にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

時差

2010-06-01 01:20:07 | F1
夕べはまずF1トルコGPの決勝レースを見て。
それからインディ500マイルの決勝レースを途中まで。

トルコGPの方は地上波の放送でしたから時間差録画放送。
何時もの事ながらちょっと大げさな盛り上げ方とコマーシャルに辟易しながらもレースの面白さに思わず見入ってしまいました。

もっともトルコのコースは屈指の難コース、マシンの性能をもろにあぶり出します。
だからどうしても車の性能順に各チームの2人毎に順位が決まってしまうように思えます。
レッドブル、マクラーレン、メルセデス、ルノー、フェラーリ、ザウバー、ウイリアムス、フォースインディア、ロータス、ヴァージン、ヒスパニア。
こんな順番になっていたかな。

レッドブルが同士討ちをした結果、優勝はマクラーレンに持っていかれましたが車の性能はまだまだトップですね。
マクラーレンがよく追いついてきましたね。
これで面白くなってきましたが3番手以下はちょっと水をあけられてしまいました。
もっと混戦を期待したいな。

で、インディ500です。
狂気に近いスピードで走り抜けるマシン、恐ろしいほどに速い。
ずっと300km以上のスピードで走り抜けるのです。
とんでもない世界ですね。
最後までみる事が出来なかったのは残念ですが、面白かった。
ただし最終ラップでいろいろ混乱があったようで当初の発表と順位が変わっているようです。
ペースカー先導のコーションのままのフィニッシュだったようですが、先日のモナコのように何か起こったようです。
一体何が起こったんだろう。

インディアナポリスとの時差が恨めしいところ。
ほぼ半日ずれていますからこちらの夜明けがゴール。
最後まできちんと見たかった。

舞台と役者と

2010-05-18 02:08:20 | F1
昨日はF1モナコグランプリの決勝レース。
生中継は見られなくともこのレースだけはちゃんと見届けないといけないのです。

モナコの町並みの華麗さと、走り抜けるマシンの美しさと、それを操り狭い公道を飛ぶように走り抜けるドライバーと。
舞台に役者が揃って本当に華麗なレース。
おっと役者はまだ他にも。
海からクルーザーでレースを見届けるセレブ達も忘れてはいけません。
何処をどう切り取っても絵になるレース、そんなレースは他にはありませんから。

4回もセーフティカーが入る荒れたレースでしたがそれもモナコの味というものでしょう。
全く事故もなくレースが行われたらおそらく始めから終わりまで一列縦隊で走るだけになってしまう事でしょうし。
クラッシュする車があって、セーフティカーが入って、たまに雨でも降れば、これぞモナコというレースの完成。
昨日は雨こそありませんでしたが面白いレースでした。
ピットスタートのアロンソの鬼心の走りもあったし、タイヤ交換での駆け引きもあったし。
ゴール直前でのシューマッハとアロンソの事件も。
これら全てレースの醍醐味でしょう。

5月といえばアメリカではインディ500マイルも行われます。
何年か前まではモナコとインディが同日開催で。
モナコが終わってしばらくするとインディが始まるというスケジュール。
一晩中レースを見ていた、なんて事もありましたが。
今年のインディは月末開催。
今はプラクティスの最中ですね。
佐藤琢磨選手が今年はインディ・シリーズに参戦していますのでこちらも楽しみです。

インディアナポリスと言えばF1時代に琢磨選手が表彰台に上がった思い出の場所。
ルーキーでいきなりというのは無茶な話かもしれませんが、過去には元F1組が何人もルーキーで優勝もしていますのであながち無茶な話ではないかも。
期待しつつ決勝を待ちましょう。

