ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

ロシアFOC/IUU取締情報139“Репун”=“Jae Su”

2013-06-04 12:48:15 | 日記

2013年06月03日
ウラヂオストク発
[カニ密漁カンボジアFOC船が没収される]
ロシア沿海地方フルンゼ地区裁判所は、カニの密漁を行ったカンボジアFOC船“Репун” (レプン)1,000万ルーブル相当を没収、また、船主の“Jae Su Corporation”(マーシャル諸島)に対して70万ルーブルの罰金を科す判決を下した。
カンボジアFOC船“Репун”は、2012年10月20日、日本海ロシア領海においてロシアFSB沿海地方国境警備局の検査を受けた。
“Репун”は、約4トンの違法に漁獲された活カニと、無許可の専用漁具等を所持していたため、当局により拘束されていた。
(写真は“Jae Su”時代の“Репун”。報告担当者が、2010年2月26日15:30、稚内港において撮影。

(関連過去情報“Репун” “Jae Su”事件)

2012年10月23日 ウラヂオストク発
[沿海地方国境警備局が違法活タバガニ所持のカンボジアFOC船を拘束]
ロシアFSB沿海地方国境警備局は、違法に活タバガニを所持していたカンボジアFOC船を拘束した。
当局は、2012年10月20日、日本海ロシア領海においてカンボジアFOC船“Репун”(レプン)を発見、これを検査した。
“Репун”の船内からは約4トンの活カニと専用漁具等が発見されたが、これらの活動を認める許可証は所持していなかった。
なお、“Репун”の母港はプノンペン、乗組員はロシア人だった。

2010年03月25日 サハリン発*“Репун”=“Jae Su”
[サハリン国境警備局が2隻のカンボジア旗商業船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、3月25日、管轄する排他的経済水域をパトロール中、アニワ湾南東海域で2隻の外国商業船を拘束した。
サハリン時間00:53、国境警備艇"Забайкалье"(ザバイカル)は、カンボジア旗“Jae Su”を発見した。
“Jae Su”は当局の呼び出しに応じず、逃走を開始し、船長は他の乗組員の生命を危険にさらした。結局、"Забайкалье"は“Jae Su”に対し警告射撃をしてようやくこれを停船させた。
“Jae Su”を当局が検査したところ乗組員は16名で、ロシア人12名、インドネシア人4名で構成されていた。
“Jae Su”からは、カニ製品1トン、冷凍スケトウダラ4トン、および冷凍ニシン1トンが発見されたが、この活動を許可する書類を所持していなかった。
また、サハリン時間03:36、"Забайкалье"は2隻目の外国漁船“Mariner”を発見した。“Mariner”も呼び出しに応じず、逃走を開始したため、同様に警告射撃後、当局はこれを停船させた。
カンボジア旗“Mariner”の乗組員14名はすべてロシア人だった。
以上の違法活動により2隻はコルサコフ港へ連行された。

IMOデータ
Name of the ship  REPUN
IMO number  7914145
Type of ship  FISHING VESSEL
MMSI 514090000
Gross tonnage 486 tons
DWT 355 tons
Year of build 1979
Builder  UCHIDA SHIPBUILDING - ISE, JAPAN
Last known flag  CAMBODIA
Former names
JAE SU (not yet confirmed)
DONG WON NO.628 (not yet confirmed)
LA PAZ NO.102 (not yet confirmed)
MELILLA NO.102 (not yet confirmed)
GUINEMAR I (not yet confirmed)
DAIKOKU MARU NO.28 (not yet confirmed)
GUINEMAR I (not yet confirmed)
DAIKOKU MARU NO.28 (not yet confirmed)
コメント
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