あなたに手紙を。→追記。

どうもこのところのブログを見ると、「今日こそは少しは早く寝よう」なんてことをしょっちゅう書いてますね。

でもね・・・毎回、まるっきり出来ていないんだなー、これが（笑）。

昨夜も、当初「このくらいには寝るべ」と思っていた時間になってから、「・・・や、やっぱり気になるな」とリハの録音を聴き出してしまいまして、それですっかりモードが戻ってしまい、あ、・・・モードがモードってしまい・・・って、大して面白くないか（笑）、ベッドに入った時は、またもや外が明るくなりかけておりました。

 

でも、これまた案の定、随分早く目が覚めてしまい（←久々のオフなのに。あ、・・・トシ（笑）？）、せっかくなので起きる事に。したいこともありましたし。

したいこと、その１。

まず、掃除。

どっかんどっかんソウジキかけて、うほうほゾーキンかけて、部屋はきれいになったけど、僕はすっかり汗まみれー。

くぅ、なんて湿度だー。

ここで、予定外にシャワー。でも、昼間のシャワーって、ちょっと贅沢な気もして、とても気持ちのよいものです。

したいこと、その２。

実はこれが、ずっと一番やりたかったこと。フリーダちゃんへの手紙書き。彼女の写真が届いて、かれこれ１０日近く経ちます。もうね、ずーっと気になってたのですよ。早く書かなきゃー、書きたいなー、って。

やっと今日、書くことが出来ました。僕が知ってるくらいの簡単な英語でね（完全に中学生レベル）。

今日は、始めまして！の挨拶と、フリーダちゃんの写真を受け取ったよ、って事、それから僕の自己紹介ね。名前や年齢、日本って国の、東京っていう首都で生まれて、今はその隣の神奈川っていう県に住んでること、そして今住んでいる町がとっても気に入ってるってこと。ピアノを弾くのを仕事にしてること。本を読むのと、映画を観るのが好きで、あとご飯を食べる事が大好きなこと。

フリーダちゃんの住むケニアと僕の住む日本は、とっても遠いけれど、こうして手紙を書いて君に送ることができる。これって、とっても幸せな事だと思うんだよ、って事。

で、食べ物では何が好きかな？、いつも何して遊んでるのかな？って質問も書いてみました。・・・何かなー。実際のところ、想像もつかないですよね。わくわく。僕の写真も、３枚ほどプリントアウトして添えてみました。

しかし不思議でしょうねー、日本人から手紙がくるのって。面白いなー。

 

そうそう、あと、手紙にちょっと添えるプレゼント選びをしなきゃです。

先日の光浩さんライブの時にはね、なんと幾人かの方から、「よろしかったら、これフリーダちゃんへ送ってあげて下さい」って、可愛らしいプレゼントを色々と頂いたんですよ。・・・もー感激です、僕が（笑）。ありがとうござました。

でもね、プレゼントの重さが、輸送費などの関係から、一回５０ｇまでという決まりがあるのですよ。なので、今日は目の前にキッチン用のはかりを持ってきてね、あーでもない、こーでもないってやることに。

こないだね、ちょっと自分で買いに行ったんですけど、その分だけでも量ってみたら５００ｇを超えてたんです（笑）。意外にね、折り紙とかレターセットってのも、ひとつでも５０ｇ超えてしまったりしてね、思ってたよりも重たいものなのですよ。なので、皆さんから頂いたものと、僕が買ったものを混ぜて、あれこれ組み合わせを考えて、袋に小分けにしてね、ちょっとずつ送る事にします。今回は可愛らしい柄のエンピツ５本、キラキラシール１セット、それから、風船５個。これでもう・・・５０ｇなんですよ（笑）。

気に入ってもらえるかな・・・。

 

さぁ、届け、アフリカへ！フリーダちゃんの元へ、ＧＯ！

 

手紙書きおえて、郵便局に出しに行って帰ってきたら、なんだかやっとホッとしたのか、すっごく眠くなってね（笑）。いつのまにかソファーで眠っておりました。久々の昼寝。３時間くらい、ぐっすりでした。超気持ち良かったー。

・・・で、今日は早寝できるわけ？そんなに寝ちゃって（笑）。

ではー。

 

---追記。---

この制度についてのご質問がありましたので、お答えしますね。

「チャイルド・スポンサー制度の費用で水道を建設することは可能なんでしょうか？

実際どんなことに使われているかは、団体を通じて知ることができるんでしょうか…？」

先日もちょっと書きましたが、フリーダちゃんが今住んでいる環境では、年に２ヶ月ほどの雨季を除いては、片道４kmを歩いて川までお水を汲みに行かねばならないそうです。

・・・今の僕たちの生活からは、到底想像もつきませんよね。４ｋｍというと、大人が普通の速度で歩いたとして、約５０分～１時間の距離ですね。さらに帰りには桶なり、ポリタンクなりに一杯のお水を持って帰ってくるわけですよね。

水汲みは、日々の大切な仕事。しかし、例えばフリーダちゃんの住む環境では、大人の男性は仕事である農作業などの仕事（ちなみにフリーダちゃんのお父さんも農夫）、大人の女性は家事、そして編み物や籠作りなどの内職に従事しているそうですから、水を汲みに行くのは、やはり子供の仕事となりますね（子供という存在が、家族の仕事の重要な担い手であるということは、いまだ多くの国々、特に開発途上国では当然のことなのです）。

出来上がっていない小さな身体に水運びは重労働ですから、身体に負担もかかり、体力も消耗します。当然、勉強の為の時間も、体力も、取られてしまいます。また、道中には、危険もあるでしょう。マラリア蚊などの疫病、野生動物による襲撃、それに、女児に対するレイプ事件なども、・・・少なくないとききます（なのでHIV感染率がとても高いのです）。

とはいえ、水は生活には絶対必需品ですよね。生き物である以上、「じゃ無しで」、というわけには行きません。

しかし、いきなり日本のように上下水道などというものは、当然望むべくもないのが現状でしょう。現実的なところで、井戸掘り（地下に水源があれば、ですが）、また、地形によっては川から水を引くための溝を掘り、そこに管を通して水を通す、などが考えられるようです。

 

また、保険医療、教育と学習、住まいと生活（←お水問題はここですね）、住民と生計、相互理解と協力、というのが、僕の参加しているプランでの、地域開発プロジェクトの５つの分野ということです（詳しくはこちら）。また、定期的（１年に４回）に活動報告が郵送されてくるそうですし、１年～１年半に一度は（もしかしたら成長したチャイルドの写真などと共に）、チャイルドの住むコミュニティの「一年のあゆみ」が届くんだそうです。

 

水道をひねれば、いつでもキレイな、飲めるお水が出てくる・・・そんな生活を一生に一度も経験しない人が、世界には沢山いるのですよね。そして僕たちは、毎日２４時間、日本の何処へ行っても、少なくとも水に困る事はありませんね。これが、格差、なんですよね。「でもそれ、仕方ないじゃん」、と言って済ますことも、もしかしたら可能なんでしょうけれども。僕たちが、そう言ってしまっては・・・ね。

ではー。