天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

与那国島のことを訊きたい

2023-07-26 06:49:31 | 政治


与那国島立神岩

きのうのKJB句会は鷹同人3名、鷹会員1名と鷹が増えて盛り上がった。13:30から始めて句会後、喫茶店へ入り話し、お開きになったのが17:30。3人が小生の言うことをよく聞いてくれて4時間も話した。結との時間が長く、成人とこんなに会話したのは久々であった。話す側にいた。
逆に訊きたいのはエイトのコックスのことと、与那国島の軍備のことである。

軍事基地としての与那国島を意識したのは、自衛隊誘致の是非を問う住民投票が2015年に行われたときである。賛成632票、反対445票で自衛隊誘致が決まり今、自衛隊が駐屯している。与那国島は人口約1700人で、そのうち約160人が「沿岸監視隊」に所属する自衛隊員だという。
いつだったか民主党の政権のとき鳩山首相が沖縄の基地一部移転を沖縄本島以外に行うと言った。快挙と思ったら何の目算もない発言であり、愕然とし、そのとき民主党に対する信頼を失った。あのとき民主党首脳部は与那国島を沖縄の基地移転のできる候補地として考えていなかったのか。民主党のみならず自民党も普天間飛行場代替施設建設地として辺野古ではなくて与那国島が念頭になかったのか。
なかったとすれば政治家として能力が低いと言わざるをえない。自民党でも民主党でも維新でもどこでもいいが、与那国島の軍事拠点としての重要性は中国がいまほど覇権主義をあわらにする前から存在している。
台湾と目と鼻の距離110キロに位置し沖縄とも連携できる砦である与那国島。
松野官房長官が訪問して、有事の際のシェルター建設の提案をしたというが彼の、首相の真意はそこにあるのか。
仮に与那国島が中国であるなら習近平はそこに住む人民をどこかへ移住させ、当地の完全基地化を意図するのではないか。彼の覇権主義を思うと日本政府の動きはなまぬるく感じる。平和憲法を世界に標榜しても国は守れない。軍備が大事である。
与那国駐屯地は、全長が約1200キロメートルに及ぶ広大な南西地域の防衛体制強化のために重要な役割をつとめる。否応のない立地なのだ。
アメリカ……日本本土……沖縄……与那国島……台湾というラインの重要なコマである。軍事中心にならざるを得ない運命にある。台湾が自由主義を守れるかどうかにも与那国島は影響する。
そのことを隠さず表明する政治家が日本に政党を問わず大勢いていい。またそういう発言を騒がずにきちんと受け止めるマスコミと国民がいていい。
政治家もマスコミも学者も軍事に関しては大切なことを言わず隠す傾向がある。小生はいま国を守る覚悟のある政治家に与那国島基地化のことをしかと訊きたい気分である。

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