直心是道場

障がい者施設に勤務しています。
障がいのことはもちろん、映画や音楽の話も…
日々想うことを書き記します

学園祭

2015年05月31日 | 日記
5月31日、学園祭。
前日までは雨の心配。今日は朝から強い日差し。午後からは強い風に悩まされましたが、何とか事故もなく、無事にお祭りを終えることができました。

私たちの施設は、現在の地に移転してから、地域に根付いた地域交流をしよう~ということで、新聞を作って一軒一軒のお宅を伺って顔が見える関係作りをしました。
そこから夏まつりが生まれ、約20年続けてきました。

また、保護者さんの会が企画運営されてきたバザーは、更に歴史があって、たぶん40年くらい続けてこられたと思います。

15年ほど前からは、なんじゃもんじゃまつり(文化祭)が加わって、学園では年に3回の大きなイベントを長年続けてきました。

近年、利用者さんの介護場面が増えたこと、事業所を細分化したことで、関わる職員が減ってしまい、これまで通りにイベントを運営することが難しくなったため、3年前これら大型イベントをすべて休止しました。

・・・
失ってみて、初めてその価値の大きさに気づくと言いますが、正にその通りで、利用者さんにとっても施設にとっても、これらのイベントは大切なものでした。

この3年間、イベントのコンセプトを再確認して、中身を精査し、応援者を増やすなど、イベント実現のため、再構築を進めてきました。

おかげさまで、なんじゃもんじゃまつり(文化祭)は、昨年復活することができました。
夏まつり・バザーをどうするかは、紆余曲折ありましたが、保護者会と協議を重ねて、創業月にあたるこの時期に、二つのイベントを合わせたものを実施することになりました。

保護者さん、職員さん、一生懸命準備を整えていただき、当日のボランティアの方々は、学生さんから懐かしい方々まで多くの皆さまにお手伝いしていただくことが出来ました。

地元のフラダンスクラブ様、高校の吹奏楽部様には、ステージを大いに盛り上げていただきましたし、学園の利用者さんも太鼓やダンスなど、皆さん楽しくパフォーマンスしました!

利用者さんの笑顔、多くの方々との出会い…
やはりイベントは大切です。
まだまだ、改善することはたくさんあります。これからも困難にぶつかることもあると思いますが、ぶれない魂を持って臨んでいきます。