明日から

2009-10-02 01:51:06 | F1
いよいよ鈴鹿にF1が帰ってきます。
本当なら何としてでも鈴鹿の新装なったスタンドで見たいと思うはずなんですけど。
どうも今年は春先からの分裂騒ぎなども手伝ってレースへの興味が薄れてしまってます。
応援できるドライバーが居ないと言うのも理由の一つだと思うし。
日本人も走っているし日本のチームもいる。
でも駄目なんですね、どうも訴えかけてくる物が足りない。
魂のこもった走り、ギリギリの戦い、なんて言葉とは無縁に見える今年の日本勢。
必死に戦っているはずなんだけど、それが見えてこない。
何が足りないのだろうか。

鈴鹿の秋、独特のひんやりした空気。
今年はお天気が心配ですね。
秋晴れの中の神々しいレースを期待したいものです。


それにしても今年は撤退が相次いで、それも日本関係者ばかり。
ホンダが早々に撤退したと思ったらフジ・スピードウェイが来年の開催から撤退。
ホンダもトヨタもボタンの掛け違い。
鈴鹿はトヨタのホームコースではないでしょ、やっぱり。
ここはホンダのホーム、ここにはやはりホンダが走っていないといけません。

来年はBMWもいなくなり、新規参入チームがゴソっと入ってくるようで。
果たしてレースについて行けるチームが幾つあるんだろうか。
それと新しい開催地も増えるし。
心配の種は尽きませんねえ。


今日の本番、何となく終わりました。
楽しい出し物だったのでしょうが。
私自身の感想としては全然楽しめませんでした。
芝居がねえ、もう少し台本も含めて日本語としてきちんとして欲しかったのが一つ。
無理にあれもこれも欲張ってストーリーが全然分からなくなってしまったのが一つ。
音楽もあれこれ詰め込んで、結局カットばかりのオケの曲、というのも一つ。
まあ文句ばかり並べてしまいましたが、でもそうだったからなあ。

春に「こうもり」をやった時にも感じたのですが台本の日本語訳がもう古すぎて死んでいるんですね、言葉として今に生きていない。
現代の日本で上演するのなら現代の言葉に置き換えてみるのも良いのではないかと思うんですけど。
オペレッタなんですからもっと自由にと思います。


君臨

2009-06-08 00:11:26 | F1
トルコGP、結局バトンが勝って7戦して6勝という強さ。
早いだけではなく強いですね。全盛期のシューマッハ以上の勝ち方。
こうなると何時、誰がバトンを止めるのかが注目される所ですが。
これだけの強さを見せつけられてはなかなかそんな強者は出られないかも。

まあ日本のファンとしては喜ばしい半面、ちょっと複雑な気持ちにもなるこの強さ。
でも後にも先にもF1で君が代を聞かせてくれたのはバトンだけですから応援していきます。

でも今現在のF1は政治的なゴタゴタで揺れに揺れている状態。
果たして来年はF1があるのかさえ判らない。
FIAとFOTAとの対立はこの先どうなるのか。
新シリーズなんて噂も絶えませんがどうなんだろうか。
華やかなF1に影を落とすこのゴタゴタが早々に解決してくれることを願っています。

さて今日は愛の妙薬の歌合わせの2回目。
初日のキャスト、実績のある人たちが揃っていますの。
さすがに余裕もあるし、なにより音楽が軽やかで楽しげ。
面白そうです。
ここで2日の間があいてゲネプロとなります。
場所は上野の文化会館。
つい先日の現代音楽もここで。
愛の妙薬もそうですが、来月のカルメン、それから8月には世界バレエフェスティバルと文化会館に通います。
今年の夏は上野で。

完璧

2009-03-31 01:13:29 | F1
F1オーストラリアGPの決勝はブラウンGPの車を駆るバトンが完璧な勝利。
新しくなったチームのデビュー戦、ポールも取ってそのまま一度もトップを譲る事もなく優勝。
去年まではホンダだったこのチームの勝利を祝福はしたいけれど何とも複雑な気持ちも残ってます。

