ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




また雪が降りましたねー。でも、止んじゃいましたねー。また写真、撮りそこねましたー。いや、寝ていたわけではないのですが(笑)。

 

「なんで戦争なんてするんだ!?信じられない!分からない!」

・・・多数の方が思うかもしれません。でもこれだと話が進まないので、少々長くなりますが少しだけ紐解いてみましょう。

 

あなたは、誰ともケンカしませんか?したことはありませんか

今はさすがにしないよ、とおっしゃる方も、子供の頃はきっと一度や二度は。誰かにぶたれたり、ぶったり、したことだってあるでしょう。

そこらの公園に一日座って眺めていれば、仲良く遊ぶ子供たちの声に混じって、きっと泣き声だって聞こえてくるでしょう。

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砂場でAちゃん、Bちゃんが山を作っていました。二人共ワンワン泣いている。見ると、どちらの山も崩れている。

Aちゃん「Bちゃんが、貸したシャベルを返してくれなかった」

Bちゃん「ちょっとだけ貸して、ってちゃんと言ったよ。そしたら貸してくれるって、言ったんだよ」

Aちゃんが、後から来たBちゃんにシャベルを貸したらしい。

Aちゃん「でも、もう返して、って言ったのに、『もうちょっと、もうちょっと』って全然返してくれなかったんだよ。」

Bちゃん「そんなことない。『ごめんね。もうちょっとだけ待ってね』ってちゃんと言ったのに。それなのに、Aちゃんが突然怒って、私の山を踏んづけて壊したんだよ」

Aちゃんは貸したシャベルを、何度言ってもなかなか返してくれないBちゃんに癇癪を起こして、Bちゃんの山を崩してしまったらしい。

Aちゃん「でも、そしたらBちゃんが、砂を投げてきたの。それが目に入ったの。とっても痛い。ウワーン」

Bちゃん「そしたらAちゃんが、ぶったの。ウワーン」

Bちゃんも、悔しくて、思わず砂を掴んで投げつけてしまった。そしたら、そんなつもりは無かったのに、たまたまAちゃんの目に入ってしまった。そして、Aちゃんも応戦。手を出してしまった。そして、取っ組み合いに。

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さて、どちらが悪いでしょう。あなたは、二人になんと言ってこの場を鎮めますか。そして、どちらが悪いかの判断を迫られたら、どうしますか。Aちゃんが?Bちゃん?「仲良く遊びなさい」というのは簡単ですが、こんな砂場のケンカにも、それなりに理由がありまして、この場合でも、二人はお互いに「むこうが悪い」、と言うかもしれませんね。

・・・陳腐な作り話で申し訳ないですが、こんなの、世界中どこにでもある話ではないでしょうか。でもまずは、こんな砂場トラブルの延長が「戦争」なんだと覚えておいてください。人は、砂場でも、世界を舞台にしても、争うのです

話し合いをしても(『返してと言った』『もうちょっとだけ、と言った』という段階がそれ)、解決しない場合(『でも返してくれなかった』『丁寧にお願いしたのに』)、・・・手を出してしまうことがあるのです。この例にしたって、Aちゃん、Bちゃん、どっちかが100%正しいというのは無いですよね。判断は、難しいのです。でも、大人がこんなことでケンカをしたらまずいですよね。

さて、じゃあなぜ、大人になるとなかなかケンカしないか。大人は、子供よりも理性があるから?人とは仲良くするべきだと知ってるから?半分は当たっていますが、半分は、説明不足です。大人だって、むかついたりしてるわけです。むしろ、大人のほうが、腹に据えかねることが増えてくる・・・そうでしょう?じゃあなぜ、簡単にはケンカしないか。

答えは、大人になってケンカをすると、・・・罰を受けるからです。

大人がケンカすると、警察によって罰則が与えられます。程度が酷ければ、財産(罰金)や自由が奪われます(懲役)。履歴にも前科が書き加えられますので、先々の信用も得にくくなりますし、仕事もしづらくなります。社会生活に支障をきたすことになります。へたすれば、人生崩壊です。これは怖いことなわけですよね。

