ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

ロシア漁業ニュースヘッドライン 2013年11月  http://kisenren.com

2013-10-31 15:22:36 | 日記
2013年11月10日
ユ-ザ-  各位
                                                                
拝啓 時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、ロシア漁業庁は、2013年10月上旬、同庁顧問ビチコフが、韓国海洋水産部国際政策局長チョン・ボク・チュレム(Чон Бок Чулем)と会談し、韓国企業によるリフラッギング操業(ロシアフラッグ漁獲枠約20万トン/韓国内国貨物扱い)について協議したと発表しました。チョンは、ロシア独占禁止庁が指摘する、韓国企業の極東漁業会社への違法な状態での関与にかかる問題について懸念を表明すると同時に、韓国にとって、当該操業がもたらす国民へのスケトウダラの供給が大変重要な位置づけとなっていることを説明し、韓国政府が、外国の産業に投資する場合、相手国の法律を遵守するよう指導していることを強調したとのことです。これに対してビチコフは、韓国企業の活動に、違法が確認された場合、来年2014年1月1日から、それらに対して漁獲枠の配分は停止されると指摘し、この問題が、ロ韓漁業委員会へ悪影響を与えることがあってはならないと言及したと伝えられています。
また、次期第23回ロ韓漁業委員会は、当初、今年年内の開催を予定していましたが、韓国の遠洋産業発展法の発効のタイミングと、未解決の韓国による極東地方の水産貿易センターへの投資問題もあり、その設定の調整を延期することになったとのことです。
今月号においては、これらの動向を、今後の極東漁業に大きな波紋をよぶ問題と位置づけ、TopNews としてご報告申し上げます。
なお、2013年10月中旬、漁業分野を統括する副首相アルカデイ・ドヴォルコヴィッチ(Аркадий Дворкович)は、再生産可能天然資源省を創設することが、この分野の問題解決には結びつかないと表明しました。昨年2012年、ロシア漁業庁は、漁業分野のガヴァナンスの改善の必要性について首相メドヴェージェフに書簡を送付し、漁業分野には漁獲量や魚製品生産指数の低下など、ネガテイブな変化があり、農業省には、生産、保管、物流等、この分野でのプロの数が十分ではないと指摘、漁業庁を農業省傘下からひきだし、独立した省とするか、あるいは、それをベースに置いて、水産業、林業、そして狩猟を管理する再生産可能天然資源省の設立を要請していた経緯にありました。この件につきましてもあわせてお知らせ申し上げます。
(*来月11月下旬からロシアにおいて日ロ漁業委員会第30回会議が開催予定で、報告担当者も当漁業委員会に交渉団随行員として参加の可能性があり、例年どおり、12月号は新年1月号との合併号とさせていただきます。今年も変わらぬご愛顧をいただき、誠にありがとうございました。)  
敬具
(国際漁業対策事業部;原口聖二)                                                                          
Contents
TopNews  次期ロ韓漁業委員会の設定が当面延期となる
・再生産可能天然資源省の創設は漁業分野の問題の解決に結びつかない
・ロシア大手“ルスコエモーレ”「ロシアの海」のスケトウダラ関連漁業会社買収6社に
・モスクワ仲裁裁判所がスケトウダラ漁業者協会の提訴を棄却
・労働組合が漁獲割当にかかる独占禁止庁の提案に反対する
・農業省が漁業分野の競争と立法の改善に関する会議を開催
・灰色操業はロシア排他的経済水域から排除される
・漁業界の歴史的指導者が漁獲割当の長期間設定をプーチンへ要請する
・独占禁止庁は韓国企業の違法漁獲割当取得問題調査結果を近々発表
・漁獲割当配分にかかる農業省ワーキンググループが開催される
・モスクワ仲裁裁判所がスケトウダラ漁業者協会カルテル問題の審理を続ける
・韓国当局はロシア独占禁止庁の調査活動に呼応する
・ドヴォルコヴィッチが委員長となり漁業分野の政府委員会が開催される
・漁獲割当配分方法のあり方を政府委員会が論議することになる
・国の指導者は漁獲割当配分における優先度に過ちを犯している
・独占禁止庁が水産物取引の電子化を提案
・ロ韓IUU漁業防止協定の効果 韓国市場のロシア産カニが減少
・米国タラバガニ業界 政府機関閉鎖で操業できず日本市場のロシア産シエア拡大を危惧
・ロシアIUU漁業防止対応 北朝鮮向輸出漁獲証明書の発行が開始される
・ロ日IUU漁業防止協定に基づく委員会代表にイーゴリ・セドフが任命される
・ロシア漁業者底魚等操業関連(10件) サハリン・クリール海域の2013年9月期操業レヴュー等 
・ロシア太平洋サケマス操業関連(7件)
・ロシア太平洋サンマ操業関連(7件)
・ロシアFOC/IUU取締情報関連(13件)
・韓国スケトウダラ等市場関連(8件)
・その他(10件) 韓国のNPFC事務局誘致の失敗等

