歌手・山本潤子さんのオフィシャルブログを読んで

写真付きで、コメント、メッセージ、随想等を記す

愛読書と愛聴盤

2021-02-21 22:37:37 | 日記
潤子さん、こんばんは 間があきましたが、お変わりありませんか。 コロナワクチンの接種が待
ち遠しいですね。 昨年の春はマスクをしていない人とすれ違う時は息を止めるほどだったけど、
今日はポカポカ陽気に誘われて、自転車で古墳群がある多摩川台公園へ出かけてみました。
途中の洗足池では、日曜日ということもあってかスワンボートがたくさん浮かんでいて、3月の
花見時のようなにぎわいでした。 多摩川台公園も空いたベンチがないくらいの人出でしたよ。
アップダウンのある周回路を一周してから陽当たりの良いベンチで一休み、水を飲んで柴犬も
気持がいいようです。 ぼくはザックから再読中の愛読書 「北海道の旅」 を取り出して読書。
    

(愛読書 「北海道の旅」?・・・)
旅行の案内書ではありませんよ。 貴ブログでその存在を知った串田孫一さんが書簡体形式で
書かれた紀行エッセイ。そういえば 潤子さんのブログも書簡体で したね。 2012/05/25付けの
うす曇☆とういう書き出しでこんな便りをいただきました。
今日はウォーキングに最適なお天気でした。
行きはハイスピード。 帰りはダラダラ。
猛禽類と水鳥を双眼鏡で確認。
猛禽類は残念だけれど後姿しか見れなかった。 ハトくらいの大きさで横顔のくちばしで猛禽類と確認。
喉のところが白く見えたのでツミかなと思っています・・・が違うかも。
ツミは2羽確認できました。 テニスコートの外輪網の天辺に止まってました。
ウォーキングの折り返しは川べりに寄り道。 しばらく腰掛けていたら頭上をコアジサシが何匹も飛び
交っていました。
ダイブを見ることが出来なかったけれど串田さんの言われるとおり白くてスマートで美しい鳥でした。
http://www.youtube.com/watch?v=utknPR8UXNA
http://www.youtube.com/watch?v=zuoe30J8HUE

即日に嬉々として次の様に返信しました。
潤子さん、こんばんは
コアジサシをごらんになりましたかぁ。 僕はこの鳥を今年初めて知ったんですよ。
2年前まで多摩川で鮎のコロガシ釣りをしていたというのに。
こういうのを「木を見て森を見ず」というのでしょうか。
まぁ、その分同業者である川鵜の生態には詳しくなりましたが。
今年多摩川で目にされた野鳥のうち、僕がまだ実物を見ていないのはモズとツミです。
19日に六郷橋近くにある葦原で葦に止まったオオヨシキリを発見して感動しました。
双眼鏡でのぞくと口の中が赤いのが確認できて。

こうして野鳥と向き合うようになったのも、貴ブログで串田孫一さんの著作を知り
「鳥と花の贈りもの」、「北海道の旅」、「山のパンセ」、「山の独奏曲」、「分教場のバッハ」
を読んだことがキッカケですから、潤子さんが直弟子とすれば僕は孫弟子かな?
そして、嘴の形状でも絞込みはできるのですね。
快速で歩いておられる姿が目に浮かびますが、水分補給等、御身ご大切にということで。
2012/05/25 21:05

で、話は「北海道の旅」にもどります。 46歳の串田孫一さんが5月16日から6月1日までの15日間、
気の赴くまま北海道を旅するのでしたね。 2日目の有珠山の山頂で、18歳の高校生・朝倉義彦君
と出合ってどういうわけか、一緒に旅をすることになります。 串田さんのご長男と同じ年齢だった
からでしょうか。 二人の二泊目は舟で支笏湖を渡り湖畔の丸駒温泉にある宿でした。 潤子さんも
樽前山登山のさいこの宿にお泊りでしたね。 串田さんが宿泊した当時はこんなに都会的な宿では
ありませんでした。
  
(ちなみに写真は札幌から千歳へ向かう途中で立ち寄ったさい撮ったもので、グラスと携帯電話の
ベースは潤子さんから頂いた刺し子刺繍の習作品)

(どうして?・・・)
文中から二人の姿を想像すると、登山靴に膝下までのソックスにツイードのニッカーボッカー、
上はスポーツシャツにチョッキ、朝倉君はチロリアンハット、串田さんは シューティングハットかな。
いずれにしても二人が横長のキスリング型のザックを背をっていたことは確か。当時北海道で物議を
かもした野宿も辞さずという「カニ族」のスタイルなんですね。 宿泊については観光案内所を通して、
いやな思いをしないように努めていました。 まぁ、北海道の5月は観光のシーズンオフなので、
北海道有数の老舗旅館に宿泊できたのかもしれませんけど、通された部屋は二階奥の部屋で、
支笏湖の眺望もなかったのでしょう。部屋の廊下の下に発電機の小屋があって音と振動が伝わって
来ると書いただけで、名物の岩風呂の言及もなく宿の描写は終わっています。

今日読んだのは此処までです。 二人が有珠岳、十勝岳、礼文岳、斜里岳に登ったのは覚えているの
ですが、途中の経過だとか出来事は忘れているんですね。 朝倉義彦君 と同じ年代で、独身時代に
札幌勤務を経験したぼくは有珠岳、十勝岳、礼文岳に登った経験があるからこの本に親しみを感じる
のかもしれません。 そして旅が進むと18歳の朝倉君を僕の友人と書く46歳の串田孫一さんの感性
にも。 ということで、今夜の音楽は愛聴盤 【山本潤子 FIRST SOLO CONCERT '95】 をブログに
添えます。45齢時の山本潤子さんのステージです。 画像は最近アップロードされたようですが、
ぼくが一番うれしかったのはキャロル・キングの 【You've got a friend 】 を歌う場面でした。
2012/11/23 に次の投稿をしたことを憶えておられますか。

潤子さん、こんばんは
昨日、お話した潤子さんが歌う、【君のともだち/You’ve a got a friend】が見つかりました。
これ、ぼくにとっては歌唱というより詠唱ですね。
(どうして?・・・)
落ち込んでいるとき、孤独なとき、流されそうなとき、船を出して、
浮き輪を投げていただいたような気がするからです。
ぼくの思い過ごしかもしれませんが。
英語の発音も正確だし、オリジナルを凌駕していると思うのはぼくだけでしょうか。
このライブの場に居合わせたみなさんにジェラシーを感じてしまいます。


音源は違うようですが、いずれも素晴らしいパフォーマンスでした。
備忘としてセットリストを残します。 Guitarの松原正樹さん、亡くなってしまいましたね。
翼をください 0:00:00​
忘れていた朝 00:02:48​
鍵が合わない 00:04:37​
True Friend 00:09:55​
Room #406​ 0:16:27​
Cool 0:22:18​
Tokyo Moon 0:29:34​
セントマーチンの夏 0:34:48​
春夏秋冬 0:42:59​
月にてらされて 0:47:13​
海を見ていた午後 0:51:31​
You've got a friend 0:55:55​
Rhythm of the rain(悲しき雨音)01:00:53​
いつでも夢に花束を 01:04:56​
WOMAN 01:10:14​
ねぎの花 01:16:04​
卒業写真 01:24:55​
冷たい雨 01:28:32​

ゲスト:園山光博 泉谷しげる 小田和正
Guitar: 松原正樹 Keyboard: 新川 博  Bass: 青木智仁  Drums: 石川雅春 percussion: ?
1995.3.24 東京厚生年金会館

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