ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




KAWASAKI ROCK CITY Vol.2

に行ってまいりました。

なんといっても、再始動したWingerが見たかった。

ニューアルバムの新曲も、全部、かっこよ過ぎるだろう!ってくらいくらいかっこ良いし、

今回のライブは、ファーストと並ぶ名盤、セカンドアルバム「In the Heart of Young」の完全再現なんていわれてしまったら、もう、居てもたってもいられなくて、チケットを取りました。

 

1990年(か91年)の来日以来24年ぶり、二回目のWingerのライブ、

もうね、最高だったです。

そして、24年前(僕は21歳か22歳とかですからね・・・)よりも、何十倍も楽しく見れてしまいました。

昔見たときは、ただただ、圧倒されて、細かいことなんて何もわからなかったですし、

つまり、彼らの凄さだって、実際には良くわからなかったのだと思います。

 

いや、凄かった。

色々と、考えてしまいました(もう、とにかく感心する、という方向性で、です)。

 

大名曲

Headed For A Heartbreak

では、もう、震えと鳥肌が止まらず。

 

そして、なんといっても一番聴きたかった

Rainbow In The Rose

 

泣けましたね・・・。

ほんと、なんていう曲でしょうか。

 

Wingerは、一般的な印象で語られる普通の”ハードロックバンド”とは、確実に一線を画します。

ハードロックの熱さやパワー感はそのままに、

とにかくインテリジェンスを感じるメロディ作りとコードワーク、そして緻密きわまりないアレンジとサウンド、

それでいて全然難しく聴こえない、

というがこのバンドの特徴だと、もう25年、ずっと思っておりますが、本当に確信しました。

キップ・ウインガーは、やはり天才でした。

そして、アメリカって、やっぱりすごいです。

特に、こと、ロックにかけては、・・・レベルがとてつもなく高いです。

 

ほんと、色々な意味で、よい勉強にも、なりました。

 

今日はWingerの話はこれくらいで置いておきます(結構語りましたが(笑))。

 

今日のびっくりは、

 

対バンだったSROUGHTER(スローター)の、ドラマーです。

Zolton Chaney(ゾルトン・チャネイ、と読むのかな)。

 

今まで生きてきて、初めて見たタイプのドラマーでした。

いアクションが派手だったり、暴れるドラマーは知ってはいますが、この人は・・・ちょっと凄すぎでした。

 

約70分のステージ中、60分はゾルトンに目が釘づけでしたもの。

で、そのうち30分くらいは笑ってました。

残りの30分は、口ポカーン、でした(笑)。

 

空飛ぶドラマー、ゾルトンくんのHPをどうぞ。

PHOTO(写真)のページをご覧いただけますと、少し理解していただけますでしょうか。

 

動画も見ましょう。

正面からは、こんな感じ

僕は今日、この角度でずっと見ておりました。

とにかく、良く動く!アクションが大きい!しかも、ずーっと、この感じが止まらない(笑)。

これで、目を奪われない人はいないでしょう。

 

それと、この後ろからの映像、3分ほどですが、是非ご覧になられてみて下さい。

まず、1分見たら、分かっていただけるかと。

そして2分で、納得。

・・・そして、最後は、飛びます(笑)。

 

ちなみに、今日見たアクションは、このどちらの映像よりも、さらに派手でした。

もうね、マジックを見てるみたいで・・・

あるいは、サルティンバンコとか、雑技団とか、お正月のかくし芸とか見てるような・・・

 

でもでも、

 

でも、これっぽっちも、バカになんてしてません。

だって何が凄いって、

 

ドラムのプレイがが完璧だからです。

この動きをしながら、みじんもヨレないのですよ。

試しに、目をつむって聴いてみたのですが、

そうすると、普通に完璧なドラムプレイなんですから。

 

凄いですよ、ゾルタン。

ちょっと、僕の中の”ドラマー感”に、新しい1ページが加わった感じです。

 

ちなみに、Wingerのドラマー、ロッド・モーゲンスタインも、

強烈で、もう、本当に最高に巧いです(ミュージシャンにもファンが多いです)。

 

多分ですが・・・ゾルタンくんはロッドのプレイを見て

「ロッドさん、ヤベーッス。マジ、ッパネーッス・・・(汗)!」

 

で、ロッドはゾルタンくんのプレイには、

「うわー、すごいねえ!・・・いいなあ!若くて、パワフルで、羨ましいなあ・・・うんうん(余裕)。」

 

・・・こんな感じではないでしょうか。

勝手な妄想ですけど(笑)。

 

お客さんを湧かせ、最高に楽しませる名ドラマーと、

お客さんが一曲ごとにため息をつくほど巧い名ドラマー、

 

この二人の素晴らしい競演も、今日の目玉でした。

 

いやー、楽しかったー

 

ではー。



コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
あんなドラム初めて見た! (いちえ)
2014-11-24 02:43:15
凄かったですねー。

私は、Wingerのレブ・ビーチのギターが聴きたくて&プレイが見たくて行ったのです…。

SLAUGHTERのドラムには、ヤられましたえ!(◎_◎;)

飛ぶキーボーディストさんは、よく存じ上げているのですが(笑)、
このドラマーも、飛ぶ飛ぶ。

あげくの果てには、バスドラの上に乗っかって叩いたり、
シンバルは何度もフリスビーになるし、
スティックは宙を舞いまくる。

スティックのジャグリングしながら、ドラマ叩く人、初めて見ました。
飛んだスティックをギターがキャッチして、またドラマーに投げ返して、難なくキャッチ…これを演奏しながらやっているのですから。

しかも、演奏は乱れない。

高所に登って、飛び降りた瞬間に最後のキメを合わせたり。

もう、彼から目が離せなかったです。
ホント…ビックリしたΣ(゜д゜lll)
でも、格好よかった。


Wingerも『Rainbow In The Rose』は、好きになったきっかけのひとつなので、「生」で聴けて嬉しかったです。

どちらもホント カッコよかったです(^O^☆♪



 
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