ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

ロシアFOC/IUU取締情報182"Трим"

2014-08-30 02:16:34 | 日記

2014年8月30日
モスクワ発
[船名隠ぺい活カニFOC運搬船が拘束される]
オホーツク海においてロシアFSB国境警備局は、活動を認める許可を持たない、活カニ対応機器を設備する運搬船を拘束した。
当局所属哨戒機が、この運搬船を発見した時、彼らは、欺くことを目的に、船名をペイントで塗りつぶしていた。
運搬船は逃走を開始したが、当局のヘリコプター、警備艇による追跡を受け拘束された。
検査の結果、運搬船は、昨年2013年、カニを密漁し当局により拘束された、当時、カンボジア旗だった"Трим"(トリム)と判明、乗組員はロシア人で構成されていて、現在は、ベリーズ登記の会社に所属しトーゴ船籍となっていることが分かった。
運搬船は、漁業規則違反等により当局によってペトロパブロフスクカムチャツキー港へ連行された。
なお、"Трим"の船長と船主“ФедералПресс.Дальний Восток”(フェデラル・プレス ダリニイヴォストーク)は、今年2014年7月に、罰金500万ルーブルを科せられたばかりだった。

(関連過去情報"Трим"事件)

2014年07月18日 サハリン発
[カニ密漁カンボジアFOC船船主・船長に500万ルーブルの罰金]
ロシア軍検察は、サハリン管轄海域でカニの密漁を行ったカンボジアFOC船船主・船長に500万ルーブルの罰金を科す判決が下されたと発表した。
カンボジアFOC船"Трим"(トリム)は、当該海域においてカニ約18トンを違法に漁獲しロシアFSBサハリン国境警備局により拘束され、裁判は、ロシア軍事検察の起訴により開始された。
なお、支払われる罰金は、国家予算の収入となる。

 2013年10月16日 サハリン発
[サハリン国境警備局が択捉島周辺海域でカニ密漁カンボジアFOC船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、2013年10月10日、択捉島周辺ロシア排他的経済水域において、カニを密漁したカンボジアFOC船"Трим"(トリム)を拘束したと発表した。
当局は"Трим"を検査し、船内から違法に漁獲した活ズワイガニ(オピリオ)16トン以上を発見、これを拘束した。
なお、"Трим"の母港はプノンペンで、乗組員はロシア人で構成されていた。

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日本がロシア人船長漁船を拘束“OGORIA”事件

2014-08-29 18:57:31 | 日記

2014年08月29日
一般社団法人北洋開発協会
[日本がロシア人船長漁船を拘束]
2014年8月29日、ロシア・ネットhttp://argumenti.ru/ほかは、日本EEZでカニの密漁を行い稚内海保に拿捕されたシエラレオネFOC船“OGORIA”の事件を、“日本がロシア人船長漁船を拘束”と題し、前日28日に北海道新聞が報じた内容で次のとおり伝えた。
“Японцы задержали траулер с российским капитаном”
29.08.2014 Источник: argumenti.ru
Судно с российским капитаном задержано береговой охраной Японии в 60 километрах к востоку от мыса Соя на острове Хоккайдо. Моряков траулера подозревают в незаконном лове краба. По сообщению японской береговой охраны, судно под флагом Сьерра-Леоне задержали за незаконный лов краба в эксклюзивной экономической зоне Японии. Траулер водоизмещением 37 тонн ходил под управлением российского капитана, его имя Александр Синебабнов, в настоящее время он задержан. В ходе первого допроса он отверг обвинения в незаконном лове. Данных о численности членов экипажа и об их гражданстве пока нет.
2014年08月28日 北海道新聞(夕刊)【稚内】
[無許可でカニ漁容疑 ロシア人船長を逮捕]
稚内海保は28日、漁業主権法違反(無許可操業)の疑いで、西アフリカ・シエラレオネ船籍の漁船「OGORIA」(37トン・乗組員7人)を拿捕し、船長でロシア人のアレクサンドル・シネバブノフ容疑者(47)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は28日午前0時20分ごろ、宗谷岬から約63キロ東、宗谷管内猿払村沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内でカニかご漁を行った疑い。
稚内海保によると、巡視船がパトロール中、カニ漁をしている同船を発見。停船を促したが逃げたため追跡し、拿捕した。
船内にあったカニは逃走中に海に捨てられ、残っていなかったという。