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サハリンにおいて今漁期の極東太平洋サケマス操業レヴューが行われる

2013-10-30 23:27:40 | 日記
2013年10月30日
サハリン発
[サハリンにおいて今漁期の極東太平洋サケマス操業レヴューが行われる]
本日2013年10月30日、ユジノサハリンスクにおいて極東科学操業評議会が開催され、今年2013年漁期の太平洋サケマス操業レヴューが行われた。
この会議には太平洋サケマス操業にかかわる行政、科学研究機関、業界の代表者らが出席した。
今年2013年漁期、極東地方の太平洋サケマスの生産量が約39万トンとなり、この内、サハリン州の漁獲が約21万トンを占め、同州が極東地方における、この漁業のリーダーになったことが報告された。
なお、サハリン州太平洋サケマスの生産の内、カラフトマスが18万3,000トン、シロザケが2万1,000トンを占めている。
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ロシア漁業者によるサンマ漁獲量が4万2,000トンとなる(10月28日時点)

2013-10-28 23:13:14 | 日記
Очередное заседание штаба сайровой путины провел начальник Управления организации рыболовства Росрыболовства Андрей Горничных.
ロシア漁業庁は、同庁船団組織局局長ゴルニチニフが議長となり、通信を利用した、今年2013年漁期のサンマ操業にかかる会議を開催した.......

Открывая заседание, Андрей Горничных сообщил, что общий вылов российских судов составил около 42 тыс. тонн. Из этого объема более 41 тыс. тонн добыто в ИЭЗ России. До настоящего времени сохраняется слабая динамика промысла. Отечественный вылов на 28 октября ниже уровня прошлого года на 14,8 тыс. тонн (или на 26 %).

В настоящее время в районе находится 48 российских добывающих судов. За прошедшую неделю количество судов на лову изменялось от 12 до 39. Промысловая обстановка осложнялась плохими погодными условиями – высокая зыбь и штормом 25-26 октября. Среднесуточный вылов на одно судно достигал 40 т, а в среднем за неделю составил 15 т. Средний размер рыб в уловах составлял 28-30 см.

Рыбопромысловый флот работает на промысле сайры в основном в двух районах - в 30-50 милях от о. Шикотан и в 130-150 милях на юго-восток от о. Шикотан.

В ближайшую неделю в районе преобладающей будет спокойная, маловетреная погода, ветер переменных направлений, 3-6 м/сек.

По сообщению Виталия Дудырева, НИС «Вл. Сафонов» провел заключительные исследования за пределами ИЭЗ России и 24 октября завершил работы. На большей части района 40 град. 01 мин. – 40 град. 19 мин. СШ и 148 град. 05 мин. – 149 град. 18 мин. ВД была отмечена сайра частыми косяками, крупного размера. Наиболее плотное скопление сайры наблюдалось на участке с координатами 40 град. 14 мин. СШ и 148 град. 42 мин. ВД.

Предполагается, что обстановка на промысле в следующую неделю будет хорошей за счет продолжения концентрации косяков сайры мигрирующих вдоль фронта Ойясио на периферии теплого вихря.

