こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

緑生い繁る国とそうでない国の住民の意識の違い

2024年05月17日 | 日々思うこと、考えること
気持ちの良い朝。
気温は上がるが湿度は上がらない1日になるようだ。
今日はジャケットを羽織って来なかった。
欧米式だと、ジャケットを着ないのは下着でいるようなものだ言われるが、日本の夏はそんなこと言っていられない。

昨日、少し年上の病理医と世間話をしたら、面白いことを言っていた。
まずは、新緑の話をして、日本というところがいかに水と緑に恵まれているかということから始まり、それに比べると欧米は緑も水も日本とは違うからという比較になった。
日本にしても東南アジアにしても、水と緑が豊富にあり、わざわざよその土地を求めなくてもいい。
それに比べてヨーロッパの緑はこういったものとは異なるという。
たしかに、北欧は針葉樹林だし、フランスもこんなに雨は降らないし、南欧はオリーブばかりのような気がする。
だから、色々なものを獲りに他所に出かけて行ったのが大航海時代だったのだろうと。
そして、他国の土地を分捕ることも。

 日本人て、世界征服を考えたことはないんじゃないかな

秀吉にしても、あれは戦国時代の終わりに武士の食い扶持がなくなってしまうからやったことだから、目的が違う。
中国にしても、基本的には国内に軸足を置いておき、そこから世界に出て商売をするのが基本的なスタンスだ。
その最たるものがロシアへの支援という名の商売だ。

通信機器、移動手段が発達してグローバル化が進んでしまったので、必ずしもこれまでの考え方を当てはめることはできないが、古くからの”傾向”みたいなものは保たれているだろう。

それにしても車窓から見える緑は日を追うごとにどんどん濃くなってゆく。
雑草も嫌というほど出てくるが、冬になれば枯れて肥やしとなって未来へと繋がってゆく。

こういう自然を享受している日本人に欧米や中東の人の考え方をしろと言われても、それは頭では分かっていても実行するのはなかなか難しい。
むしろこういう考え方を世界平和に生かしていくことはできないだろうか。
水と緑に感謝

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