宮応かつゆきの日本改革ブログ

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”保革超え心一つ” 沖縄知事選オナガ候補インタビュー記事を読んでーあす告示

2014年10月29日 | 選挙

 いよいよ明日、沖縄と日本の未来がかかった沖縄知事選挙が告示されます。 大和市からは、27日から、平和委員会、革新懇、労働組合の代表が支援ツアーに参加しています。 また、29日には、「住民の会」の代表が沖縄に出発しました。 全国からの支援も本格化しているようです。

 「しんぶん赤旗」29日付は、告示直前のオナガ候補のインタビュー記事を掲載しています。 オナガ候補の思い、決意が伝わってきます。

 「私は父も兄も保守の地方政治家で、小学生の時から選挙でポスター張りなどを手伝っていました。 そういう中で、自分で持ってきたわけでもない米軍基地をめぐり、住民が保守・革新に分かれての『白黒闘争』を目の当たりにしてきました。 いつか、それがなくなってほしい。 それが政治家を志したきっかけです」

 「『県民同士がいがみ合って喜ぶのは日米両政府。 県民のこころを一つに立ち向わなければ』」と「オール沖縄」の代表的政治家の原点が語られています。

 そして、「オスプレイ配備には普天間基地のゲート前でシュプレヒコールをしましたが、これは保守からすると仰天の世界です。 ある意味、政治生命がなくなっても仕方がないという思いでした。 しかし、仰天の世界でなければ、もう基地をはさんで県民同士がいがみ合う時代は終わったという事実を分かってもらえない」

 「私自身は保革の壁を超えることに違和感はありませんでした。むしろ革新のみなさんの方が、仲井間弘多知事の選対本部長を2回務め、国政選挙でも自民党候補を応援してきた私に良い感じは持っていなかったのではないでしょうか」

 「しかし、こうして一緒に選挙をやってみると、本当に言葉そのものが率直に飛び交い、信じあえる雰囲気になっています。 お互い何のためにいがみ合っていたのだろうと思うぐらいです」

 この信頼関係こそ、選挙の勝利の力ではないでしょうか。 そして、これからの沖縄の未来を拓く保障ではないだろうかと、考えさせられました。

 オナガ候補は、新基地建設反対の「建白書」の実現ともに「沖縄21世紀ビジョン」について力説しています。

 「仲井間知事は、『流れを止めるな』と繰り返しています。 要するに、辺野古の基地と引き換えに上積みされた振興策で経済が発展する、その流れを止めるなということでしょう。 しかし、多くの県民の意見を聞いてまとめられた『沖縄21世紀ビジョン』は、知事の言う発展の方向とは全く異なります」

 「ビジョンは、沖縄には発展するアジアのダイナミズムを引き付ける自然や歴史、伝統といったソフトパワーがあるとうたっています。 そして、基地依存経済はやめましょうと。 基地と引き換えの振興策は一過性のものです。 それに対して、返還された基地の跡地利用がいかに経済発展につながるかを、那覇市の新都心や北谷町のハンビータウンなどが示しています。 米軍基地は、沖縄経済発展の最大の阻害要因なのです」

 「朝日」29日付、「耕論」では、「沖縄が問いかけるもの」として3者の意見が掲載されています。 その一人として、沖縄の大手建設会社社長の照屋義実さんの意見が掲載されています。 一部を掲載させていただきます。

 「根っこにあるのは、『明日の飯をどうやって食べていくのか』という気持ちです。 沖縄のことわざに『物(むめ)くいしどぅ、我御主(わーうしゅー)』とう言葉があります。 食べさせてくれる人が主人だ、と。苦難の歴史の中で、長いものには巻かれろという事大主義があるのは事実です」しかしそれは、沖縄だけの責任でしょうか」

 「本土の側にも問題がる。 『沖縄は基地で飯を食っている』『基地があるから振興策をもらっている』という偏見。 こうした基地経済を過大評価する本土目線が、自立的な経済発展をずっと模索してきた沖縄の前に立ちはだかってきたとも言えるのです」

 「ともかく沖縄に基地を縛り付けておきたい政府には、この偏見は都合が良いでしょう。 沖縄は『基地とカネ』だから、基地を集めても大丈夫。 これはやっぱり、差別ですよ。 ポテンシャル(潜在力)を生かした自立的な経済成長にはつながらない」

 オナガ候補の勝利のために、引き続き力を尽くしたいと思います。

 


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