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3万2千トン級大型加工母船フセヴォロド・シビルツェフがサンマ漁業に参加

2014-08-28 02:22:08 | 日記

2014年08月27日
一般社団法人北洋開発協会(原口聖二)
[3万2千トン級大型加工母船フセヴォロド・シビルツェフがサンマ漁業に参加]
2014年8月25日、ロシア漁業庁で開催された、今漁期のサンマ操業にかかる会議において、3万2千トン級大型加工母船”Всеволод Сибирцев” ПЗ-2303(フセヴォロド・シビルツェフ PZ-2303)が当該漁業に参加していると報告された。
2011年に外国人の所有となった”Всеволод Сибирцев”は、昨年2013年、ロシア農業銀行の支援を受け沿海地方企業”Южморрыбфлот”(ユジモルルイブフロート)によって買収され、ロシア漁業に復活した経緯にある。
”Всеволод Сибирцев”は、缶詰製品等を洋上で生産するため、1989年にフィンランドで建造された。
同様のタイプの大型加工母船は、1988年から1989年にかけ、同国造船所でこのほかに”Содружество”(ソドルジェストヴァ)ПЗ-2301、Петр Житников”(ピョトル・ジチニコフ) ПЗ-2302の2隻が建造された。
”Всеволод Сибирцев”については、2011年12月以降、ギリシャ登記の会社によって、リベリア船籍、船名を*”HAINAN BAOSHA 001”として管理運航され、後に中国漁業へ投入された。
中国漁業参加に関する経緯等の情報はない。
”HAINAN BAOSHA 001”は、衛星情報によると、2013年8月15日、シンガポール沖合に位置していた。
同衛星情報によると、その後データ確認をした2014年6月7日には、”Всеволод Сибирцев”として中国大連長興島、更に同年7月11日には、ロシア・ナホトカに入港、同19日、同港を出港していた。
なお、次は”HAINAN BAOSHA 001”時代の関連過去情報となっている。

2012年05月07日 台湾発
[中国は南シナ海に大型加工母船”HAINAN BAOSHA 001”を配備する]
中国は、近隣諸国との間で領土紛争が激化する中、南シナ海の漁船団へ大型加工母船”HAINAN BAOSHA 001”を投入して、支援体制を強化する。
”HAINAN BAOSHA 001”は3万2,000トンクラス、世界に存在する大型加工母船4隻の内の一つで、14の製品加工ラインが設備され、水産物を1日あたり2,100トンまで処理する能力をもち、600名の乗組員を収容できる。
これまで、中国の漁船団は、漁獲物処理設備が不足していて、漁場に長く滞在することができなかったが、 ”HAINAN BAOSHA 001”の投入で、最大9ヶ月間、漁船団は漁場にとどまり、操業を継続することが可能になる。

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シェスタコフがサーモン・ニシンの輸入調達にかかる協議を行う

2014-08-27 12:38:55 | 日記

2014年08月26日 モスクワ発

[シェスタコフがサーモン・ニシンの輸入調達にかかる協議を行う]

ロシア漁業庁は、ロシア農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフが、サーモンやニシンの輸入調達について、チリとフェロー諸島の漁業分野当局、関係者との協議を行ったと発表した。

協議では、これらの水産物の価格上昇問題についても話し合い、両国間の長期的な協力を構築する上で、貿易政策にプラスの影響を与えるためのあり方を検討した。
西側諸国の経済制裁への報復として、ロシアが水産物輸入を禁止したため、その代替の必要性に応じ、チリとフェロー諸島からの調達問題の協議は行われ、話し合いは、サーモンとニシンに特に集中した。

なお、昨年2013年のロシアの双方からの水産物輸入量は、フェロー諸島が6万6,300トン、チリが6万2,200トンだった。

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ロシア漁業庁がサンマ操業会議を開催(8月25日)

2014-08-27 12:28:06 | 日記

2014年08月26日 モスクワ発

[ロシア漁業庁がサンマ操業会議を開催(8月25日)]

ロシア漁業庁は、同庁副長官ソコロフ(ワシリー)が議長となり、通信を利用した、今年2014年漁期のサンマ操業にかかる会議を開催した。

この会議には、極東地方の漁業地域管理局、地方行政、研究機関の代表者らが出席した。

ロシア漁船による今年2014年漁期開始から同年8月25日までのサンマ漁獲量は、ロシア排他的経済水域を含め..............トンで、この内、...................トンがロシア排他的経済水域で生産された。

現在、ロシア漁船は、24隻、サンマ操業に着業しており、これに、近々5隻が加わる予定としている。

漁獲物は、4隻の加工船と、色丹島の陸上加工場“Островной”(アストロヴヌイ)へ搬入されている。

また、ロシア漁船は、主に2つの漁場を利用しており、概況は次のとおりとなっている.................

 

「きせんれん」は、関係団体、関係機関等へロシア漁業の直近の情報を提供するとともに、ロシア水産ビジネスに関与する会員傘下船主や更には漁業種、業種を越えロシアビジネスに携わる関係者、関係団体の一層のネットワークづくりを推進することを目的とし、月間情報「ロシア漁業ニュースヘッドライン」を発行しています。このブログではロシアIUU漁業関連情報を中心にサンプルとしてピックアップしています。
翻訳本文のContentsの申し込みは次へコンタクトしてください。
直近のロシア漁業情報を配信しています。
http://kisenren.com
hokkaido@kisenren.or.jp
 

なお、科学研究機関は、今年2014年のサンマ漁業を成功させるための、科学的情報の提供、魚群探査等、産業支援を目的に、当該海域へ科学調査船等を投入している。

科学オブザーバーが乗船した漁船“НИКА-101”(NIKA-101)と、科学調査船“ПрофессорЛеванидов”(プロフェッサー・レヴァニドフ)は択捉島と色丹島周辺海域の調査を行っており、更に、8月28日には、千島列島太平洋側海域から公海部分にかけての調査を、科学調査船“ТИНРО”(チンロ)が開始することになる。

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ロシアFOC/IUU取締情報181"Атлантис"

2014-08-26 14:23:10 | 日記

2014年08月26日 サハリン発

[カニ密漁カンボジアFOC船船長に600万ルーブル以上の罰金と賠償金]

サハリン地方裁判所は、昨年2013年、カニの密漁を行ったカンボジアFOC船"Атлантис"(アトランテイス)の船長に600万ルーブル以上の罰金と損害賠償金の支払いを命じる、コルサコフ市裁判所の判決を支持した。

"Атлантис"は昨年2013年7月12日、アニワ岬南東ロシア排他的経済水域において、違法に漁獲したズワイガニ(オピリオ)14,445kg、20,935個体を所持していたところ、サハリン国境警備局により発見され拘束された経緯にある。

"Атлантис"の船長は2審においても、罰金30万ルーブルと、国家の水棲生物資源損害への賠償609万7,000ルーブルの支払いが言い渡された。

 (関連過去情報 "Атлантис"=“ATLANTIS”事件)

 2013年08月02日 サハリン発
[カンボジアFOC船の密漁による7月期の被害額が3,350万ルーブルとなる]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、2013年7月期、カンボジアFOC船のカニの密漁により国家が受けた損害額は3,350万ルーブルになったと発表した。
当局は、同年7月期、カニの密漁を行った4隻のFOC船“MARIO”“KATRAPS”“ATLANTIS”そして“TIS-1”を拘束し、48トンの水棲生物資源を押収した。
この中でも大きな事件は“ATLANTIS”だった。
当局が、同年7月12日、アニワ岬南東ロシア排他的経済水域において“ATLANTIS”を検査したところ、違法に漁獲したズワイガニ(オピリオ)14.5トンが発見された。
2013年7月期、当局はFOC船の密漁した48トンの水棲生物資源3,650万ルーブル相当を押収し、活カニを生息地へ海中還元することで、3,630万ルーブル相当の国家の損害を防いだ。

 2012年12月14日 サハリン発
[サハリン国境警備局が6週間で10隻の密漁船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、2012年12月12日、カニを密漁した"Орлан"(オルラン)を拘束したと発表した。
当局は、"Орлан"が所持していたカニ33トン以上を、科学者の助言を受け、生息地へ海中還元して、2,580万ルーブル以上の国家の損害を未然に防いだ。
2012年11月期以降、当局は、外国漁船の"АМБЕР"(AMBER)、"Атлантис"(アトランテイス)、"58 IWAEA MARU"(第58いわえあ丸)、"Дивайн"(デイヴァイン)、"Эксплорер"(エクスプローラ)を含め10隻の密漁船を拘束し、約50トンの水棲生物資源と、160トンの水産物製品を押収した。

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アラスカ・カニ業界がロシアからの水産物輸入禁止をオバマへ要請

