ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

ロシアFOC/IUU取締情報67“Рубин”

2011-02-23 16:37:36 | 日記
2011年02月23日 カムチャツカ発
[北東管区国境警備局がベリーズFOC船を拘束]
ロシアFSB北東管区国境警備局は、漁業法違反でベリーズFOC冷凍運搬船を拘束したと発表した。
当局所属警備艇“Магаданец”(マガダネツ)はオホーツク海をパトロール中、ベリーズ旗冷凍運搬船“Рубин”(ルビン)を停船させ検査した。
“Рубин”の乗組員はロシア人で、船は冷凍魚を運搬するためのデザインだったが、ロシア連邦排他的経済水域で漁労、運搬活動をおこなうための許可証を所持していなかった。
当局職員は、“Рубин”が、漁業法や関連法に照らし合わせ、この他にも多くの違反を犯していることを確認した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシアFOC/IUU取締情報66”Прайд 7”Гинга”

2011-02-11 00:51:27 | 日記

2011年02月08日 サハリン発
[サハリン国境警備局が2隻のカンボジアFOC船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、2月1週の終わりに、タタール海峡ロシア排他的経済水域で2隻のカンボジアFOC船を拘束したと発表した。
2月5日0840(サハリン時間)当局が”Прайд 7”(プライド7)を、チェックアウト検査した際、違法な、カニ漁獲のための餌、冷凍スケトウダラ800kg、同ニシン900kg、そして専用漁具400ケおよび活魚水槽が発見された。
また、2月6日0226(サハリン時間)、当局が”Гинга”(銀河)を停船させ検査したところ違法な冷凍スケトウダラ500kgとカニ専用漁具200ケが発見された。
”Гингаにはロシア人乗組員8名と、リストにないインドネシア人2名が乗船していた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシアFOC/IUU取締情報65 ”FOG”

2011-02-08 07:08:34 | 日記
2011年02月07日 サハリン発
[サハリン国境警備局がカンボジアFOC船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、2月3日、タタール海峡ロシア排他的経済水域においてカンボジア旗商業船を拘束したと発表した。
当局がカンボジア旗商業船”FOG”を同海域において検査したところ、乗組員は全員ロシア人で、7.5トン以上のカニが発見されたが、この漁業活動を認める許可を所持していなかった。
なお、発見されたカニは当局により生息地へ海中還元された。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシアFOC/IUU取締情報64 "Вулкан"

2011-02-05 12:11:42 | 日記
2011年02月04日 ウラヂオストク発
[沿海地方国境警備局が国旗をあげない密漁船を拘束]
ロシアFSB沿海地方国境警備局はタタール海峡において、国旗をあげないロシア密漁船を拘束した。
当局所属警備艇"Херлуф Бидструп"(ヘルフ ビドスルプ)は、2月3日夜、タタール海峡おいて、カニの密漁をおこなっていた小型船 "Вулкан"(ヴァルカン)を4時間追跡した後拘束した。
警備艇"Херлуф Бидструп"が、タタール海峡において小型船を発見したとき、その船は排他的経済水域へ向け走り出した。
この小型船の船長は、呼び出しに応じず、さらに中間海域へ向けさらに全速力で逃走を試みたが、4時間の追跡を受け、ようやくそれを受け入れた。
当局職員がこの小型船 "Вулкан"を検査したところ、漁獲したカニ製品は海中へ投棄されていたが、その残骸を船内で発見した。
"Вулкан"はこれらの漁業活動をおこなう許可を得ておらず、当局によりナホトカ港へ連行された。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシアと日本は今年半ばにIUU漁業防止協定に合意するだろう

2011-02-04 12:45:47 | 日記
2011年02月03日 モスクワ発

[ロシアと日本は今年半ばにIUU漁業防止協定に合意するだろう]

ロシア連邦漁業庁長官クライニーは昨日2月2日、ロシアと日本は今年前半期の終わりか、後半期の始め頃に、IUU漁業防止協定に合意するだろうと語った。

クライニーは、日本国外務省から同協定案をすでに受け取っており、その内容はすべて満足のいくものではないが、双方により調整できると確信していると加えた。

同様のIUU漁業防止協定は、韓国とは既に締結済で発効しており、以前は密漁密輸製品が主体だったが、昨年は400-450百万ドル相当のロシア産水産物が韓国市場へ合法的に供給された。

また、FAOのIUU漁業防止条約は25ケ国の批准によって発効するが、すでに23ケ国が署名しており、ロシアはそれも済ませている。

一方の日本はここ数年、ロシアとのIUU漁業防止協定の進捗を遅らせていた経緯にあり、特にカニとウニの密漁密輸においては犯罪組織が構成されており、時として"Якудза"(ヤクザ)が関わっているケースがあるとクライニーは指摘した。

日本とのIUU漁業防止協定は、日本国外務大臣がモスクワ訪問中におこなわれる予定だ。

なお、このIUU漁業防止協定についてロシアは、米国、カナダとも既に署名できる段階に近づきつつあり、また中国とも交渉が進められている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする