね・・


      

如何にも暑そうな夕空・・・・明日から31日まで夏休み。   耐暑訓練


・・・

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7月最後の呈茶の日

2018-07-21 16:09:45 | 袋井市茶文化資料館
ぼつぼつ夏も終わりって感じですけど、まだ7月・・・

来週から月末まで夏休みにしますので、明日の日曜日が7月最後の呈茶の日になります。


以前、22日は西湖竜井の飲み比べを・・といったような

暑くって、お茶を探す気力がありません。

予定変更で、暑気払いに、明日は白茶を飲むことにしました。

白茶には昔から暑気払いの効果があるといわれています。

      

試すにはもってこいのお天気です・・・



・・・
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夏休み

2018-07-20 15:08:34 | 日記
      

23日から31日まで夏休みを取ることにしました。

八月になってからと思ってましたが、とてもじゃないけど・・・暑くって

今年は時代の区切り、そして、ぼつぼつ人生の区切りでもあります。

あらためて歴史というものに関心を持つようになりました。平成の総括をしています・・実際に生きてきた時代です。

そして、昭和も50年近く・・・

実際に自分が生きてきた時代をどのようにしたら客観的に見ることができるのか・・・
自分が主人公なので、客観的に見るのが難しい・・・

先人たちはどうしたのか・・・

早速、ネットで柳田国男の「明治大正史」上下を各1円で購入。

安く買ったのはいいけど、字がちいさくって・・・夏休み中に読み切れるかな・・・?

そんなわけで、7月29日(日)の茶文化資料館での呈茶はお休みさせてもらいます。

      

  家の中は33℃・・・扇風機を回しても33℃・・・


・・・
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王家揚先生

2018-07-19 14:21:30 | 茶学の会
      

1918年3月生まれの王家揚先生が100歳を迎えらえた。

その記念誌を頂きました。静岡県でも知る人ぞ知る有名な方なんですが、もう過去の方々が多いですね。

勿論、中国、特に浙江省では有名な方なんです。記念誌の中にこんな写真が・・・

      
そう、習近平さんは、浙江省の書記だったことがあるんですね。書記というとなんだか安っぽいけど、中国では大変な肩書なんですね。

省で一番偉いんです。省長の上なんです。

それはともかく、なぜか王家揚先生は忘れがたい印象に残る方なんです。勿論、そうたびたびお会いしたわけではないのですが・・

      

記念誌の扉に記された文字です。「風吹けど消えず」

そうなんですよね・・激動の中国を生き抜いた方にある迫力!!・・・
風くらいでは消えない炎・・新生中国を築いた人たちには、なにか共通点があるような、そして、こちらとも・・
会うとなぜか懐かしさを感じるのです。



どうぞ、お元気で・・



・・・
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