По информации Алексея Цымбала спасатели «Суворовец» и «Справедливый» продолжат работы по оказанию помощи теплоходу «Варандей», сидящего на мели.
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ロシア大手“ルスコエモーレ”「ロシアの海」のスケトウダラ関連漁業会社買収6社に

2013-10-28 11:35:59 | 日記
2013年10月28日
モスクワ発
[ロシア大手“ルスコエモーレ”「ロシアの海」のスケトウダラ関連漁業会社買収6社に]
ロシア水産投資企業グループ“Русское море”(“ルスコエモーレ”「ロシアの海」)の"Русское море добыча"(ルスコエモーレダブイチャ)による、中国、韓国資本の不祥事を起こした漁業会社の買収が続いている。
“ルスコエモーレ”「ロシアの海」が、スケトウダラ、ニシン等の漁獲割当をもつ極東漁業会社の“ТУРНИФ”(トウルニフ)“Интрарос”(イントラロス)、“Востокрыбпром”(ヴォストークルイブプロム)“Совгаваньрыба”(ソフガバニルイバ)の4社に続き、"Балтстар холдинг"(バルトスタルホールデイング)と"Маликс"(マリックス)を買収したと、ロシアのメデイアは伝えている。
以前に買収された4社はいずれも、ロシア独占禁止庁が違反指摘した、中国企業“パシフィックアンデス”(PacificAndes International Holdings)に実質支配されていたとされる漁業会社の中に含まれているが、情報によると、"バルトスタルホールデイング"と"マリックス"についても、直接、漁獲割当を所有していないためリストにはないものの、同庁が指摘したスケトウダラ漁業の実質管理チェーンの一部とされている。
“ルスコエモーレ”「ロシアの海」はこれまでの買収により、所属漁船が合計11隻となり、これらの船団の昨年2012年の総漁獲量は18万8,700トン以上で、TACの占有率は10.7%に達し、"ルスコエモーレダブイチャ"は、ロシア最大のスケトウダラ漁業者に位置づけられている。
ロシア独占禁止庁は、今年2013年7月に韓国企業が、20のロシア漁業会社を実質管理し、ロシア排他的経済水域におけるスケトウダラ年間漁獲割当を、TACの12%-15%相当(22万トン-25万トン)違法に確保していたと指摘し調査を続けている。
この件についてロシア漁業庁は、外国人漁業者が、政府間協定の許可なしにロシアの排他的経済水域で操業することはできないとし、違法が確認された場合、その企業が持っていた漁獲割当は没収され、オークションに上場されることになるとしており、“ルスコエモーレ”「ロシアの海」は、これらの韓国資本の漁業会社買収の機会をうかがっていると伝えられている。
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モスクワ仲裁裁判所がスケトウダラ漁業者協会の提訴を棄却

2013-10-24 22:28:33 | 日記
2013年10月24日
モスクワ発
[モスクワ仲裁裁判所がスケトウダラ漁業者協会の提訴を棄却]
業界のカルテルを確認したとする、ロシア独占禁止庁の委員会調査結果2012年12月12日付No.98/11-1を不服としてロシアスケトウダラ漁業者協会と16の企業は、2013年2月25日付で、モスクワ仲裁裁判所へ提訴したが、同裁判所は審理を行った結果、これを棄却した。
独占禁止庁は、昨年2012年12月、ロシア極東の53の漁業会社とスケトウダラ漁業者協会を、ロシア排他的経済水域のスケトウダラの漁獲枠を不当に管理していたとされる中国企業“パシフィックアンデス”(PacificAndes International Holdings)との提携について調査した中で、26の漁業会社と業界団体にカルテルが認められたと発表した。
同庁は、スケトウダラ漁業者協会の議事録等から、Aシーズン、Bシーズンの漁獲調整、スケコ卵率の調整、およびスケコ、フィレ、ミール製品の供給体制について、協会と会員53社の内26社にカルテルが認められたと調査結果を結論付けた経緯にある。
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ロシアFOC/IUU取締情報158“Рейн“

2013-10-24 16:04:53 | 日記
2013年10月24日
カムチャツカ発
[カムチャツカ廷吏がカニ密漁FOC船を没収]
カムチャツカ地方廷吏はカニの密漁を行ったシェラレオネ籍FOC船を没収したと発表した。
このFOC船は昨年2012年9月、違法に漁獲したタラバガニとアブラガニの冷凍足製品約60トン等を所持し、ロシアFSB北東管区国境警備局所属警備艦“Дзержинский”(ジェルジンスキー)に、オホーツク海において拘束された“Рейн“(レイン)で、船主はパナマ登記会社“Crown Logistics S.A.”。
なお、今年2013年7月には、“Рейн“が所持していた製品を、同地方裁判所執行官が廃棄処分へまわした経緯にある。

(関連過去情報)

