こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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この10年を振り返る(1)通勤 《こんきも10周年記念スペシャルウィーク》

2017年09月04日 | 通勤・交通・旅行

月曜日といえばやはり週の始め、テーマは通勤がいいだろう。通勤にカテゴライズした記事は昨日まで266本。

通勤に関する記事の内容は大きく3つに分かれる。通勤ラッシュに関する考察、というか不平不満。そんなことばかり書いているかと思ったら、通勤途中に接した色々な風景、車内での出来事とか通勤事情についてなどについても結構書いている。

私は鎌倉に住んでいて、仕事は県外だ。鎌倉から外に出るには横須賀線か、江ノ電か、自家用車しかない。荷物運びで車を使うことはあるが、ほとんどは横須賀線だ。江ノ電で片瀬江ノ島経由で小田急という手もあるが、大船藤沢経由で十分座ることができる。ということで、横須賀線でまずは大船にでて、小田急を使うのであれば藤沢まで下り、東京を目指すのであれば、そのまま乗っていく。鎌倉に住んでいる人にとって、品川までの50分というのは通勤に織り込むべき時間であって、最初から往復2時間というのは最低限のことだ。

通勤カテゴリー、最初の記事は『みんな、大変ですよね・・・(2007年9月10日)』ブログ開設2日目にしてすでに通勤への不満を書いている。この時点で鎌倉からの遠距離通勤は10年を越えていたので時間については今更という感じだったのだが、時間よりもマナーに関して文句を言っている。足を広げて座る人、足を投げ出す人、立っていても周りの人のことを考えない人『大きなカバン、さらにはリュック(2015年6月5日)』、については普遍的というか、公共交通機関を使い続ける限り解決できない問題だろう。この時はコメントも結構いただいた。車内マナーの向上については色々問題があるだろうし、自分自身気をつけないといけないことも少なくない『ギューギューづめでスマホはやめて(2016年01月20日』『こんなことでいちいち怒ってちゃダメ?(2016年02月22日』『私の方こそ嫌なことをしている(2012年05月22日』。それにしても、車内でマニュキアを塗り始めた女性には参った『電車内の音と匂いのマナー(下)(2017年07月08日』。

この10年間で職場は2回変わったので、通勤ルートは3通りあった。でも、その中でも色々とマイナーチェンジがあった。遠距離通勤の時間の有効利用にはいつも頭を悩ませている。一番よかったと思えたのは、最寄り駅を変えて歩く時間を延ばしたこと『電車に乗っている時間を短くする(2009年10月5日)』。これは、前々職場から始めたことだったけど、歩くといろんなことが見えて楽しかったし、メタボ予防にもなっていたに違いない『歩くだけでも病気の予防(2014年08月28日』。今の職場は駅から徒歩3分、一駅前通勤はちょっと遠いので歩くのは難しい。少なくとも30分歩いていたのはよかったようで、今度の職場に来たらあっという間に体重が増えてしまった。あれはあれでよかったと感じる今日この頃。

あとは、あちらこちらの風景を見ながら歩いたのもいい思い出だ。道路ぎわの割れ目から育ったひまわり『ど根性ひまわり 2015(2015年07月07日』、クチナシ『クチナシ(梔)ロード(2013年06月20日)』、金木犀『秋本番とキンモクセイ(2012年10月15日) 』などの花や緑についての記事も多かった。『サラリーマン二十四節気、冬(一部春)(2015年02月17日)』なんてのまで書いていた。夏場の通勤の暑かったことも、いい思い出だ『祝!1周年(2010年10月06日』。この後も、暑さ対策についてはあれこれ書いている『冷感グッズで夏を乗り切る(2012年08月16日』。

車内でのあれこれもあった。これについては気をつけないといけない。車内トラブルについては気をつけるようにとコメントもいただいている。

あとは、車内での失敗談も。最近、乗り過ごすことは減ったけどまだまだ気をつけなくてはいけない『謎が解けた (私事です)(2009年12月15日』。車内吊り広告を掴んでしまったおじさんなんてのもいた『気まずいというか、なんというか(2009年11月08日』。通勤電車での法則?のようなことも書いてみたことがあった『通勤三題・・・通勤電車編(2014年05月08日』。昔は電車の中に閉じ込められても平気だったが、新幹線に閉じ込められて以来、苦手となってしまった『けっこう、アセッた(2012年09月18日』『閉じ込められた!(2013年04月09日』。混んだ車内は、感染症も結構怖い『新型インフルエンザ(2008年11月25日』。

鉄道会社は営利企業ではあるけれど、利用者にもう少し優しくしてくれてもいいのではないかと思うこともある『どれに乗っても満員電車・・・1(2015年05月14日』。口ではサービスを謳っているけど、結構儲け主義なのが露骨で嫌になる。まあ、現場の人たちはそうでもないのだけど、上の方がそうしているのだろう。そういえば、学会出張の時の話もよく書いているけど一番驚いたのは駅の区別がつかなくなりつつあるということ『あれ?札幌駅と博多駅、どっちがどっち?(2011年07月13日』。同じ会社が請け負っているのだろうか。そのうち、東京駅と鎌倉駅以外はみんな同じになってしまうのではないかと不安になる『』。

通勤時間は色々と考えるにはいい時間だ、私にとってはこの時間の有効利用は、仕事を続ける限り消えないテーマだろう『あれこれ考える(2011年01月28日』。

歩いていると、哲学者のようになることもある『季節の変化も人生も(2015年03月19日』。

帰る家があり、待っていてくれる人がいるというのは幸せなことだ『揃ってご帰還(2014年03月17日』。

家を出て家に帰る

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