2014-08-26 02:13:59 | 日記

2014年08月25日 米国発

[アラスカ・カニ業界がロシアからの水産物輸入禁止をオバマへ要請]

米国水産業界紙は、Alaska Bering Sea Crabbers (“ABSC”) アラスカ・ベーリング海カニ漁業者協会が、ロシアから米国への水産物輸入禁止を大統領バラク・オバマへ要請したと伝えた。

“ABSC”はロシア大統領プーチンが、米国、西側諸国からのウクライナ問題にかかる経済制裁への報復措置として、水産物の輸入を禁止したことを指摘、彼が、自らの外交政策目標を達成するためにロシア経済のあり方を捻じ曲げるのであれば、米国もそれに追随、対応すべき時がきたと声明で言及した。

更に、“ABSC”は、世界自然保護基金やアラスカのマクダウェル・グループ等の複数の情報を引用し、ロシアのカニ漁業が、IUU漁業に関与していると批判、米国に“かなりの数量”が供給され、同国の消費者は、無意識にこれに加担する結果となっていたと指摘した。

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"Сёнан-Мару 2" sovsekretno.ru

2014-08-24 22:48:01 | 日記

Японское китобойное судно несколько дней удерживают в Магадане

23.08.2014 Источник: www.sovsekretno.ru

В Охотском море российские пограничники задержали японское китобойное судно, которое нарушило заявленный маршрут, изначально проложенный в российской особой экономической зоне, и вторглось в российские территориальные воды. Разбирательства продолжаются уже несколько дней, пишет newsru.com.

"Камчатские пограничники задержали судно по подозрению в нарушении госграницы. Уже несколько дней оно стоит в Магадане, пока идут разбирательства", — сообщил РИА Новости представитель погрануправления ФСБ России по Магаданской области.

Агентство "Киодо" сообщает, что речь идет о сторожевике "Сёнан-Мару 2", которое арендовано исследовательским агентством рыболовства для проведения научной экспедиции по наблюдению за популяцией китов в Охотском море.

Представители Японии уверяют, что инцидент произошел по ошибке, и экипаж не уведомил пограничников о смене зоны наблюдений.

Информагентство Интерфакс со ссылкой на телеканал NHK сообщает, что на борту находилось 19 членов экипажа из Японии и один российский наблюдатель. Японское агентство уже обратилось в министерство иностранных дел страны с просьбой связаться с задержанными и узнать о ходе расследования, а также попросило российскую сторону отпустить участников экспедиции.

В марте этого года Международный суд в Гааге официально запретил Японии убивать китов в арктических водах, напоминает VladTime. Тем не менее японские китобои до сих пор ловят китов для научных исследований. Это происходит в Арктике, а также в северной части Тихого океана.

Права России на Охотское море, были признаны подкомиссией ООН в ноябре 2012.

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米国業界はロシア産水産物の禁輸を求める

2014-08-24 04:10:46 | 日記

2014年08月22日
米国発
[米国業界はロシア産水産物の禁輸を求める]
米国水産業界紙は、アラスカと西海岸の大手水産加工業者の大半が、ロシア産水産物の輸入禁止措置を、大統領と議会に対し求めていると伝えた。
“Icicle”“Ocean Beauty”“Peter Pan”“Trident”“ Unisea”“Alaska General Seafoods” “Alyeska”“Westward” “North Pacific Seafoods”“ Bering Sea crab harvesters”らが要請活動に加わっている。
この要請については、議会において一定の支持を得られると予想されるが、完全な禁輸は、タラバガニ市場を崩壊させ、ロシア産スケトウダラとサケマスについては、禁輸を求めている業界の顧客であるユーザを含めインパクトを与えることになると指摘している。

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ロシア密漁者は日本のカニを熱望する

2014-08-23 01:30:40 | 日記

2014年08月22日
一般社団法人北洋開発協会(原口聖二)
[ロシア密漁者は日本のカニを熱望する]
ロシア・ネットメディアrussian.rt.comは、“ロシア密漁者は日本のカニを熱望する”と題し、2014年8月20日、同21日の北海道新聞の報道を引用して、水産庁北海道漁業調整事務所による“平成26年オホーツク海における違法敷設漁具の押収”を伝えた。
以下は、そのサマリーと原文となっている。

