直心是道場

障がい者施設に勤務しています。
障がいのことはもちろん、映画や音楽の話も…
日々想うことを書き記します

感コン2016 グランプリ大会

2016年10月29日 | 日記
10月29日
朝、利用者さんの送迎業務の後、一路大阪へ。

感動物語コンテスト2016 グランプリ大会in 大阪に出席しました。

感動物語コンテストとは(感コンHPより)
企業の現場で起こった「感動の物語」を発掘し、従業員の皆さまによる「手作りドキュメンタリー作品」に仕上げていただき、それを広く共有し、感動し、共感する場です。地区大会で選ばれた代表が集まって日本一を決めるのがグランプリ大会です。

3年前、私は初めて中部予選会に参加しました。
出番が“トリ”であったことなどが功を奏して、地区代表に選ばれ、本選では「冠スポンサー特別賞」と思わぬ栄誉をいただきました。
この経験は、今でも私の精神的支柱の一つになっています。

ただ、お世辞ではなく、地区予選で「到底かなわない」と感じた企業さんがいくつもありました。
トコロさん、長坂養蜂場さんはその双璧と言えます。

この二つの企業さんの素晴らしさは、
従業員さんにスポットを当てた作品を、従業員さんのチームで作っているということ。

いつしか、それは私の目標になりましたが、実行するのは本当に難しい。
その後も、毎年出品はしているものの、プロセスは全然うまくいっていません。

トコロさん、長坂さんはずっと変わらない姿勢で取り組んでいて、
一昨年は長坂さんが本選で見事グランプリ!
昨年はトコロさんが念願の本選出場を果たし、審査員特別賞を受賞しました。

さて、今年は…

中部地区代表の長坂養蜂場さん。
毎回スポットを当てるところが、社是である「ぬくもり」を感じる構成です。
・育休明けで職場復帰する女性の悩み
・ウェルカムボードに込める想い。
是非、職員さんに観てもらいたい。出来れば、今就労支援を講義している学生さんにも観てもらいたいと思っています。

そして、今回特別枠で昨日、本選出場を決めたトコロさん
情熱をもって感コンに取り組み、感コンを育てたといっても過言ではない、故中島専務の想い。
予選会で惜しくも敗れて、悔しい気持ちをこらえきれず涙を流す若い社員さんの姿。
真摯に取り組んできた姿を、ほんの少しですが知っている者としては、発表を聞くだけでも涙腺が緩んできてしまうところですが、そうしたことは前面には出さずに真っ向勝負で向かうところも、トコロさん(故中島さん)らしいと感じました。

トコロさん、長坂養蜂場さんがダブルで出場を決めたことは本当に嬉しかったし、中部地区の誇りです。
故中島専務の笑顔が目に浮かびます…

さて、今回グランプリに輝いたのは、関西地区代表のシンコーメタリコンさん
社員さんの元気度が半端ない。
また、目指す目標が増えた感じです。

・・・
今回、会場は超満員で若い方がたくさん来ていて、私の隣に座った若い女性は、何かを吸収しようと一生懸命メモを取っていました。

「すごい!」

若い人たちに元気がないというのは違うと感じました。
元気を出せるようにする努力をするのは人生の先輩である私たち。

今日参加した福島の居酒屋さんは言いました。
「飲食店は就職先としてとても不人気。でも、仕方がないから働くのではなく、ここで働きたいと思って働き、働いて良かったと思える店にしたい。」
「飲食には夢がある。私は大好きです。」

この言葉は痛かった。
福祉は「仕方がない」とあきらめていないか…
「働きたい」と思える努力が足らないのではないか…

福島は遠いですが、一度訪れてみたいと思いました。

もう一つ、いつも感じることですが、経営者の皆さんはいつも笑顔。
そして、従業員をリードしていくオーラを感じます。
「笑顔とオーラ」
才能も必要ですが、何よりも覚悟だと思うのです。

私は、覚悟を充電するために「感コン」に来ているのかもしれません。
今日もフル充電することが出来ました。
実行委員長の臥龍先生をはじめ、スタッフの皆さまに感謝。

ありがとうございました。

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