社長・副社長日記

宇都宮の税理士法人児玉税経(KTA)の社長と副社長が日常を語る!

京セラフィロソフィーを実践する福永正三氏

2007-11-06 19:45:14 | 経営者の考え方
先日、10回目のこだま会を開催しました。
お忙しい中、多くの方にご参加いただき、感謝申し上げます。

さて、今回の講演者は福永正三氏。

福永氏は京セラに勤務して21年経ったときに、京セラの子会社の再建を命ぜられ、毎月1億円の赤字をつくる会社から見事、10億円の利益を生み出す会社へ変身させたすばらしい方です。

再建の様子は福永氏の著書「会社再建」に詳しく書かれていますので、是非お読みください。

福永氏が会社を再建するにあたっては、京セラの名誉会長稲盛和夫氏の教えをとことん実践なさいました。

「ド真剣」に経営する
「誰にも負けない努力をする」
「売上を最大に経費を最小に」
「謙虚にして奢らず」
など、稲盛会長の語録はたくさんあります。

どの語録も経営者にとって大変大切な考え方。
おそらく長い間業績を上げている会社の経営者でこれらの考え方が理解できない人はいないはず。

逆に理解できない人は、業績は上がっても長続きしないでしょう。

懇親会の席で福永氏に質問をしました。
「やる気のない人をやる気にさせるにはどうしたら良いのか?」

高い目標を与え、報告連絡相談をきっちり行った上で何としてでも達成させることだ、達成すれば必ず成長し、やる気が出てくる、とおっしゃいました。

確かに弊社のスタッフにも、そのような人が存在します。

65歳を過ぎてもマラソンに出場し、意欲的にコンサルティングを行い、全国を飛び回る福永氏。
福永氏の姿、そして講演をお聞きになって、とても元気になったお客様がいらっしゃいました。

福永先生、ありがとうございます。
これからもお元気で。
また、機会がありましたらお会いできることを楽しみにしています。