ケンカに限らず、泥棒に入っても、強盗をはたらいても、詐欺を企んでも、警察はやってきます。逆に言えば、我々の生活は、これでかなりの安全が守られているわけです。夜道の一人歩きの場合などでも、パトカーや警察官がそばに居てくれたら安心でしょう(とんでもない警察官もいますが、この場合それは除きます)。

警察は人の(悪い)行動を抑止するわけですがから、これを「抑止力」と言います。そして軍隊は、警察のさらに強力版の抑止力だと考えてください。法律も抑止力です。誰も決して人を殺さないなら、「人を殺したらいけない」なんていう法律は、そもそもいらないのですから。人を抑止する為の法律は今でもそうしてどんどん増えて(発達して)います。

しかし、世界という大きな国に、警察は居ません。これが問題の一つです。戦争の原因そのものは民族対立、宗教対立、国土拡充、資源確保などなど、ようするに「気にくわない」とか「あいつのアレが欲しい」とか、実はそんなもんなんですが(昨日書いたケニアのケースは、「政治家の圧政とそれに対する民衆の反発」、と考えられますね。つまりある政治家の「欲の深さ」が原因でしょう)、・・・でもこれが複雑に絡んでしまってるから、後から原因を探リ出すのも大変で(一つではないケースも多い)・・・、しかしとにかくそれを止める抑止力が働かない、というのも理由の一つなんです。

アメリカが「我々は世界の警察だ」なんて言いますが、これは別な思惑もあってのことですし、おそらく「正しくは」機能しませんし、無理だと思います。宗教も問題もありますし、世界ではそこまでアメリカは信用されていません(大抵の日本人は別として)。そもそも、あんな建国以来常に戦争ばかりしている危険な国に、警察なんて怖くてお願いできません。「バカボンのおまわりさん」以上に発砲している危険な警察官ですよ(笑)。ただ、既に世界26ヶ国以上に基地が設置されて(しまって)います。勿論、日本もそのうちの一つです。しかもやたら沢山ありますね。

そして、国連。これも現実問題、警察の役割を担うほどの力は無い団体なのです。「国連決議」なんて、しょっちゅう無視されますしね、表向きはともかく、結局一部の力のある大国の思惑によって運営されているような状態でもありますから。残念ですが。立場は偉いんだけど、怒られてもあんまり怖くない先生、みたいな感じでしょうか(言い過ぎかな)。

 

さて、日本は軍隊を持たない、ということになっていますが、僕は自衛隊は立派な軍隊だと思っています。なぜなら、軍隊と同じことができるからです。戦車もあるし、ミサイルも打てるし、最新鋭の戦闘機も戦艦も持っています。高性能ライフルを持ったパラシュート部隊だって、いつでも出動できるように、ちゃんと訓練されています。ちなみに、日本の軍事費は世界第5位という大きなものです(つい数年間までは米、英に次ぐ第3位でしたが、現在は中と仏が上位に)。核こそ無いものの(たぶんね)、日本は、世界的に見ても、相当な軍事力を持っているのです。

さて、しかし日本の誇る憲法9条では、「国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄する」、ということですね。これはケンカの為には使わないけど、抑止力としての軍事力(自衛力)は持ちますよ、ということです。他の国が簡単に悪さをしてこないように。攻めないけど、いざ攻めてきたら、守る為にはキッチリやりますよ、怖いですよ、ということです。

「えー。いらないんじゃないの、そんなの。」

と「性善説」の立場で考えられる方もいらっしゃるでしょう。それはそれで素晴らしいとも思うのですけれど、ならば家の鍵を開けっ放しにして、表には「ウチは鍵を一切かけておりません」と張り紙をしてずっと生活できますか?ということなのです。

よく、「世界中の国がいっせいに武力を放棄できれば」、という話が出ますね。これも同様に、全部の家がそうしたら・・・ということなのですが、どうですか、大丈夫そうでしょうか?絶対に誰も、自分の部屋に勝手に入ってきたり、家のものを持っていかないよ、大丈夫ですよ、鍵なんて要りませんよ、と言えますでしょうか。それも、日本人だけでなく、他国から来た外国人も沢山居る中で。外から帰ってきたら、当然の様に鍵が開いている。その恐怖に、耐えられますか?

