物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

幾何学の受験参考書

2013-04-17 12:51:53 | 受験・学校

先日の新聞広告で『チャート式幾何学』(数研出版)という昔の受験参考書が復刻されたという広告が載っていた。これがチャート式受験参考書の始まりであるらしい。

私自身はユークリッドの初等幾何学を学校で学んだ経験がないので(大学で解析幾何学の講義の単位を取得はしたが)何ともいえないが、ある人たちには懐かしいものであるのだろう。

そういえば、「考え方」というのがあって、代数では私もこの「考え方」の受験参考書でようやく自分の数学の混迷を抜け出すことができた経験をもっている。

もともとは考え方の幾何の受験参考書が考え方の始まりだと思う。これは藤森良蔵さんという数学の先生が開いた塾かなにかであるが、その教え方を本にして出されていた。

私の高校生のころにはもう考え方は隆盛ではなかったが、それでも子息の良夫先生が学習参考書をまだ出されていた。それで、「考え方」という存在を知っている最後の世代であろう。

私は初等幾何学を学校で学んだことがないので、自分で初歩の物理学を学ぶときに必要な程度の幾何学は自習した。そのためもあって、初等幾何学の学習参考書を大切なものと考えていて、良蔵、良夫先生共著の『幾何学 学び方考え方と解き方』(考え方研究社)とか数冊を古本として購入してもっている。

だが、残念ながら詳しく読んだことがない。いつか読んで見たいとは思っているが、そういう時間がもてるかどうかはわからない。漢字とカタカナとで書かれた文はなかなか読めない。

 (2024.4.11付記)

上記の『チャート式幾何学』はその後購入して持っている。最近になってトレミーの定理の証明を見た覚えがある。これは『幾何学 学び方考え方と解き方』だったかもしれないのだが。

なんでそういう定理に関心があるのかといえば、この定理が三角関数の加法定理の一番古い起源だとかいわれているからである。

宇野弘文先生の岩波書店のシリーズの本には「折れた弦の定理」も加法定理の起源だとのかの記述がある。

漢字の読み

2013-04-17 12:29:08 | 日記・エッセイ・コラム

今朝、妻が朝日新聞の「天声人語」を音読みしていて、災厄という語をどう読むかわからないと言い出した。

私も知らなかったので、辞書を引いてみようとしたのだが、読み方をしらないのだから、なかなか引けない。そのうちに妻が携帯で調べて、「さいやく」と読むことがわかった。

それで思い出したのだが、長兄が生前に順風満帆を「じゅんぷうまんぽ」と読むと長いこと思っていたと言っていたことがあった。こちらの方も私もご同様であった。

だが、今考えてみると、もし出帆とあれば、これをしゅっぽと読む人はいなくて、「しゅっぱん」と読むであろうと。だから「まんぱん」が正しいであろうことは後智恵ではわかる。

中学校のとき、国語の時間で「界隈」をどう読むかを尋ねられたことがあったが、大多数の同級生が読み方を知っていなかった。これも私も知らなかったのを覚えている。秀才のO君が「かいわい」と読み方を正しく知っていたのには感心した。

しかし、中学校のころに間違いと国語の先生に言われた読み方で、最近では辞典でもそれが採用されているのは、「固執」である。中学校のころはこれは「こしつ」と読んではならない、「こし」と読みなさいと教育を受けたが、「こし」などと読んだら、間違いだとされるであろう。

相殺は「そうさい」だろうが、「そうさつ」と読んでもいいかもしれない。正しい読みは「そうさい」だろうが、漢字を見ているので、「そうさつ」と読んでも意味は十分にわかる。

ともかく、読み方を知らない言葉というのはたくさんあるということを言いたかっただけである。