長野県の滝

私、こだる(中嶋重彦)の訪問した滝の中から
信州、長野県の滝や自然景観を中心にご紹介させていただいております

でいらんぼうの滝 

2022年02月11日 | ◆佐久市,佐久穂町、立科町の滝

でいらんぼうの滝(佐久市田口廣川原)

その落差60m 

でいらんぼうの滝が凍ったらどうなる・・・

厳冬期のこの滝はまだ見ていなかった

一度見ておきたい

緑の頃も水量が少なく
冬は水が無く氷瀑は無理だろうと思っていた

氷瀑は無理かも
それでもいい 

・・・行ってみよう

やはり 滝水の不足、氷瀑になるのは厳しい

予想的中 であった
でも 冬のでいらんぼうの滝が見られてよかった!

長野県と群馬県の県境 広川原川右岸支流
滝の右側は長野県
滝の左側は群馬県

この日は田口峠が工事通行止めであり超えられず 松本から~
群馬県下仁田~南牧村から長野県佐久市廣川原へと
大きく回り込んで行った

呆れる人は 呆れる よね^^);


狭岩峡 不動瀧

2022年02月09日 | ◆佐久市,佐久穂町、立科町の滝

不動滝(馬坂川右岸支流)     落差40m(上段17m+下段23m)

          白糸の滝(馬坂川左岸支流)    15m 

          不動瀧(馬坂川本流)    5m

  佐久市田口馬坂川(廣川原川) 狭岩峡

 

廣川原には両岸絶壁が狭まる狭岩峡があって
右岸の高さ80~90mの断崖には地元の方が
不動滝」と呼ぶ滝が懸かっています。

 

不動滝下すぐの本流にも5mの落差の滝がかかっています、

旧田口村の文献を見ると

不動瀧  田口山に発する廣川原川に懸かり高さ二丈五尺、上州往還の路傍なり」

とありますので本流のこの滝が「不動瀧」です。 

昔の道は不動瀧左岸に痕跡があり滝傍を超えていたようです。

尚、「白糸の滝」(15m)は左岸の支流にかかっている。

 

不動滝 上段17m下段23m

 

 

 

 

 

白糸の滝

 

仙人の滝

 


狭岩峡 白糸の滝

2022年02月08日 | ◆佐久市,佐久穂町、立科町の滝

久しぶりに群馬県境の佐久市広川原の狭岩峡に行ってみました
田口峠が災害復旧工事で超えられず、群馬県下仁田経由で遠回りで・・

長野県からの通常ルートは 佐久市臼田から県道93号を雨川沿いに田口峠を目指します
田口峠では兜岩山と立岩の勇壮な岩峰が眼前に聳えたっています、
車から降りてしばし眺めたいところ。

ここからヘアピンカーブの連続する道路を広川原(ひろがわら)まで下ります。
広川原集落をすぎると少しで両岸に高さ80~90mの断崖が迫ってきます、
「狭岩峡」です。

狭岩峡には4つの滝があり、そのすぐ先はもう群馬県境です。

白糸の滝 落差15m

 

 

 

いつもは水が少ない白糸の滝

 

白糸の滝前にありましたが 今は落ちたのか
無くなっていました

白糸の滝は狭岩峡にあり

 

 

近くには 広川原川本流に不動瀧があり

不動滝

 

狭岩の不動滝 落差二段40mもある 


長野、群馬、県境の滝々 そして不動滝

2019年10月09日 | ◆佐久市,佐久穂町、立科町の滝

長野県佐久市田口 群馬県境熊倉川

 熊倉川上流の滝探索 象ヶ滝、中の滝を超えて不動滝へ 

10月の少し水が冷たくなってきた5日、 県境の沢を歩いてきました。

◆象ヶ滝

 

◆象ヶ滝上流

 

◆象ヶ滝上流は滑の渓流と小滝が連続するザブザブ歩いて楽しい沢でした

 

 

 

◆滑の沢床が続き 気持ちの良い遡行が楽しめました

 

 