しっかり鍵を掛け、何度も確かめ、大きな財産のある人は警察の抑止力だけでは信用に足りなくて、防犯カメラを付けたり、セ○ムなどの民間警備会社とも契約しているわけですよね。これが僕達の住んでいる世界の現実です。

難しい問題です。でも、ただ「難しいので、わかりません」で止まっているということは、いざというときに「流される」ということです。人の言いなりになる、ということですから。時々一緒に勉強していきましょうね(・・・って何のブログだ?)。

現在のところ、結局は軍備、ひいては核爆弾を持つことがほぼ唯一強力な他国への抑止力になってしまっていますが、このやり方にはとても諸手を挙げてなんて賛成はできませんよね。核は、まずいです。僕達は一番それを知っていますよね。どんな国の核保有にも絶対反対していかなくてはいけないと思います。ってか、あんなもの認めては、結局僕達の将来はなくなると思います。沢山の核爆弾に守られた世界平和なんて、もはやブラックジョークですよね。

 

あと、私たち日本はこんなに平和なのに、アメリカをはじめ、何で世界中で戦争が起こってるのか、という疑問がありますね。これに対する一つの答えといいますか、もしかしたらご存知ない方もいらっしゃるのかも、と思うポイントを書きますが・・・、

日本の憲法9条のような、「武力行使を放棄」して「平和を約束」している国は、都市国家(=大きな国)では、「世界中で唯一日本だけ」なのです。あとの世界中の全ての国は、いざとなったら(話し合いで解決がつかなければ)戦争する用意がある、とはっきり言っているのです。永世中立国のスイスの軍隊なんてそれはそれは強い軍隊なわけで、だからこそ誰もスイスには手を出さないというのが事実なのです。とにかく、日本以外の国は、どこも戦争を放棄してないんです。怖いですよね。でも、これが今の世界の現実なんです。平和な国、日本で過ごしていると、分からなくなっちゃうんですが、基本的に世界はあんまり平和じゃないんだ、ということは覚えておいてください。日本はもう随分長いこと平和というぬるま湯の中に居ますから、大多数の人が忘れちゃってるんですけどね。

あと、こんな例があります。これはとっても素晴らしいことのなのですが、中米にあるコスタリカという国が1949年に軍隊を永久に廃止しました。これによって、コスタリカに攻め込む国は、なくなりました。こういうやり方も、あるのです。(注:ただ、万が一の非常時には軍隊を組織する、という項目はおりこまれています。・・・これは当たり前といえば、当たり前ですよね。)これも立派な戦争放棄です。世界で、日本とコスタリカだけなんですよ。

じゃあ、なぜ日本はコスタリカみたいにしないのか。なぜ、軍備(自衛隊)を放棄しないのか。

これはですね、日本は、コスタリカと違って・・・世界第二位の経済力を持つ大国だからです。つまり、欲しがる人が多い国なんです、色んな意味で(・・・自然も、人も、文化も、海外から見ても、素晴らしく魅力的な国なのですよ、わが国は)。そんな日本を手に入れて好きにできるなら、よし、ひとつ攻め込んでやろう、という国があっても全然おかしくはないのです。恐ろしいことですが。なので、現在、自衛隊と、あとは日米安保条約によって、「何かあったらアメリカが守ってくれる、代わりに戦ってくれる」という約束の下、我々の平和は成り立っているのです。しかしそれゆえ弊害もあって、あまりアメリカに強く出れない国になっています。なので、「これじゃアメリカの属国じゃないか」、とか、「日本はアメリカの51番目の州か」、などと揶揄する声も聞こえて来るのです。

でも本当に、アメリカがいなかったら、日本は寒空の下、裸同然で外に放り出されるのと一緒、というのも事実なのです。「アメリカの軍事力による抑止」が無かったら、お隣の北のあたりから、とっくに爆弾が落ちてきてるかもしれないのです。悲しいことですが、これも現実です(だから憲法を変えて、自分たちで自立しよう、という動きもあるわけですが、これは・・・)。日本は、独立国のような、実際はそうでないような、変なことになっているのです。

僕は、憲法9条は一度変えてしまったら、ズルズルと大変なことになると思っています。じゃあ、どうすんべよー、という話は・・・いくらでもするべきです。それこそ、徹底的に話し合いです。