一昨年と去年と走らない車で苦労の連続、特に去年は車の開発をあきらめ今年の車をきちんと作り上げる事に精力を費やしてきたのに突然の撤退。
開発チームのメンバーにとってこの勝利はどう映ったのでしょうね。
今年の車は良い事を知っていたに違いないのに撤退しなければならないその胸中。
ふたを開ければ圧勝だった開幕戦。
あの2年間はいったい何だったのか、きと複雑な思いを抱きつつバトンの快走を見ていたに違いありません。

テレビでみる限りホンダのクルーが居なくなって全く違った雰囲気のチームに生まれ変わったいたように見えます。
日本人の姿が無い、そこに寂しさを感じてしまいました。
今シーズンの序盤はブラウンGPが快走を続けるのでしょうがライバル達が追いつくのはいったいどのあたりなのか興味が湧きます。
色々と事件が起こって揺れ続けるF1ですが今年も盛り上がって欲しいものです。

それとスカパーで見ていた生中継が次のレースから見られなくなりました。
生中継は全てCSフジのHD放送に移行するのだとか。
何と乱暴なとも思いますが致し方無いのでしょうか。
ちょっとひどい話ですよね。

退屈!

2008-10-21 02:09:36 | F1
昨日は上海のレース、生放送はちょうど白金フィルの本番中でしたので録画を予約しておきました。
見ようと思えば地上波の放送は見られたのですが、どうも地上波の番組は好きになれない。
大げさな前振り、カットだらけ、アナウンサーがうるさい、コマーシャルも多い。
その点スカパーでの生放送は渋くて好きなのです、なによりノーカット(生だから当たり前ですが)ノーコマーシャルが良いのです。

その録画を休日の午後にゆっくりと鑑賞、ちょうど1週間前と同じです。
で、そのレース、肝心なレースが全くもって退屈極まりない凡レース。
バトルも無い、スリルも無い、ドラマが無い。
スタートしてそのままフィニッシュ。
最後の最後で何か起こるのではないかと、目を凝らして見ていても何も起こらず。
コバライネンのバーストだけは驚きましたがそれとて大勢に影響は無し。
富士とシンガポールがドラマチックだっただけに余計に退屈に思えてしまった。
休日の午後の貴重な時間を返せ!と叫びたくもなるレースでした。
こうなったら最終ブラジルでの死闘を期待しますが、ぶつけ合いだけは勘弁してほしいなあ。

最強である事

2008-10-14 02:49:27 | F1
今日は久々の、本当に久々の正真正銘の休日。
目覚まし時計に起こされる事も無くのんびりと起きだしてのほほんと過ごした一日。
午後は昨日の日本GPの録画を見て過ごしました。

昨日は一日白金フィルの練習、生中継された決勝レースは見れません。
スカパーの中継を録画して今日ほとんど同時刻に見たのです。
レースの結果を知ることの無いように細心の注意を払って昨日は寝ました。
そして全く白紙の状態で決勝レースを観戦。
結果はアロンソの信じがたい見事な連勝。
ピケjrの順位からもルノーのマシンの戦闘力が徐々に上がって来ていることは間違いありませんが、それでもマクラーレンやフェラーリと互角のポテンシャルでは無い。
アロンソが持てる力を存分に出し切ったからこその結果です。
一昨年のチャンピオンが底力を見せたという事なのでしょう。
見ていて何だか胸のすく思いがしました。

タイトルを争う二人、昨日も無様なレースでした。
両者ともにペナルティをもらい下位に沈んで目も当てられない状態。
ここへ来てレベルの低い争いに成り下がってしまった感があります。
そこへアロンソが圧倒的な力を見せつけて真の最強者は誰か、世界中に見せつけました。
トップの二人にはこの力強さがありませんね、そして精神的な脆さも見えている。
これでチャンピオンだと名乗られてもどうもしっくりいきません。
残り2戦でどんな戦いぶりを見せてくれるか、真のチャンピオンと呼べるのかどうか見定めたいと思います。

