シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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半島の常識はガラパゴス

2017年01月17日 | 半島は近代国家?
韓国外相会見 (13日 国会の外交統一委員会で=ANN News)。 中央は帝政ロシア末期の政治家 セルゲイ・ウィッテ、右は百年前の日本の外務大臣 小村壽太郎。
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韓国の尹炳世外相とケリー米国務長官が11日夜に電話会談しました。 現職の米国務長官としては最後の韓国への電話でしょう。 来月には新政権が発足するのですから。 一体どのような内容が話し合われたのでしょうか?
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『日韓関係発展に期待=米長官、韓国外相と電話会談』(1月12日 ソウル時事) __ ※追加1へ
『米国務長官、韓国外相に少女像で “善処” 促す』(1月12日 読売新聞)

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“想像” するに __「やぁ 私の国務長官としての最後の電話ですが、これから私が話そうとすることは、聡明なあなたのことですから 大体お分かりですね?」「ええ まぁ …」

「我々は北朝鮮、中国、ロシアに対し 日本を交えた3カ国で対処しなくてはならない。 まず これが大前提です。 そうした立場で3カ国が協同で、様々な政策を実行するためには、3カ国の結束が重要なのは申すまでもありません。 3カ国の歩調が乱れては、それらの政策の円満かつ完全な実行が危ぶまれることにもなりかねません。 そうですね?」「おっしゃる通りです」

「結束を乱すような日韓関係の悪化に繋がらないよう、これからも韓国政府の、特に国際通のあなたの一層の尽力を期待していますよ」「アドバイス 有り難うございます。 長官の期待に添えるよう可能な限り努力します」__ といった電話会談だったかも … あくまで “想像” です。
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釜山 (プサン) の日本総領事館前に設置された慰安婦を象徴する少女像による日韓関係の悪化についての、直接言及はなかったようですが、13日 尹炳世外相はこう発言しました。
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『少女像移転に “努力” =関係者協議に前向き―韓国外相』(1月13日 ソウル時事)
『韓国の外相 “外国公館前の少女像は望ましくない”』(1月13日 ANN News) __ ※追加2へ

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__「国際社会の礼儀や慣行として、外国公館は最大限、保護しなければならない」「韓国政府は少女像設置に反対するものではない」

これを受けて韓国の新聞はこう見出しを載せています。
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『”日本の外相だと思った” … ユン・ビョンセ長官 “釜山少女像の撤去・移転” を主張』(1月14日 ハンギョレ新聞)
『韓国外交部長官 “釜山の少女像望ましくない” 発言に韓国野党 “辞任すべき”』(1月16日 中央日報)

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見出しだけでは分かりにくいですが __ 共に民主党の議員は、「私は日本外相が書いたものかと思ったが、大韓民国の長官の報告書だった」としたうえで __ ということです。 自国の外相なら、徹底して反日の立場に立つのが当然だという感覚なのでしょう。

16日付記事でも「尹長官は安倍晋三首相の報道官なのか」との野党攻撃が出ています。 韓国内では反日の立場を取らないと 徹底的に攻撃されるようです。
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これらの韓国内の発言を聞くと、韓国内の常識と韓国外の常識が一致してないことに気づきます。 韓国国内というのは、一種の “ガラパゴス” 状態なのです。 国際社会がどう考えていようと、韓国国内の認識は違うのが普通のようです。 OINK (Only in Korea __ ※追加3へ) とはよくも名付けたものです。

外国公館前にその外国が喜ばない少女像を韓国国民が設置し、それを排除しない韓国政府が国際社会からどう見られようと 気にしない、そうした政府は問題ではないでしょうか。 早くいえば 日本政府に対する 明確な “イヤがらせ” ですよ。

そんな状態を続けられて、日本政府と日本国民がどう感じるか __ いやな気持ちになるに決まってますが、そうしたことで韓国国民の全てが喝采を叫んでいるのでしょうか。 私は、それは大多数ではなく、少数の国民だと想像しています (仮に全国民の4分の1とします)。