2013年07月19日 カムチャツカ発
[カムチャツカ裁判所執行官は密漁カニを廃棄処分する]
カムチャツカ裁判所執行官は、便宜置籍船により密漁され、押収したカニ製品を廃棄処分へまわした。
昨年2012年9月、ロシアFSB北東管区国境警備局所属警備艦“Дзержинский”(ジェルジンスキー)は、オホーツク海においてシエラレオネ旗“Рейн“(レイン)を発見、これを停船させ検査した。
“Рейн“の船内からは、約60トンのタラバガニとアブラガニの冷凍足等が発見されたが、これらの漁業活動を認める許可は所持していなかったため、当局はこれを拘束、ペトロパブロフスクカムチャツキー港へ連行した。
その後、ペトロパブロフスクカムチャツキー市裁判所は、カニの密漁を行った“Рейн“の船主であるパナマ登記会社“Crown Logistics S.A.”に4,880万ルーブルの罰金を科す判決を下していた。
押収されたすべての製品は、財産管理局へ転送され廃棄処分されることとなった。

2013年05月07日 カムチャツカ発
[カニ密漁シエラレオネFOC船主パナマ登記会社に7千万ルーブルの罰金]
ペトロパブロフスクカムチャツキー市裁判所は、カニの密漁を行ったシエラレオネFOC船主のパナマ登記会社“Crown Logistics S.A.”に7千万ルーブルの罰金を科す判決を下した。
2012年9月19日、ロシアFSB北東管区国境警備局所属警備艦“Дзержинский”(ジェルジンスキー)は、オホーツク海においてシエラレオネ旗“Рейн“(レイン)を発見、これを停船させ検査した。
“Рейн“の船内からは、約60トンのタラバガニとアブラガニの冷凍足等が発見されたが、これらの漁業活動を認める許可は所持していなかったため、当局はこれを拘束、ペトロパブロフスクカムチャツキー港へ連行していた。
なお、“Рейн“の船長と乗組員はロシア人で、船は冷凍魚の取扱と輸送のために装備されていた。

2012年09月21日 カムチャツカ発
[北東管区国境警備局がカニ密漁密輸シエラレオネFOC船を拘束]
ロシアFSB北東管区国境警備局はオホーツク海において、環境法と漁業規則に重大な違反を犯した
シエラレオネFOC船を拘束したと発表した。
2012年9月19日、当局所属警備艦“Дзержинский”(ジェルジンスキー)は、シエラレオネ旗“Рейн“(レイン)を発見、これを停船させ検査をした。
“Рейн“の船長と乗組員はロシア人で、船は冷凍魚の取扱と輸送のために装備されていた。
この船内からは、約60トンのタラバガニとアブラガニの冷凍足等が発見されたが、これらの漁業活動を認める許可は所持していなかった。
“Рейн“は当局により更なる検査のため、ペトロパブロフスクカムチャツキー港へ連行された。
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ロシア漁業者によるサンマ漁獲量が約3万9,000トンとなる(10月21日時点)

2013-10-22 17:11:04 | 日記
Циклоны мешают отечественному флоту осваивать сайру
荒天がロシア漁業者のサンマ漁業をさまたげる.........

В середине октября на сайровой путине российские суда три дня не могли работать из-за плохой погоды. По прогнозам ученых, на предстоящей неделе шторма опять будут препятствовать промыслу.

По данным на 21 октября отечественный флот добыл около 39 тыс. тонн сайры. Суда традиционного лова освоили 24 тыс. тонн, суда с автономной переработкой поймали в исключительной экономзоне России и за ее пределами почти 15 тыс. тонн. Общее отставание от показателей 2012 г. пока достаточное высокое – 16 тыс. тонн, но порог минимального вылова уже преодолен.

Прирост вылова с 14 по 21 октября составил около 2,1 тыс. тонн. Это значительно меньше уловов за две предыдущие недели (6,4 тыс. и 6,5 тыс. тонн). Как сообщили Fishnews в пресс-службе Тихоокеанского научно-исследовательского рыбохозяйственного центра, основной причиной падения показателей стали неблагоприятные погодные условия – через промысловый район проходил тайфун Wipha, из-за которого флот не мог работать трое суток.

Общий вылов российских, японских и корейских судов в исключительной экономзоне РФ достиг 73 тыс. тонн. Это на 10 тыс. тонн меньше, чем на отчетную дату прошлого года.