 

◆上流には人家が無いので綺麗な水です

 

 

◆滑と小さな滝が次々と

 

 

 

 

◆やがて滝らしい滝が見えてきます 

  中の滝(一の滝)

 

 

 

◆中の滝 (一の滝)6m  滝つぼは岩石が埋まり昔より浅くなってるようです

  この滝を超えるとその上もまた滑床が

 

 

右岸支流の滝

 

 

 

◆地形図にもある断崖の下に美しい滑の小滝

 

 

 

小滝の上流も 気持ち良い滑の沢床

 

  ◆中の滝(二ノ滝)7m

 

 

白い岩盤と清冽な水 

 

上から見下ろす

 

◆そして「不動滝」にたどり着きました

 

 

村誌には 不動滝の傍らに不動の像に似たる嵓あり・・と記述がある

  お不動様の接吻・・?? に見えないか(笑)

 

嵓の間から不動滝が見える

 

◆不動滝 10m

 

 

長野県、群馬県の県境を歩く沢登りを楽しみました。

   上流域では熊らしき足跡、糞が確認されました


狭岩峡 新緑の不動滝 でいらんぼうの滝

2018年06月28日 | ◆佐久市,佐久穂町、立科町の滝

佐久市田口広川原 狭岩峡

 広川原川右岸  狭岩の不動滝 落差 2段40m
 広川原川  不動滝      落差 5m
 廣川原川右岸  でいらんぼうの滝 落差60m (長野、群馬県境)

群馬県境に近い狭岩峡 5月の新緑が眩い

 

 

 

 

 

 

 

冬には氷瀑になります

  

 

 

広川原本流 不動滝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

覆い被さってくるような でいらんぼうの滝 水量少・・

 

 

 

 

      冬の でいらんぼうの滝

 

         

 


氷瀑  枡形の滝 (佐久穂町)

2018年03月12日 | ◆佐久市,佐久穂町、立科町の滝

長野県佐久穂町 都沢

  枡形の滝 落差11m  

枡形の滝の氷瀑を見たくて久しぶりに行ってきました (2018.2.26)

 

 

 

雪は少なくなっていましたが 途中急坂のアイスバーンの状況が
不明のため途中に車を置いて歩きました

 

狭い林道

 

 

 カケスの羽かな・・? 猛禽類に襲われたのでしょうか

 

 

水道施設 

 

 

 

ここから山道を歩き 左下の都沢に滝が見えてきたら沢まで斜面を下ります

 

 

斜面に動物の足跡

 

 

左岸の支流にも凍った小滝

 

 沢の正面に見えてきた 枡形の滝氷瀑 小さい滝ですが これを見たくて・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さくてもなかなか良い氷瀑です、 また来てしまった(^^)/

 

 こだるの⇒長野県市町村別滝記事リストへ

 


八ヶ岳山麓の滝  魚止の滝

2017年05月02日 | ◆佐久市,佐久穂町、立科町の滝

八ヶ岳山麓(佐久穂町八郡)

  水無川の滝 別名:魚止の滝   落差6m 

久しぶりに対面しました、 水無川には雪融け水が流れています♪

 

 

白樺群生  付近は野鳥や動植物の宝庫・・

 

 

 

 

 

 

 八ヶ岳山麓からの水や白樺林の地下水が
    水無川の滝をつくっています

      渓谷に響き渡る滝音野鳥の囀りも心地よい ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 


長野県の滝 広河原の不動滝と不動瀧

2016年02月25日 | ◆佐久市,佐久穂町、立科町の滝

二月も中旬、冷え込みの少ない中途半端な冬、もう春が待ち遠しいかな

佐久臼田から雨川沿いに田口峠を越え広河原へ

狭岩峡の二つの滝を見ます

いつもの年と違って雪も少なく、

もちろん氷瀑とはいえない姿の不動瀧と不動滝

            2016.02.17

 

不動滝  

  ああ・・・・無い 無い 氷が無い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このくらいあるといいのだけど

  

 

