こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

人生の楽しみとか喜びというのはどんなものなのだろう

2024年04月13日 | 生き方について考える
穏やかな朝。
鶯の声を探していると、突然けたたましいガビチョウの声で遮られてしまう。
それでもまあ、それなりに彼らも頑張っているわけだから許容していかなくてはならないのだろうと思いつつ、ホーホケキョの声を待つ。
今日明日はオンライン形式の学会がありの、この間の還暦同窓会の幹事会の打ち上げありで、いろいろあって落ち着かない。

昨日から娘夫婦が来ているが、娘婿が、

 日本では土日に学会というのは当たり前なのか

と聞いてくるので、

 そう、ウィークデイは働かなくちゃならないからね

と応えた。
この春から勤め始めたラボの同僚に聞いてもおなじような答えだったそうだ。
何か言いたそうだったが、これが日本だからとそれ以上私も何も言わなかった。

欧州人の彼の目に日本人のこんな働き方はどう映るのだろう。
少なくとも人生をそれほど楽しんでいるようには見えないのではないか。
では、人生を楽しむ、というのはどういうことなんだろう。

自分の好む土地に住むことか、でも、週末以外はそこにおらず、普段はそこから往復4時間をかけて通勤することはそれほど楽しんでいるとは思えない。

起きがけに、テレビをつけたら、NHKで”あの人に会いたい”というプログラムで、青色LEDを開発してノーベル物理学賞を受賞した赤崎勇さんのことが紹介されていた。
この人は大きな成果を挙げて、人生をさぞ楽しんだ事だろうと思ったが、そのことと引き換えの努力もあったはずだ。
失敗から学ぶこと、役立つことがあるとも言っていたから、失敗すらも楽しみ、歓びだったのかもしれない。

それぐらいじゃないと、そもそも生まれてきた意味もないのかもしれない。
自慢の一つにもならないことだが、私は失敗の多い人生を歩んできたし、今でもしょっちゅう失敗している。
そんな失敗でも役に立っていると思えば後悔などせずに楽しむことができるかもしれない。
楽しけりゃそれでいい?

ブログランキング・にほんブログ村へ

応援よろしく

 PVアクセスランキング にほんブログ村
コメントお願いします!