В течение недели количество российских добывающих судов на промысле изменялось с 42 до 40 единиц. 16 судов с автономной переработкой вели промысел на периферии теплого вихря А35. Суда с традиционной схемой сдачи сырца работали восточнее – тоже на периферии А35, а также на фронте Ойясио.

По словам ученых, в ближайшую неделю в районе промысла ожидается неустойчивая погода, что негативно скажется на результатах вылова. Пришедший с юга циклон 22 октября будет медленно смещаться с океанической стороны Курильской гряды к Камчатке. В промысловом районе сохранятся штормовые условия. С 23 по 25 октября над Курилами сформируется поле высокого давления, погода станет благоприятной для лова сайры.

Во второй половине дня 25 октября к району начнет приближаться еще один южный циклон. 26-27 октября он пройдет в непосредственной близости от района, сила ветра повысится до штормовой – 12-16 м/с.

Научно-исследовательское судно «Владимир Сафонов» приступило к работам в открытых водах за пределами исключительной экономзоны России. Планируется также провести попутный поиск подходов сайры и перспективных районов лова в юго-западном направлении вдоль фронтальных зон.

Представители ТИНРО-Центра рассчитывают, что косяки сайры продолжат концентрироваться вдоль фронта Ойясио на периферии теплого вихря. Как и в прошлую неделю, скопления будут формироваться на фронте Ойясио и северной периферии теплого вихря А35. Однако сложные погодные условия, скорее всего, вновь не позволят добывающему флоту работать трое суток.
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サハリン州太平洋サケマス漁獲量が21万トンを超える

2013-10-22 05:27:38 | 日記
2013年10月21日
サハリン発
[サハリン州太平洋サケマス漁獲量が21万トンを超える]
サハリン州の太平洋サケマス操業は一部を除き、今年2013年漁期をほぼ終了した。
直近のサハリン州遡河性魚種生産管理委員会を終え、ロシア漁業庁サハリン・クリール地域管理局局長コズロフは、同州の今年2013年漁期の太平洋サケマス生産量が21万トンを超えたと発表した。
同州の生産量は極東地方で最も大きいものとなった。
業界団体であるサハリン漁業コルホーズ連合代表センコは、サハリン北東部沿岸にカラフトマスの来遊が極端に集中し、予想シナリオから離れた漁期となったと振り返った。
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ロシアFOC/IUU取締情報157"Фридом"Корум"

2013-10-22 03:42:02 | 日記
2013年10月21日
カムチャツカ発
[オホーツク海で密漁FOC船2隻が拘束される]
ロシアFSBカムチャツカ国境警備局は、2013年10月21日、オホーツク海においてカニ等を密漁した、パナマ籍とカンボジア籍のFOC船を拘束したと発表した。
同年10月15日、当局所属航空機がロシア排他的経済水域において、不審船"Фридом"(フリドム)を発見、ロシア国境へ侵入を試みたため、関連情報を警備艇"Нева"(ネヴァ)へ通報した。
"Фридом"は逃走を開始したが、"Нева"に追跡され、警告射撃を受け停船、ようやく当局の検査を受け入れた。
"Фридом"の船内からは違法に漁獲された活カニ10トンが発見されたが、その活動を認める許可は受けていなかった。
"Фридом"はカンボジア籍、母港はプノンペン、乗組員16名はロシア人で構成されていた。
また、翌16日、当局は、パナマ籍"Корум"(コルム)を発見し、これを検査した。
"Корум"の船内には、活カニを運搬するための専用機器等が設備されており、カニを漁獲するための餌と推察されるニシンとスケトウダラを所持していた。
しかし、"Корум"は同様に、これらの活動を認める許可は受けていなかった。
"Корум"の乗組員15名もロシア人で構成されていた。
これらの密漁FOC船2隻は、更なる検査のため、当局によりペトロパブロフスクカムチャツキー港へ連行された。

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サハリン州のシロザケとカラフトマス操業の終漁

2013-10-22 03:39:10 | 日記
2013年10月19日
サハリン発
[サハリン州のシロザケとカラフトマス操業の終漁]
サハリン州遡河性魚種生産管理委員会は、次のとおり、本日年10月19日をもって、今年2013年漁期のシロザケとカラフトマスの今年の操業を終漁する決定をした。
テルぺニア岬とクリリオン岬からの東サハリン沿岸、そして南西サハリン沿岸、西サハリン沿岸の今年2013年のシロザケ操業は、10月19日20:00もって、すべて完了する。
また、今年2013年の南クリール沿岸のカラフトマス操業も、10月19日20:00もってすべて完了する。
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ロシアFOC/IUU取締情報156"Орион"