ただ 韓国は元々 “反日” が国是ですから、反日が少数派でも大多数の国民 (仮に4分の2とします) が押さえきれないのかも知れません。 親日も少数いると想像します (仮に4分の1とします)。 4分の1の韓国民だけが強行に騒いでいるだけかも知れません。
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歴史を振り返ると 日露戦争後の1905年、ポーツマス会議日本全権としてロシア側の全権ウィッテと交渉し、ポーツマス条約を調印した日本の外務大臣 小村壽太郎 (こむら じゅたろう) を連想します。
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ポーツマスに出発するとき、新橋駅で戦勝を祝う歓呼の人垣に囲まれて見送られたが、帰国時には怒り狂う右翼団体からさまざまな罵声を浴びせられ、泣き崩れた小村を両脇から伊藤博文と山縣有朋が抱えて首相官邸へ連れて行ったという。 また 日比谷焼討事件や小村邸への投石など暴徒化した国民の影響で、妻のマチは精神的に追い詰められ、小村は家族と別居することを余儀なくされた。

ポーツマス条約によって日本は、満州南部の鉄道及び領地の租借権、大韓帝国に対する排他的指導権などを獲得したものの、軍事費として投じてきた国家予算4年分にあたる20億円を埋め合わせるための戦争賠償金を獲得することができなかった。 そのため 条約締結直後には、戦時中の増税による耐乏生活を強いられてきた国民によって暴動が起こった。 日本は、戦争継続が国力の面で限界であった (ウィキペディアから)。

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当時の日本国民の大多数は、日本海海戦でロシアに勝ったものの、もはや戦争継続の国力が残ってなかったことを知りませんでした。 いや むしろ政府は国民に知らせようとしなかったのでしょう。 そんなことをすれば、ロシアに付け入られて、最悪 条約破棄、戦争継続となったかも知れません。

これを重ね合わせると 今の韓国は、外国公館前に少女像を設置して “イヤがらせ” することが、国際社会でどう評価されるのか分かってない、ある意味 百年前の日本と同じ国民心情と同程度なのかも知れませんね。

日本の歴史を そのまま韓国が全てなぞっているとはいいませんが、更に推理を進めると 日本の感覚に追いつくのに、あと百年かかるという結論になります。 ため息がでますね。 これを解決するのは、両国の政治家しかいないのも明白です。

以上


※追加1_ 韓国外務省によると、尹炳世外相とケリー米国務長官が11日夜に電話会談した。 ケリー長官は、会談で「日韓関係が未来志向で発展し、日米韓の協力も継続されることを期待する」と述べた。 釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦を象徴する少女像をめぐり、日韓関係が悪化していることを念頭にした発言とみられる。
 
電話会談は米国の要請で行われた。 尹外相は2015年末の日韓合意の趣旨と精神を尊重することが重要との立場を示し、日韓関係発展のため「可能な限り努力したい」と語った。
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※追加2_ 韓国の外相が「外国公館前の少女像は望ましくない」と指摘しました。

韓国の尹炳世 (ユン・ビョンセ) 外相は国会で、釜山の日本総領事館前に慰安婦問題を象徴する少女像が設置されたことについて質問を受けました。 これに対し、「国際社会の礼儀や慣行として、外国公館は最大限、保護しなければならない」と述べ、場所については知恵を絞る必要があると改めて説明しました。 一方、「韓国政府は少女像設置に反対するものではない」とも述べました。
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※追加3_ OINK (オインク) とは、Only in Korea の略で、大韓民国 (以下 韓国と表記) でしか起こりえない出来事を指す。 英語圏におけるブタの鳴き声の擬音語である「oink」が語源である。 ローンスター問題に端を発し、戦時作戦統制権や米韓自由貿易協定 (FTA) 問題といった韓国がらみの諸問題を揶揄する意図で欧米の国際金融関係者による造語。 金融関連のみならず、韓国の税務当局や裁判所の国際常識をわきまえない行政命令や判決、韓国人団体の行動に対する軽蔑と怒りが込められた言葉として使用されるようになった (ウィキペディアから)。

以上

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