そのためには、僕達一人一人が色々としっかり見て、知って、考えとかニャ-、と思うのであります。

ではー。



コメント ( 17 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
抑止力 (みかわ)
2008-02-06 21:26:05
ケンさんが度々仰って下さる“知ること”

これも抑止力になりますよね。

あたし達は知ろうと思えば可能な環境にいます。

情報に疑問を持てるくらいまでたくさん。

あたしは知れば知るほど何も言えなくなっています。

それくらい日本人には思いつかない無数のしこりが

人間という1種類のコミュニティーには存在して

話し合えばわかりあえるどころか

人間同士が同じテーブルにつくことさえ難しい…



最近、憎むべきものは争いではなく

背景にある思惑なのではと思っています。
 
 
 
武器より恐い人間。 (MAKI)
2008-02-06 21:33:48
喧嘩もいいでしょう。
奪い合いもいいでしょう。
言い合いもいいでしょう。
でも、“そんなのは他でやっとくれ!”

助け合えない?
話し合えない?
分け合えない?

戦わなきゃ!傷つけなきゃ!命を奪わなきゃ!
いけない事なのでしょうか。
関係ない人を巻き込み、幸せを奪い、狂わせ、
欲のままに・・・人としての生き方じゃない!

子供の頃に言われたな~、手を出した方が負けって。

 ☆開かないような本を、ケンさんが開いてくれている。
  そんな感じがします(笑)
  ケン先生!これからも宜しくお願いします。
  一緒に勉強して行きましょうね^^
 
 
 
51番め? (さつき)
2008-02-06 21:40:46
とんでもない。
忠犬です(笑)
おっきいお兄ちゃん、(アメリカ)怒らすと怖いぞ。
パパに言いつけてやる~(笑)

こんなにも、ブラックジョーク。
先の大戦で勝ってれば、少しは違ったのかしら?

おそらく「めためた」でしょうね。
ある意味、アメリカに守ってもらってるのが現実。

はぁ・・・。
 
 
 
なんだか (ゆう)
2008-02-06 22:01:43
ブログを読んでいて、ドキッとする事ばかりでした。



罰が怖くて行動に移さない、だからケンカまで至らない…その通りですね。「理性があるから」なんてキレイな言葉じゃごまかせない、大人の現実ですね。



私はもちろん、家に鍵を掛けないなんて事はできないです。これも、簡単に戦争がなくならない原因だったんですね。

いくら戦争なんてイヤだと言っても、自分だってできていないんだ…結局、綺麗ごとを言ってるだけなんだと、胸にグッサリと痛感しました。



そして、平和な国で暮らしているつもりでも、日本とアメリカ、両方の軍隊に守られた上での平和なんですよね。本当に、世界はまだまだ平和ではないんですね。



難しい事だけど、やっぱり考える事をやめたくはありません。人に流されるなんて、絶対、嫌ですから。

自分の考えをちゃんと持っていられるように、伝えられるように、これからもずっと、考えて、話し合っていきたいです。



日本は、自然も、人も、文化も素晴らしいんですよね。ケンさんがそう言ってくれたのが、なぜかすごく、印象的で嬉しかったです。



 
 
 
んー (ヒロネエ)
2008-02-06 23:24:57
難しいよ!
 
 
 
Unknown (みい)
2008-02-06 23:34:13
あなたは、誰ともケンカしませんか?したことはありませんか?

この一行を読んでハッとしました。
そして、作り話とはいえ、なるほど・・・と、
争いは些細なこともきっかけになりうるんだって。
知れば知るほど、後退りしてしまうくらい
恐ろしい世界に生きているんだなって思う反面、
しっかり知っておかないといけない現実。

大切なこと、抑止力、これを忘れずに・・・。

目を向けると、自分が抱えてることなんて
ちっぽけだな・・・って思えました。
 
 
 
難しいですね‥。 (愛音)
2008-02-06 23:39:55
ケンさんのブログ本当に勉強になりますm(_ _)m

私は17歳にもなったのにあまり世界や日本のこと考えてなかったなーと反省しています。



北朝鮮が核を日本に落とすかもしれないとか前にニュースであってましたが、実際落とされてしまえば一気に日本は破滅するし、そんな核1つで(怖いものですが(^^;))国を破滅出来るようなことがあってもいいのか?と思います。そんな事してたら核を持った国が『落とすぞ』って言ったらみんな従っちゃうし‥。