2013-10-18 14:55:11 | 日記
2013年10月18日
サハリン発
[サハリン国境警備局がカンボジアFOC船をコレサコフ港へ連行]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、2013年10月16日、アニワ岬(中知床岬)南東ロシア排他的経済水域において、漁業規則違反を犯したカンボジアFOC船"Орион"(オリオン)を拘束、更なる検査のため、コルサコフ港へ連行したと発表した。
"Орион"は、過去にも環境法令違反等で当局に拘束されており、当時の船長は、2012年10月、起訴されている。
事件から一年後、"Орион"は別の船長による活動で再び、当局により拘束されることとなった。
なお、"Орион"の乗組員は16名で、すべてロシア人で構成されていた。
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労働組合が漁獲割当にかかる独占禁止庁の提案に反対する

2013-10-18 04:46:24 | 日記
2013年10月18日
モスクワ発
[労働組合が漁獲割当にかかる独占禁止庁の提案に反対する]
ロシア水産業従事者労働組合は、漁獲割当の配分過程に競争原理を与えるためのオークションを導入すること等を求めるロシア独占禁止庁の提案に懸念を表明した。
同労働組合は、大統領プーチンに対して、既に、このような*オークションは2001年から2003年までに導入されたが、漁業界に甚大な悪影響を与えたと、その要請の中で指摘した。
また、同労働組合は、例えば、プラント機器のサプラヤー選択等、他の産業においてオークションは馴染むかもしれないが、水棲生物資源へのアクセスには、資源管理を含め経験が必要であり、金だけで、誰にでも権利を与えることは、不適切で、陸上加工業を中核とする沿岸地域の壊滅的な状況を招きかねないとしている。
(*報告担当者 原口聖二: 当時、報告担当者も外国人漁業者の立場でオークションに参加し、漁獲枠を応札した。3年間、ロシアの主要魚種のオークションは続いたが、大手資本の漁獲枠買占めのほか、そこに、漁業とは無縁の企業、資金が、投機目的で参加、闇社会が無秩序に天然資源にアクセスする等の問題が発生した。このことから、現在は、ごく一部の限られた漁獲枠のみ対象にオークションが行われている。)
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FSBに拘束された台湾サンマ漁船 SUN CHIA YI (IMO: –––, MMSI: 416669000)

2013-10-17 10:53:51 | 日記
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米国タラバガニ業界 政府機関閉鎖で操業できず日本市場のロシア産シエア拡大を危惧

2013-10-17 04:44:15 | 日記
2013年10月15日
米国発
[米国タラバガニ業界 政府機関閉鎖で操業できず日本市場のロシア産シエア拡大を危惧]
新たな会計年度が始まる2013年10月1日までに暫定予算が成立しなかったことから、米国政府が予算執行の法的裏付けを失い、政府機関の一部であるNMFSが閉鎖され、漁業許可証の発給を受けることが出来ず、操業開始の2013年10月15日、約80隻のタラバガニ漁船がダッチハーバーで係船状態となっている。
1日1隻あたりの経費は1,000ドルと見積もられており、この状態が続けば当然被害は拡大するが、業界は遅延調整期間を7日間ー10日間見込んでいる。
日本市場が、この空白から再びロシア産カニの調達を求め、米国業界はそのシエアを失うことを危惧している。
米国タラバガニ業界は、政府の財政協議で出鼻をくじかれた。
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ロシアFOC/IUU取締情報155"Трим"

2013-10-16 16:06:55 | 日記
2013年10月16日
サハリン発
[サハリン国境警備局が択捉島周辺海域でカニ密漁カンボジアFOC船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、2013年10月10日、択捉島周辺ロシア排他的経済水域において、カニを密漁したカンボジアFOC船"Трим"(トリム)を拘束したと発表した。
当局は"Трим"を検査し、船内から違法に漁獲した活ズワイガニ(オピリオ)16トン以上を発見、これを拘束した。
なお、"Трим"の母港はプノンペンで、乗組員はロシア人で構成されていた。
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