ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

ロシア研究機関が太平洋サケマス漁業盛漁期前の最終調査

2013-06-11 16:22:32 | 日記
2013年06月10日
ウラヂオストク発
[ロシア研究機関が太平洋サケマス漁業盛漁期前の最終調査]
太平洋海洋漁業研究所チンロセンターは、今年2013年の太平洋サケマスの盛漁期を前に、科学調査船“ТИНРО”(チンロ)と“Профессор Кагановский”(プロフェッサーカガノフスキー)が、クリール列島太平洋側海域および西部ベーリング海域のトロール調査を行っていると発表した。
この調査の目的は、極東における主要商業漁業のための漁獲勧告の最終的調整と、既に始まっている当該漁業のための情報収集と分析である。
近年、極東では33万トンを下回らない太平洋サケマスの生産が続いている。
2009年には歴的記録となる生産が行われ、2012年、偶数年として最高となる漁獲がされた。
今年2013年漁期は、31万3,000トンの漁獲が予想されている。

(関連過去情報)

2012年09月30日 モスクワ発
[ロシア漁業者による太平洋サケマス生産が42万トンに達する]
太平洋海洋漁業研究所チンロセンターは、今年2012年漁期開始からのロシア漁業者によるサケマスの漁獲量が、前年2011年同期より8万5,000トン少ないものの、42万トンに達したと発表した。
この内、カラフトマスが29万1,000トンを占めており、これは、最近の偶数年において記録的な数量だ。
また、シロザケとベニザケは、それぞれ7万7,200トンと4万4,000トンで、2009年同期の6万4,800トンと2万8,200トンをしのいでおり、過去5年間で、最も大きな生産となっている。
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