歌手・山本潤子さんのオフィシャルブログを読んで

写真付きで、コメント、メッセージ、随想等を記す

6月の霧ヶ峰

2018-07-29 16:42:52 | 日記
潤子さん、こんにちは ご無沙汰しております。 お変わりなくお過ごしでしょうか。 2015/01/24
の標題 【小網代の森】 をもってブログに終止符を打たれてから三年経過を機に、小ブログは
前回の 【多摩川河川敷のドックランへ】 で更新を止めていました。 三年前、貴ブログに殉ずる
べきだったかもしれません。 いずれフェイドアウトするにしてもブログを読みに来てくれるファン
のために少し続けてみようかという感じでした。 ところが休止してから三か月もすると今まで受
けていたサービスが受けられなくなったり、ブログとブログの間に広告が挿入されたりします。
無料で使っているので一種のペナルティーだと思います。 これからは月に一度を目標に更新
するつもりです。

ということで、いささか旧聞というか古い話になってしまいますが、6月24日に歩いた霧ヶ峰に
ついて時系列に写真を配し、ご報告します。 なぜ梅雨時の6月かといえば、2013/07/02
ブログでご案内のあった手塚宗求著 「山をめぐる人と書物」 で、霧ヶ峰の生き字引のような
著者が 「6月の霧ヶ峰が一番好きだ」 と言っていで、どんな感じなのか知りたかったのです。

9時コボロックヒュッテのテラスで左に浅間山、右に蓼科山を視野に軽食後、テラスを降りて
車山を右に見ながら坂道を下ると「中央分水嶺トレイル」の標識があり、そこからトレイルに
沿って緩やかな丘を登ります。赤い花はレンゲツツジの群落。 車山肩の駐車場ではカッコウ
の声が迎えてくれたけど、ここではウグイスの声がしきりと。
    

このルートを歩くのは昨年の7月9日に続き2度目ですが、2週間で山が一変するのが実感
できます。 昨年と同じ南の耳(1838m)で記念写真を撮り小休止後、ゼブラ山へ。 霧ヶ峰は
赤いレンゲツツジの花とコバイケイソウの白い花が主役で、潤子さんの 【赤い花白い花】 の
歌唱があたまをよぎったり、手塚宗求さんは紅白の花の群落に祝福さているようなこの時季
の静寂な霧ヶ峰がお気に入りだったのかと納得したり。
     

ゼブラ山(1776m)の山頂から眼下に八島湿原が。 雲行きが怪しくなったけど迷わず30分の
昼食休憩をとってから、つづら折りの小径を八島湿原へと下ります。 湿原の入口近くにある
米山正夫作詞作曲 【山小屋の灯】 の歌碑を一通り読み、黒美影石に映る自分たちを自撮り。
  

湿原の鹿除け防護柵のゲートをくぐってからは、木道コースを取らず左折して沢渡へ向かい
ます。 湿原はまだごく僅かですが、潤子さんが 2013/07/14 に標題 【霧ヶ峰の花】 で現場
からレポートされたオダマキ、ウツボグサなどに出合うことができました。
   

沢渡から車山肩へは三年前のコースを直登すれば60分ほどで着きますが、今回は時間を
かけて強清水に通じる樹林帯の巻径を行きます。 樹林帯を抜けてた所が強清水と車山肩
への分岐で、潤子さんが敬愛する串田孫一さんは強清水のバス停からここまで登ってから
車山肩にあるコボロックス小屋に向かわれたんだなと想像すると感慨もひとしおでした。
遥かに八島湿原が望まれる小屋までの径は”丘は花ざかり”といった感じで、かって串田さん
が教え子たちを連れて通った径なんですね。
 

今回の行程で一か所だけニッコウキスゲが咲いていました。 5年前に貴ブログで紹介された
この辺りだと思います。 3時過に霧ヶ峰をあとにしました。 今日は霧ヶ峰によせて
西条八十作詞、服部良一作曲の 【丘は花ざかり】 をお届けします。
    ・あのひとも このひとも
    ・流れゆく 淡い白雲
 

追伸:霧ヶ峰といえば5年前クヌルプヒュッテで手にされていた牧野富太郎博士の「日本植物
図鑑」を偶然目にしました。 4月に視力と運転能力の検査を受けた大泉自動車教習所の隣が
牧野富太郎博士の旧宅があった場所で、牧野富太郎記念公園として一般に開放されており、
園内の展示室にありました。 初版は昭和15年なのですね。
   

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