日本はアメリカに見捨てられて潰されることもあるかもしれない。

ん~…やっぱり難しいです(>_<)(笑)

ケンさんまた色々話して下さい(^^)

すごく勉強になります☆
 
 
 
直面。 (やよっぺ)
2008-02-07 00:30:04
ケンカのお話。 
毎日直面しています(目に砂はちょっと穏やかではありませんが(笑))。 もちろん今日も(苦笑)。
お互いが納得するよう解決に導くというのは、本当に難しいです。
しかも「らしい」ということはその場にいなかった、見ていなかったということ。
双方の説明、言い分だけが解決の糸口。
そんな中で、その場の状況をきちんと把握して、判断し、適切な対処をするというのは容易なことではありません。
ケン坊の仰る通り、どちらかが100%正しいなんてことはありえませんしね。
そして、こんなどこにでもある日常のケンカの延長が「戦争」なんですね。
考えさせられます・・・。

今日のお話は(正しくは「も」です(笑))、「なるほどなー」と納得することばかり。
警察、法律、自衛隊、アメリカなどの「抑止力」に守られて、わたしたちの日々の生活が成り立っている現実。
わたしが知らないだけ、感じていないだけで、世界は平和ではない事実。
残念なことですが、今の状況では家の鍵が開いている恐怖に耐えられないと思います。

こんなにたくさんのことを教えてくれて、学ばせてくれてありがとう。
自分なりに考え、きちんと意見が述べられるようになりたいニャーと思います(笑)。

そうそう、今日また雪が降りましたねー(こちらは朝からでした)。
そして一番最初に考えたのは、やっぱり「ケン坊のところは・・・」でした(笑)。
写真、撮れなかったんですね。残念。次回(土曜日に雪マークが付いていました)に期待ですね
・・・わたしは研修なんですけど

ではー。
 
 
 
日常に (ふみえ)
2008-02-07 01:01:13
小さな争いや喧嘩はあります。
感情がどわ~っと押し寄せてきて、理性がきかなくなることも。
それと戦争と結局は同じ。
規模が違うように見えて、実際は同じ。
そうなんだな~。ほんとだな~。
自分は戦争なんて反対だ!って思っていても、やってることや抱いている感情は・・・・
そういう感情と上手く付き合っていくというか、暴走しないように理性を持って・・・
なくすことは無理だとしても。
それが戦争放棄、でもいざとなったら!ということと繋がるかな・・・
鍵のかけていない自分の家。
世界中の人々がやってきてもそれでも大丈夫とは言えないです。

あ~言葉がまとまらない。
とにかく憲法9条は変えようとしないで、
もっとほかの事変えればいいのに!!
 
 
 
Unknown (にょみこ)
2008-02-07 01:13:06
日本と世界の現状、分かりやすく教えてくれてありがとうございます。

昨日のブログに書かれたお話。あの映画と同じことがまた、今まさに起こっている・・・。
先日映画を観たとき、やはり私も「なぜ・・・。」と思いました。あんな殺し方・・・、ショックでした。

しかし歴史を振り返ってみても殺し合いが絶えることはなく、今も続いていて・・・。
人間とは愚かなもの・・・、そう思います。

憲法第9条は守り抜かなくてはいけない大切なものだと思います。でもアメリカに守られているからこそ、今の平和な日本があるんですよね・・・。

今のこの日本の平和は、いつどうなるか分からない、という危機感を感じました。
見て、知って、考える。知らない、分からない、で流されてしまわないように、これからも一緒に勉強させてくださいね。

では。
 
 
 
Unknown (みさえ)
2008-02-07 10:34:50
トップの猫写真。可愛い。たまにはモノクロで撮るのもいいですね。

あぁ~、土曜日辺りまた雪が降るらしいですから、ケンちゃん撮れたら写真撮って下さいね。(降ればね)

戦争ね~難しいです。
どんなに討論したって解決しない問題です。
解決するならもっと前に解決していたんじゃ~ないでしょうか?