“ロシア密漁者は日本のカニを熱望する”(サマリー)
�日本の水産庁北海道漁業調整事務所がこの夏、日本海域で、ロシアに操業の実態がある密漁船が仕掛けたとみられるカニかご291個、ズワイガニ6,439個体を押収したと北海道新聞が報じた点。
�この規模は前年2013年の5倍であり、ロシア当局による自国海域の取締活動の厳しさが増し、密漁者が違法操業の場を日本海域に移していると北海道新聞が推察している点。
�日本の押収活動がカニの漁場を理解して絞り込み、7月から2クールに分け行われた点。

Российские браконьеры позарились на японского краба
21.08.2014 Источник: russian.rt.com
Число браконьеров из России в японских водах в этом году выросло в пять раз. Как предполагает Hokkaido Shimbun, из-за строгих мер собственных властей нарушители переместились из российских территориальных вод в более спокойные японские.Этим летом отделение японского агентства по рыболовству на Хоккайдо конфисковало 291 клетку для ловли крабов и почти две с половиной тысячи килограммов (6439 особей) краба-стригуна. Предположительно этот улов принадлежит российским судам, сообщает Hokkaido Shimbun.
В сравнении с прошлым годом клеток стало больше в 5,5 раза, краба – в 4,8 раза. «Нарастают подозрения, что из-за усиления контроля в территориальных водах собственной страны российские суда переместили свои действия в японские воды, где продолжают заниматься незаконной деятельностью», - комментирует японское издание.
Операция агентства по рыболовству проходила два раза: в середине и в конце июля. Оно обыскивало морское дно в излюбленных крабами-стригунами районах, выуживая незаконно размещенные там клетки для ловли крабов вместе с пойманными ракообразными, поясняет газета.

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ロシアFOC/IUU取締情報180“Сатсунан”

2014-08-20 17:00:18 | 日記

2014年08月20日
ウラヂオストク発
[カニ密漁セントクリストファー・ネイビスFOC船船長に罰金15万ルーブル]
ウラジオストクのフルンゼ地方裁判所は、カニ密漁セントクリストファー・ネイビスFOC船船長に罰金15万ルーブルを科す判決を下した。
このFOC船“Сатсунан”(サツナン)は、ロシア連邦の領海で密漁した110個体のズワイガニ(オピリオ)を所持、その他漁獲物を検査を逃れるため海中投棄する等を行い、ロシアFSB沿海地方国境警備局により拘束されていた。

(関連過去情報 “Сатсунан”事件)

2014年04月01日 ウラヂオストク発
[沿海地方国境警備局がカニ密漁セントクリストファー・ネイビス旗船を拘束]
ロシアFSB沿海地方国境警備局は、日本海においてカニの密漁を行った(*1)セントクリストファー・ネイビスFOC船“Сатсунан”(サツナン)を拘束し、ナホトカ港へ連行したと発表した。
は2時間にわたり逃走、当局はヘリコプター(*2)“Ка-27”を投入し、これを拘束した。
当局は“Сатсунан”から、違法漁獲された約200kgのズワイガニ(オピリオ)、カニ漁獲のための餌と推察される冷凍ニシン、専用漁具を発見し、活魚輸送用の設備を確認した。
なお、“Сатсунан”の乗組員は13名で、ロシア人7名とウクライナ人6名で構成されていた。
(*1)セントクリストファー・ネイビス
セントクリストファー・ネイビス連邦は、西インド諸島の小アンティル諸島内のリーワード諸島に位置する セントクリストファー島(セントキッツ島)とネイビス島の2つの島からなる英連邦王国の一国たる立憲君主制国家。島国であり、海を隔てて北西にイギリス領アンギラ、東に アンティグア・バーブーダ、南西にイギリス領モントセラトが存在する。首都はバセテール。イギリス連邦加盟国の一つである。面積と人口は共に南北中アメリカにおいて一番小さく、独立年も一番新しい。
(*2)“Ка-27”
Ka-27は、ソ連のカモフ設計局で開発されたヘリコプター。 北大西洋条約機構では、Ka-27に対し「Helix」というNATOコードネームを割り当てた。Helixは「螺旋」の意味。
航続距離:900km 最大速度:270km/h 巡航速度:205km/h
全長:11 m 全幅:16 m
エンジン:クリモフTV3-117

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ロシア漁業庁が今漁期の第1回目のサンマ操業会議を開催(8月18日)

2014-08-20 06:48:02 | 日記

2014年08月19日 モスクワ発

[ロシア漁業庁が今漁期の第1回目のサンマ操業会議を開催(8月18日)]

