シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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7年振りの新 PC

2010年08月19日 | 電子産業は花形?
写真上左から Core 2 Duo プロセッサー、アップル iMac、下左から Quick Silver 2002、モトローラ PowerPC 7450 プロセッサー 。
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今月、ほぼ7年振りに PC を買い換えた。 現役 PC でも "ほぼ問題なく" 使えたが、2世代前の古い OS で最新ブラウザーソフトを使っていると無理があり、もう限界かなと思ってきたからだ。

確かに、iMac と最新 OS でブラウザーは瞬時に立ち上がり、イライラすることはなくなった。 また LCD 画面は非常にキレイだ。 が、新たな問題が__
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「画面が広く、大きく、鮮やかに 新 iMac 登場」(09年10月21日  ITmedia) _ ※追加1へ
「Core 2 Duo プロセッサー 」(インテル・マイクロプロセッサーの歴史から) _ ※追加2へ
「Intel Core 2」(ウィキペディアから) _ ※追加3へ
「アップル、PowerMac G4 のラインナップを大幅強化 ハイエンドは 1GHz デュアル」(02年1月29日 マイコミジャーナル) _ ※追加4へ
「Power Mac G4・Quick Silver 2002」(ウィキペディアから) _ ※追加5へ
「PowerPC G4」(ウィキペディアから) _ ※追加6へ

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従来機種品の CPU は 933MHz の G4 (PowerPC … 200nm か 180nm の設計プロセス) で、愛称は Quicksilver と呼ばれたデスクトップ型だ。 02年発表の製品だったが、03年 次機種 Mirrored Drive が発表され、型落ち品として20万弱で購入した記憶がある。 前評判通り 冷却ファンの騒音が大きかったが、これは自分で PC 販売店から適当な静音型のファンを調達して交換して解決した。

その後 OS を付属の 10.2 から 10.4 にグレードアップしたが、ブラウザーソフトの IE が更新されなくなった。 アップル自前のブラウザー "サファリ" が自動的に勝手に更新されるのは構わないのだが、起動に1分以上もかかり、時々フリーズしてしまって、強制終了せざるを得ないことがしばしば起きるようになった。
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この7年の間に、アップルがとった大きな方針転換が、CPU の軌道修正だ。 それまでのアップル - IBM - モトローラ共同開発の PowerPC からインテル CPU に乗り換えたのだ。

理由は、インテルに比べ なかなかクロック速度が上がらないことだったと記憶する。 最高で 2.5GHz の G5 で PowerPC の採用は終了した。

恐らくコスト面でもインテルに比べ高かったのだろう。 インテル系 CPU は PC 向け市場の9割以上を握り、アップルのシェアは数%だったから、製造数で 1億数千万台対 数百万台では、20倍以上もの差があり、到底コストでも太刀打ちできなかったと想像する。

加えて、インテルの安定供給能力は高く、IBM - モトローラ系はそうではなかったと想像する。 同じ意味で、インテル系 CPU を製造する AMD も供給能力に問題があるとされる。 供給能力とは、歩留まり (良品率) などの品質管理、稼働率や採用設計プロセス (例えば 65nm か 45nm か) などの要素が出荷数に関係する。 

65nm で製造するよりも 45nm で製造すると、単純計算で約2倍の数量を製造できる。 IBM は、いち早く新技術を採用して半導体業界を牽引するなど 開発能力は素晴しいのだが、半導体製造出荷動向を見ると、開発と同じく素晴しいとはいい難く 時々出荷が滞っている企業だ。
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買い換えた iMac (CPU は Core 2 Duo … 65nm か 45nm の設計プロセス) も去年の型落ち品で、7月末に新型が発表されたので、本来 14万9800円 を 3万 安く購入した。 本当は最低グレード品を 9万9800円 で買おうと出掛けていったのだが、既に売り切れていた。

デモ品で触って分かっていたのだが、本体上部からの排気口付近はかなり熱くなる。 そこだけでなく、裏のアルミ面全体が熱い。 その代わり、排気ファンの音は全く聞こえない。

また、CPU が変わったことで、従来のアプリソフトとの互換性に少々問題があるようだ。 具体的には、例えば MS のパワーポイントで、従来ファイルを iMac で開くとフォントが微妙に違う、また貼付けた画像がうまく表示されないものがある。

従来の PowerPC とインテル系 CPU のソースコードが違うからなのか、最大の欠点は、従来のアプリソフトをインストールしようとすると、受け付けないものがある。 グレードアップしようとすると、何万円もかかり、これではその半分以下の簡易版を購入したほうが遥かに安い。
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そして、今 頭を悩ませているのが、ファイルの転送だ。 iPod 向けに 20GB ほどの音楽ファイルを従来機種の Quicksilver で貯め込んでいるが、これを iMac に転送しようとすると、できそうもないのだ。

現在 無線 LAN のベースステーションの AirMac Exreme で iMac はインターネット接続を設定、Quicksilver は Ethernet 経由でインターネットに接続している。

Quicksilver を無線 LAN に接続できれば、転送は出来るはずが__接続を設定しようとすると、認証の選択が iMac のと異なり、出来ない。

具体的には、iMac では認証に WPA2 パーソナルを使ったが、Quicksilver では WEP しか選べない。 iMac でやり直せばいいのだが、1日半かけてやっとこさっとこ設定が成功したので、もう一度やり直しする気が起こらない。

という自分自身のやる気の無さが原因なのだが、無線 LAN の設定は難しい。 この前までは NEC 製の無線 LAN を使っていたのだが、これも設定し直そうとすると、マニュアルが "非っっ常に" 分かりにくく、何度トライしてもできなかった__以前 購入時にはできたのだが__たまたまだったか。

