ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

今度はレトロな門司港へ、Let'sGo!

2021年12月31日 | 俳句

 昨日から全くPCは開かず(だって開くと何もできなくなりますので…)、大掃除や家事万端にいそしんでいました。さらに今日は、午後から娘夫婦が婿さんの実家の高松へ行くというので、それでは一足先にお節をいただいてから行くようにと言うとすぐにOK…ということで、朝からバタバタして、先ほどやっと送り出したところなんです。ああ、疲れた!

 ただ今12時過ぎ。ということは、今年も後半日になったということ。今日は朝から日が照ったり曇ったりと、でも最高気温は4度で暖かくはありません。今やっとPCを開き、今年最後のブログを書いています。

 先日の〝巌流島〟へ行ったところで今年が終ったんでは、けじめがつきませんよね。きちんと最後を締めくくらないと…。では、〝門司港〟へLet'sGo!

 私たちは、フリーパスを持ってるので、〝巌流島〟から〝門司港〟へも自由です。船着場に着くと、早速門司港名物「焼きカレー」の匂いがあちらこちらからプンプン…。ついお腹がグ~ッと…でも、ガマン、ガマン!

 下の写真はお借りしました。スミマセン!

レトロの街門司港 焼きカレー 5箱セット 中辛1.5人前

 ところで、なぜ門司港が「焼きカレー」の発祥地と言われるのかということ…調べてみると、次のように…。

 明治から昭和のはじめにかけ、海外との貿易港として栄えた門司港には数多くの洋食店が建ち並び、それと同時に西洋と東洋の良さが混在したハイカラなメニューが生まれました。諸説はいろいろとありますが、「焼きカレー」を始めたのは昭和30年代の門司港にあった喫茶店といわれています。当時、余ったカレーをグラタン風にオーブンで焼いたところ、実に香ばしく、美味しく仕上がったので、のちにお店のメニューとして出し、お客さんから好評を得たという逸話が残っています。また庶民の味、家庭料理としても広く浸透しました。現在では、ご飯の上にカレーとチーズや玉子などをのせ、オーブンで焼いた「焼きカレー」が、門司港発祥のご当地メニューとして親しまれていますと。

 では、〝門司港〟ってどんなところ?…この写真もお借りしました。

【門司港レトロの楽しみ方完全ガイド】観光やデートにおすすめの情報や周辺情報も満載!のカバー画像

 福岡県北部の関門海峡に面した町で、門司港が明治時代初期に開港してから120年になります。しかし門司港レトロには明治から昭和初期にかけて建築された、趣ある建物が今でも残っています。そしてそのレトロな美しい景観は国土交通省の都市景観100選を受賞をしているほど。対岸の下関市唐戸や巌流島等との周遊ルートとして多くの観光客で賑わう福岡屈指の人気観光地になっています…と。

 私たちはここにも吟行で何度か来ていますし…時間的に余り余裕がありませんので、先ず〝JR門司港駅〟へ。駅前広場に横山白虹の文学碑がありました。

 〈和布刈る神の五百段ぬれてくらし〉(わかめかる かみのいほだん ぬれてくらし)

 横山白虹(本名健夫)は、明治32年東京に生まれ、第一高等学校、九州大学医学部卒業の医学博士。「九大俳句会」を創設、吉岡禅寺洞門下、「天の川」編集長。小倉北区にて俳誌「自鳴鐘」を主宰創刊、現代俳句協会会長やその他の役職も多く務めた人です。
 門司港駅前にある文学碑は和布刈(めかり)神社で行われる和布刈神事の様子を表した(神官がわかめを刈りとる様子)銅像と、それを表現した白虹の句です。

 この駅は、大正3年(1914)築の九州最古の木造駅舎。昭和63年12月には鉄道駅舎で初めて国の重要文化財に指定されました。木造二階建ての駅舎は、ネオ・ルネッサンス様式と呼ばれるデザインです。

 そんなレトロな門司港駅舎などを見学して、それからちょっと疲れたので3時のおやつでもと…喫茶店に入ってコーヒーとケーキを注文。しかし、そのままで終らないのが私たち…その喫茶店で早速ミニ句会です。1人2句で…と言うと、〝短冊などないし…〟と言う者が…。すると、〝は~い、ここに持って来てま~す〟と。ナンと、みんな良く分ってるね、サスガ!

 こうやってちょっとした機会を掴まえてどこででも出来るのが俳句の良さです。だから、とても勉強になったとみんな喜んでいました。こうやって膝をつき合わせて細々と指導が受けられるチャンスなんてそうそうはないんですからね。そうですよ。出来ることなら私も指導してもらいた~い!今になって思えば、色々言って貰えていたときが一番充実していたし、俳句を詠むのも楽しかったですものね。それは指導する側になってから始めて分ることで…。初心の頃は何もかもが知らない事ばかりなので珍しくって、まさに〝勉強してる~〟という実感があり、生き生きとしていたような気がしますよ。イヤ、イヤ、勿論今も生き生きしていますけど~ねッ!(@^▽^@)

 この日は日曜日ということもあってか、あちらこちらでコスプレの人たちが…イベントでもあったのかしら?一人だけ写真を撮らせて貰いました。また、この門司港のマスコットキャラクターの〝じーも〟クンも…

 さて、ここには他にも見所がたくさん有るのですが、今日はもう時間切れ。帰りの船の時間を見て、さあ下関へ。もちろんお土産には〝焼きカレー〟を買ってね。今度は巌流島には寄らずに直接唐戸へ行きますので5分で着きます。この門司港~唐戸までの切符を別に買えば400円…ということは300円のお得ということになりました。

 4時過ぎ海響館で待っていたMちゃんと合流、ここで友人たちと〝さよなら〟をして、それぞれの帰途に着きました。これでオシマイ!

 この一年間このブログを訪問して下さった皆さま、また、〝いいね〟などの励ましやコメントなどを下さったりと、お付き合いして下さった方々、誠に有り難うございました。来年もまた頑張りますので、よろしくお願い致しますね。

 

コメント (4)
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