ケンカしない人なんていないでしょう。
子供だからとか大人だからとか関係ないですよ。

やられたらやりかえす。
これの繰り返し。


そりゃ~平和が一番。戦争そんなの考えた事ないよって人だらけでしょう。
戦争を経験された方々も何の為に自分の家族・親友を失わなければならなかったのか?
上層部がちゃんと話しをして戦争なんぞしないで解決できなかったのかって思っているだろう。
話し合いがうまくいかないなら自分達が戦えばいいんじゃないかって思われた方がいたでしょうか?

その場に居なかった私達現代人には多分理解出来ないんじゃーないかしら?

今もどこかの国で戦争をしている。
もし、あなたがその国に生まれてて戦争に巻き込まれそうになっていたら、話し合いをしますか?それとも他国に逃げますか?

私なら多分・・・逃げます。
ケンちゃんみたいに討論できないから。
こんな事で死にたいって思わないから。

生意気な事言っちゃいましたね。
気にしないで下さいね。

じゃ~さらばじゃ。
 
 
 
ケンカ嫌い… (ゆっか)
2008-02-07 13:16:29
私は小さい時からケンカは嫌いでした。気が小さいっていうのもあるのですが…。ケンカをしても何も良い事ないのでは?と。恋人や家族なら話は別ですがね!

自分じゃ抑えらなれない、やり場の無い感情も時には在るでしょう。そんな時、誰か自分をセーブしてくれる人がいるといいですね。近くにでも遠くにでも。大切な人が居るって、とぉーっても大事な事ですから!

子供と子供、大人と大人のケンカは通りすがりの人でも、頑張れば止めることが出来るでしょう。やっぱり国と国になると通りすがりの人じゃ止められませんからね…。

戦争って国を良くする為にするんですよね? 国の為=国民の為なんだと私は思っていたのですが、戦争をしている国の偉い方々は、どんな思いで何を考えて今を生きてるんでしょうね?最初は国の為、国民の為に少し犠牲も伴うが少し我慢してくれって、思うんだろうな。戦争が進につれて、攻撃されれば悔しくて反撃する…倍になって攻撃されれば、その倍で反撃する…もうゲーム感覚なのでは?と思ってしまいます。

今まで争いごとの映画やニュースを私は避けてきた節があります。。なんだか苦しくなったり、悲しくなったりしますからね。 でもそれじゃいけないですね!しっかりと世界で今何が起こっているのか、今まで何が起こっていたのかをちゃんと見て、知っていからくては!

ケンさんのブログでその事に気付きました。ありがとうございますです!これからも色々と学ばせて頂きます!

では~(^-^)/
 
 
 
ケンカ。 (データあきこ☆)
2008-02-07 19:20:59
こんばんはー。



この地球上で起こっている大きなことも小さなことも、

そのすべてに何かを感じられる心を無くしたくないですね。

日本人が平和ボケだと言われても(否定もできませんが)、

せっかく平和な国に生きているのですから、

知るための時間も環境もツールも揃っているのですから。

みかわさんもコメントしていらっしゃいましたが、

『知ること』も大きな抑止力だとわたしも思います。

ケンカは嫌いですが、何も感じずにただ見ているだけなのはもっと嫌です。

流されないために、ただの傍観者にならないために、

たくさん学びたいです。たくさん教えてください。





ケン坊も書いていらっしゃいましたが、コスタリカは素晴らしい国ですね。

非武装永世中立国なのはもちろん、

地球上の全動植物種の約5%が生息しているという。

こんな国が増えるといいな・・・。



ではー。
 
 
 