ロシア漁業庁は、同庁副長官ソコロフ(ワシリー)が議長となり、通信を利用した、今年2014年漁期の第1回目のサンマ操業にかかる会議を開催した。

この会議には、極東地方の漁業地域管理局、地方行政、研究機関の代表者らが出席した。

ロシア漁船による今年2014年漁期開始から同年8月18日までのサンマ漁獲量は、...................で生産された。

現在、ロシア漁船は、単独加工漁船が中心となり.............隻、サンマ操業に着業している。

一方、前週(2014年8月10日から同年8月16日までの週)、ロシア排他的経済水域における日本漁船の操業が勢いを増し、彼らは..................を生産した。

韓国漁船は......................。

択捉島南側沿岸の漁場を利用しているロシア漁船の漁獲物は、“中小”が中心で、平均体長は.................cmとなっている。

科学研究機関は、今年2014年のサンマ漁業を成功させるための、科学的情報の提供、魚群探査等、産業支援を目的に、当該海域へ科学調査船の投入を計画している。

すでに漁船“НИКА-101”(NIKA-101)には科学オブザーバーが乗船し、公海部の調査を行っており、8月20日には、科学調査船“Профессор Леванидов”(プロフェッサー・レヴァニドフ)がこれに合流する。

更に、8月28日には、千島列島太平洋側海域の調査を、科学調査船“ТИНРО”(チンロ)が開始することになる。

「きせんれん」は、関係団体、関係機関等へロシア漁業の直近の情報を提供するとともに、ロシア水産ビジネスに関与する会員傘下船主や更には漁業種、業種を越えロシアビジネスに携わる関係者、関係団体の一層のネットワークづくりを推進することを目的とし、月間情報「ロシア漁業ニュースヘッドライン」を発行しています。このブログではロシアIUU漁業関連情報を中心にサンプルとしてピックアップしています。
翻訳本文のContentsの申し込みは次へコンタクトしてください。
直近のロシア漁業情報を配信しています。
http://kisenren.com
hokkaido@kisenren.or.jp
011-231-9281

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北朝鮮スケトウダラ食品工場が操業開始

2014-08-19 16:49:34 | 日記

2014年08月18日 北朝鮮発

[北朝鮮スケトウダラ食品工場が操業開始]

2014年8月15日、朝鮮中央通信は、朝鮮労働党第1書記金正恩(キム・ジョンウン)が、操業を開始した江原道元山葛麻(カルマ)のスケトウダラ食品工場を視察したと伝えた。

同工場は、金正恩が建設を指示、操業開始前の同年7月にも訪問し直接現地指導した経緯にある。

工場内には、選別、冷凍、真空パックのための機器が設備され、コンピュータで管理された総合生産システムで、主に乾燥スケトウダラ、スケトウダラのチャンジャ、乾燥イカ等の水産物加工品が生産されていくこととなる。

金正恩は、同工場の事業計画に満足し、「人民軍第267部隊の軍人建設者の献身的な闘争の結果」と称えた。

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ロシア漁業ニュースヘッドライン 2014年09月  http://kisenren.com

2014-08-16 19:35:03 | 日記

 