不動瀧  

  ああ・・・ 氷が無い・・

 

 

 

  

このあと県境を越えて群馬県南牧村へ  (次回へ続きます)


佐久穂町 湯澤の瀧 再び探索

2015年10月21日 | ◆佐久市,佐久穂町、立科町の滝

湯澤の瀧  高さ五丈、幅三尺、本村申の方、字湯澤に発し、同所に落つ。
         下流は大岳川に入る。(旧上村 現佐久穂町)
        

手掛かりは昭和初期の町村誌に記載されていた上記文面のみ。

前回の記事を見ていただいた釣り師さんから前回私が断念し引き返した

すぐ上で滝を見ましたとの情報をいただいていました。

10月上旬、ようやく再訪して確認できました、前回引き返した100mくらい上だった。

 

文面にある滝の規模とは違うように思うが、地元のご老人の話で

「湯沢の滝は災害で崩れたが 二の滝はあるよ」 と聞いていた。

多分二の滝に対面できたのだと思う。

 


林道は笹ヤブに覆われている  ここからスタート、前回は熊のフンがあった

出合ったら一人なので熊には勝ち目がない ちょっと心細いが・・

  


道は無くなり沢に入る

 

 


小さいナメ滝が次々と

斜面を行くより小滝を超えて行く方が楽だ

 

 


砂地にデカいクマの足跡、 鈴を鳴らす

 

 


 

 

 

 

 

 


次々と小滝 滝を登ったり 高巻いたりして超えてゆく

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 


  前回引き返したあたり・・ さらに詰めて行くと・・

 

 


滝が見えた!

 


湯澤の瀧 (多分二の滝) 落差6m

 

 

 

 

 

 

                                 吾輩のザックが・・  ↑

 

 

滝下流   引き返します

 

始まってる・・

 

 


滑滝下り・・ 私めの影も大きくなってきた

 

 


15:30分 戻ってきました

道なき沢、4時間の探索でした 

探し出せてよかったが 一の滝の謎が残った、崩落はほんとか、もっと上流にあるのか・・

宿題が残った。

 

 


長野県 佐久市の滝(16) 瀧ノ山瀧

2015年09月01日 | ◆佐久市,佐久穂町、立科町の滝


              瀧ノ山瀧  

 高さ一丈五尺、幅二尺、字尾瀧に発し、石より落つ。

炎暑には水勢に從て風気を生じ、里人此地を納涼の場とす。

下流千曲川に入。   

       (長野縣根岸村誌資料より)

 

長野県 旧根岸村の滝  どんな滝だろう??

手掛かりは、 

里人はこの地を納涼の場とす・・

尾瀧 という字名、 根岸地区の地形図から読んでも大きな瀧ではない

沢なら堰堤でも造られてたら消滅してるかもしれない


昭和初期の資料でもあり これは根岸の住民、古老に聞くのが一番でしょう

さっそく畑仕事中のお年寄りに聞いてみた。

すぐにわかった、場所も詳しく教えてくれた、私はすぐ近くまで来ていたようだ

今もこんこんと湧き出ている湧き水で

遠くからポリタンク持参で水を汲みに来る人がいるそうで、

  「滝の水持って帰って ご飯焚いてみろ、うめーぞ~!  腹いっぱい飲んで行け!」 

 

長老に頭を下げ、お礼を言って、 

 瀧へ!

 

                    

山に向かって、左に 平井神社

 

 

中に 御岳神社

 

 

                         

右に龍泉寺 

 

お寺横の水路の突当りに!

水が迸っているのが見えました 

湧き水の滝です !

 

 

                     

とても冷たい水です

斜面からこんこんと湧出しています

落差は2m

湧き出しのところには龍神様か水神様が祀られています

昔から地域の人々が大切にして守ってきた「滝」なのですね

 

落ち口は水を汲みやすいように樋がつけられていますが

昔はこの小さな岩場を滴っていたのでしょう

   「瀧ノ山の瀧」 想像とは違った瀧だったが 探し出すことができた^^