うーん。 (ムツミ)
2008-02-07 19:37:18
人が人として生きている限り、どこかで対立が起こるのは仕方ないのかな。

砂場トラブルも戦争も、規模は全然違うけれど、きっかけは似たようなもの。

・・・ケンカの延長が「戦争」なんですね。



戦争なんて大嫌い、と思ってる私でも、もし理不尽な方法で

大切な人達を傷つけられたら・・・正直、どうなっちゃうかわかりません。

やってはいけないことをやってしまうかもしれません。すごく怖いことですけど。

・・・なんか、例えがおかしい気もしますが、そんな感情の先の先の方に、

戦争があったりするのかな、なんて思ったりします。



「世界警察」なんて組織があったら、少しは平和な国が増えるかな・・・。

それをアメリカに任せるのは絶対にイヤ、と私は思いますが、

でも、実際、今の日本は、そのアメリカに守られてたりするんですよね。

・・・複雑です。



自衛隊、私は必要だと思っています。

だって、いつどこの国が攻めて来るか、わからないですもん。

その時に、"国を守る何か"が無いって、すごく怖いことだと思います。

って、自分は入隊する気もないのに、・・・虫がよすぎますよね。

憲法9条は、変えられることなく、

ずっとこのままであってほしい、と心からそう思います。



こんなふうにね、大事なことを教えてくれたり、

わかりやすく説明してくれたり、・・・いつも本当にありがとう。



雪の写真、また撮り損ねちゃいましたかー。

なんだか、また週末に降りそうなので、今度こそ・・・ね('-^*)



ではー。
 
 
 
難しい問題だからこそ・・・ (レオママ)
2008-02-07 22:01:13
一緒に勉強させて下さい、ね。

昨日のケニアの話から、いまだに現実に起きているという事実に正直ショックが大きくて、なんとコメントしてよいものやら悩んでました。

映画を見るのも怖い、現実に目を向けるのも怖い、難しいことから目を背けててはいけませんね。反省します。

砂場での子供同士のケンカの例えは解りやすかったです。最初はたわいないケンカですが、子供は本気です。どちらにも言い分があり、自分は悪くないのですから。ほっておけば大概はいつの間にか仲直りして、また遊び始めたりもするのですが、厄介なのは大人が介入してきた場合です。第三者なら、まだ事は収まりますが、親同士が絡んでくるとややこしいことになります。どっちも「ウチの子は悪くない!」と反目しあいます。これに親の仲間が絡んでくると誰も止められない。子供のケンカに口を出すな、というルールは全くどこへやら、です。

これが国際規模になったのが戦争なのかな。

せっかくケン様が解りやすく、一生懸命丁寧に解説してくれたのに、的外れなコメントですいません!



話は飛びますが、こんな実験があるそうです。

一対一で最初は冗談で、軽く殴り合いしてみて、という実験をすると、100%の確率で本気の殴り合いになるそうです。他人だろうが、友人だろうが同じ結果だそうです。

人間は理性より感情の勝る生き物だってことでしょうか。

 
 
 
Unknown (Unknown)
2008-02-23 15:10:42
まず間違ってますよ

コスタリカは軍隊を永久に放棄していません

国家規模として重武装だと財政を圧迫するため軍隊を常備しないと決めただけで

コスタリカ憲法では軍隊の再軍備と徴兵制は保証されています

まあ平和イメージはコスタリカの戦略か

コスタリカ国境警備隊(日本の海保に相当)は、アメリカと安全保証を締結しているためアメリカ陸軍施設で教育を受けていますし隣国の侵攻を遅らせるだけの重武装をしています

またアメリカからの技術移転により軍用電子機器や誘導兵器等の技術開発も行っています



コスタリカも建て前と本音は違うってことですよ
 
 
 
今、思うこと。 (sugarless)
2010-11-29 00:21:43
ケンさん、こんばんは。
季節は、晩秋から初冬へと移りつつありますね。
2010.11.28から約3年前の、ケンさんに会いにきました。

戦争や、過去の歴史認識等について話すことは、非常に難しいですね。勇気のいることだと思います。

私自身、こういう関連の話題についてはスルーしていこうと考えていたのですが、今回は少しだけ。

以前、私は9条改正=戦争に直結と考えていた時期がありました。とても素晴らしい憲法であると。

しかし、9条は米軍とセットで初めて役に立つのであって、米が有事に日本を守ってくれないのは明らかになりつつある昨今、9条はこれからの世に対応できないのでは?と思い始めています。(メディアの影響もあると思いますし、勉強不足の面もあるでしよう)
ズルズルといく、危険性もはらんでいるのでとても難しいところですが。

これから先、まだまだ色々な知識を得、意見が変わっていくかもしれません。
「人は、物事を見たいようにしか見ない」と、いいますからね。

寒くなりました。こちら、明日の予想最低気温は、-1℃となっています。
ケンさんも、外出時には、一枚多めに。もう若く…(略)
おやすみなさい。




 
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