2014年09月10日
ユーザー  各位
                                                                
拝啓 時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、2014年8月7日、ロシア政府が、前日6日発表された西側諸国への経済制裁報復措置にかかる大統領令に基づき、今後1年間ロシアへの輸入が禁止となる品目と、対象国・地域を発表し、品目は主に食肉、水産物、牛乳・乳製品、野菜・果物、国・地域は、米国、EU、カナダ、オーストラリア、そしてノルウエーに限定したと伝えられました。
 ロシアの経済制裁報復措置としての禁輸による各国の食糧主要品目のインパクトで、ノルウエー水産物は突出していて、ロシアの輸入業者・流通業者で構成される業界団体は、当該措置で倒産にいたる業者も出てくる可能性があり、政府にその悪影響を取り除く対応を望む旨の要請を行いました。一方、養殖事業・加工流通販売も行う、ロシア最大水産グループ“Русское море”(“ルスコエモーレ”「ロシアの海」)は、養殖サーモンの販売単価を現状の2倍に設定する計画としたものの、チリやフェロー諸島を経由して、今後もノルウエー・サーモンのロシアへの供給が続くだろうとの予想を明らかにし、その背景に、本社をノルウエーにおき、同国、チリ、フェロー諸島、カナダ、スコットランド、そしてアイルランドに養殖サーモンの生産拠点をもつ、世界最大の生産者“マリンハーベスト”の存在を指摘しました。
 このロシアの経済制裁報復としての水産物禁輸措置関連情報を集約し今月号のTopNews としてご報告申し上げます。
 なお、同年7月末には、ロシア農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフがモスクワで、韓国の特命全権大使ウイ・ソン・ラクと会談し、2国間の漁業協力等について話し合い、その場で、ロシア海域韓国合弁(ロシアフラッグ/韓国内国貨物扱)スケトウダラ操業について、“国防•安全保障戦略産業に対する外国人投資手続法”(外国人投資法)の一部改正に伴い、漁獲割当が没収される等、厳しい対応がとられる可能性がある旨を言及しました。さらに、同年8月上旬、ロシア極東漁業が、付加価値の低い原料ベースでの輸出依存から脱却できないことが喫緊の課題と位置付けられ、関税調整の必要性等が指摘されている中、これに逆行するように、政府がWTO対応として来年2015年、更に輸出関税を低減し、スケトウダラ等、一部水産物については、それをゼロとする計画をしていると伝えられました。これらの点についても今月号であわせてお知らせ申し上げます。

敬具

(国際漁業対策事業部;原口聖二)

Contents

TopNews  ノルウエーは制裁報復措置を迂回してロシアに養殖サーモンを供給するだろう

・養殖漁業のためノルウエーからのスモルト輸入は認める(経済制裁報復措置関連外6件)

・農業副大臣シェスタコフが韓国特命全権大使ウイ・ソン・ラクと会談

(ロシア農業副大臣シェスタコフ動向および2ケ国間漁業協定関連等外4件)

・ロシアのスケトウダラ輸出は来年2015年に関税がゼロとなる((ロシアWTO対応関連等外1件)

・カニ密漁パナマFOC船船長に2,700万ルーブルの罰金(FOC/IUU取締情報関連外4件)

・スケトウダラ漁業者協会と研究機関カムニロが提携合意(ロシア漁業者底魚等操業関連外8件)

・オ海北部における無脊椎動物資源漁獲状況(ロシア漁業者無脊椎動物資源操業関連外4件)

・太平洋サケマス漁獲量が約18万8,000トンとなる (ロシア太平洋サケマス操業関連外8件)

・ロシアが今年2014年漁期はじめてEEZでサンマを漁獲(ロシア太平洋サンマ操業関連外1件)

・今年2014年上半期水産物製品の輸出が10.3%減(その他ロシア漁業関連情報外6件)

サハリン州国境警備局が330トンの密漁水棲生物資源を押収・幽霊船手前の“INSUNG No.7”がモンテビデオ入港決定(韓国スケトウダラ等市場関連外4件)

計57報告       http://kisenren.com

 

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ドヴォルコヴィッチが極東からロシア中西部への水産物物流費のディスカウントシステム設定を示唆

2014-08-16 11:06:48 | 日記

2014年08月15日 モスクワ発

[ドヴォルコヴィッチが極東からロシア中西部への水産物物流費のディスカウントシステム設定を示唆]

ロシア副首相ドヴォルコヴィッチは、極東からロシア中央部・西部への水産物の出荷物流費に関して、ディスカウントシステムを設定する可能性があることを明らかにした。

また、これに関して、鉄道輸送ばかりでなく、北極海航路の活用も検討していることを加えた。

 (関連過去情報)

 2014年07月29日 ウラヂオストク発

[ロシア漁業庁 太平洋サケマス製品の極東-中央の物流費の協議を指示]

ロシア漁業庁は、極東地方における太平洋サケマス操業会議を開催し、今年2014年漁期開始から同年7月22日までの生産量が約9万4,000トンで、直近偶数年2012年同期を1万9,000トン上回っていると発表した。

また操業会議の中で、ウラヂオストクからモスクワ周辺のロシア中央部までの鉄道貨車による製品の物流費が、平均8ルーブル/kgで推移していることが報告された。

ロシア漁業庁は、この物流費の価格形成の過程に特に注意を払っており、沿海地域管理局に対して、

物流業者である“ロシア鉄道”(РЖД:RJD)社と“レフ・サービス”(Рефсервис:Refservice)社の代表との物流費にかかる協議の場を設定するよう指示をした。

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