という訳で、インターネット端末が置いてある2階に Ethernet 経由で Quicksilver にインターネットに有線で接続し、その横に AirMac Exreme を置いて無線で飛ばし、1階に iMac を置いて無線 LAN 接続でインターネットにアクセスしている。

結局 ファイル転送は、SD カードで検討したが、iMac が 2GB までしか対応してなく、16GB~32GB の USB メモリー経由でやろうかと安直に考えている。

その後、余った IDE HDD を 1500円ほどのアダプターで USB 接続で外部から繋ぐ方法が見つかり、その内秋葉原でパーツを探そうとも …
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無線 LAN 接続で苦労している時に分かったのだが、ご近所で様々な電波が飛び交い、その名称が見える。 それらは一つを除いて全てセキュリティが掛かっており、アクセスすることはできない。 一つだけセキュリティが掛かってない電波があり、当然これに乗っかってインターネット接続が出来る。

恐らく設定したご近所の人が面倒くさくて、セキュリティを掛けずにそのままにしてあるのだろう。 これを使ってもいいのだが、そうすると自分の交信も無防備となり、他人に覗かれる恐れがある。 ホームバンキングなどでオカネのやり取りをするから、危険だ。

この無防備無線 LAN の設定をした人も苦労したのだろう。 再び設定し直してセキュリティを掛けるのも面倒くさかったに違いない。  タマタマ成功したので、そこでやれやれとなって、その内ちゃんとやろうと思って忘れているのではないか?
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7年前に比べて、Mac も安くなった。 ノート PC なら定価で 10万を切っている。 しかし Windows 機はネットブックなら 5万以下だ。 デスクトップ型の LCD 一体型でも 5万~6万からある。 アップルは開発・設計・マーケティング・販売だけを行い、製造は台湾ホンハイ (今はその中国小会社フォックスコン) が行っているからか、利益率は高い。 もっと Windows 機に近い価格帯に近づけてほしいとは思うが__ある意味 これがブランド力の違いというものだろうか?

以上


※追加1 _ アップルは、液晶一体型 iMac の新モデルを発表した。

最廉価モデルは、1920×1080ドット表示対応の 21.5 型液晶ディスプレイ、CPU が 3.06GHz で動作する Core 2 Duo、メモリが 4GB、HDD が 500GB、光学ドライブに8倍速の2層式 SuperDrive という構成だ。 グラフィックス機能は、NVIDIA のグラフィックス統合型チップセット GeForce 9400M を利用する。 同じ 21.5 型液晶を搭載する次のグレードは、HDD 容量を 1TB に増やし、グラフィックスに ATI Radeon HD 4670 (グラフィックスメモリは 256MB) を採用したもの。  IPS パネルの採用により 178度/178度 と広視野角になった。 Apple Store 価格は 11万8800円、14万8800円。
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※追加2_ Core マイクロアーキテクチャーを採用した PC 向けのマイクロプロセッサーです。 65nm プロセス・テクノロジーによって製造され、トランジスター数は 4004 マイクロプロセッサーの 12.7万倍にも相当する 2.9億個に達しています。 また、新しい製品では、45nm High-k プロセス・テクノロジーへとさらに進化しています。

Core 2 Duo プロセッサーは、デュアルコア技術と Core マイクロアーキテクチャーによって高い処理性能と優れた電力効率を両立し、さらには複数のタスクを同時に実行するマルチタスク性能も大きく向上しています。
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※追加3_ Intel Core 2 (インテル コア ツー) はインテルが06年7月27日に発表した、x86 命令セットを持つ CPU 用のマイクロプロセッサ。 Core マイクロアーキテクチャによって実装されている。

元々はモバイル向けとして開発され、そこからデスクトップ、ワークステーション、サーバ向けの製品が派生的に開発されている。
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※追加4_ アップルコンピュータは、同社のデスクトップ PC「Power Mac G4」のラインナップを大幅強化、1GHz で動作する PowerPC プロセッサや nVIDIA の GeForce4 MX を搭載するハイエンド機種など3機種を発表した。

価格は、ハイエンド機種となる「デュアル 1GHz Power Mac G4」が 399,800円、933MHz が 299,800円、800MHz が 199,800円。
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※追加5_ PowerPC G4 (7450/7455) 800MHz、933MHz、Dual 1GHz。 Apple 史上初めて 1GHz の CPU が搭載された機種、最後の Mac OS 9 単体インストールディスク付属機。

Power Mac G4 は1999年8月発表、9月の発売時に CPU の製造問題からクロック周波数を 50MHz ずつダウンという前代未聞の措置が実施された。 形状、素材を Power Macintosh G3 (Blue & White) から引き継ぎつつ、表面はクリア仕上げ、グラファイトとホワイトという配色に変更された。 ハンドルは無色透明となっている。 最終モデルは03年まで販売された。 基本的な筐体の構造を変化させないまま、G3 から発展させたため、特に後期モデルにおいては冷却ファンの騒音が問題となった。
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※追加6_ PowerPC G4 は PowerPC の第4世代マイクロプロセッサを呼ぶものとして、アップルコンピュータによって使われた名称である。 モトローラ及びモトローラから分離したフリースケールのプロセッサ PowerPC 74xx シリーズに対して、アップルはこの名前を使うようになった。

PowerPC 7410 は 7400 と同じ設計であったが、200nm の代わりに 180nm で製造された。 7400 と同じく 1,050万トランジスタを搭載している。 これは01年1月に初代 PowerBook G4 でデビューした。 MPC 7455 は 180nm プロセス、SOI を採用。 クロックは 1GHz に到達。

以上

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