しかし富士の長い直線を走るF1マシン、遅いですね。
昔のプロトタイプの耐久マシンが駆け抜けていた時代が懐かしいです。
ポルシェ956、ロスマンズカラーのマシンが飛んで行った姿が目に浮かぶなあ。
その代わりにコーナーはF1がメチャクチャに速い、100Rからヘアピン、シケインから最終コーナーまでの速さはさすが。
レースも様変わりですねえ。

夜景とマシンと

2008-09-28 01:29:56 | F1
F1も終盤戦、残るはアジアとブラジル。
そして今日はシンガポールGPの予選。
史上初めてのナイトレース、そして新設の公道サーキット。
マーライオンのすぐ背中を走り、ラッフルズホテルの前も走り、5年前にコンサートをやったドリアン・ホールの前も走り、その時に宿泊したマンダリンホテルの前も走る。
実に懐かしいあの街を走り抜けるマシン達。
薄暮の中で始まったフリー走行の時の景観も美しかったけど夜になった予選、その夜景の美しさは素晴らしいの一言ですね。

コースは凹凸があって走りにくそうだし縁石も高くて不評のよう、そして抜き所も少なそうだと。
決勝になったら渋滞レースになるかもしれませんが、でもその景色を見ているだけでも価値があります。
モナコに匹敵する、いうなればアジアのモンテカルロかな。

ただ高温多湿でブレーキにもきつそうだし、何よりブリジストンの持ち込んだタイヤが柔らかすぎたようで決勝でのタイヤ使用義務を果たしたときにスーパーソフトが保つのかどうだか。
まあそんなこんなで興味深いレースにはなりそう。

さて今日は千葉の岩井で中央フィルの合宿でした。
私は日帰りで全曲を見るという強行軍でした、実際疲れましたが思いのほか音になっている感じでしたのでちょっと安心もしました。
この所弦楽器の人数も増えてきて音の厚みが以前とは全然違います。
望む事と言えば、もう少し一人一人の練習量があったらなと、弾ける人弾けない人という差がまだ目に見えてしまうんですね。
この差が少しでも縮まってくれると嬉しいですねえ。
次回の私の練習は約一ヶ月後です、皆さんのレベル向上が見えるといいですねえ。


疾走するデザイン

2008-06-11 02:40:41 | F1
今オペラシティアートギャラリーでは「疾走するデザイン」と題してF1マシンのデザインの変遷を辿る展示が行われています。
今日はその展示をじっくりと見学してきました。

1950年代から各年代ごとに1台づつ実際のマシンが展示されています。
手を触れることはできませんが至近距離で見る事が出来るのです。
残念な事に70年代に起こったベンチュリー効果の発見によるデザイン革命の時のマシンが無いのです。
ロータスは「77」がありました、その後が空力マシンの「78」。
その後に続くルノーやブラバムといった将に革命的なマシンが有れば良かったなあ。
展示ではロータスType77の次に80年代を代表してマクラーレンMP4/4となります。
ですからロータスとマクラーレンとでは全くと言っていい程に姿が変わってしまいます。
この間にあった様々なマシンの多様性が素晴らしかったのですけど。

ただこのマクラーレンは時代を作った最強マシン、直線的なフォルムにホンダのターボエンジンを積み、セナとプロストという希代の天才が乗りこなしたマシン。
その年のレースで優勝し続け、優勝を逃したのはただ1戦のみ。
マシンにはセナの名前が刻まれていました。
我々がセナとホンダの走りに熱狂したあの時代を駆け抜けた名車。
美しく整備されたマシンは力強さを今に伝えてくれていました。

次がウィリアムスFW14B、アクティブサスペンションを駆使してマンセルとプロストが席巻した名車。
展示はレッド5のカーナンバーも眩しいマンセルの車。
これも速かった、まさに無敵。
そしてフェラーリからは失敗作F2005が
B・A・Rホンダから006が、琢磨君がインディアナポリスで表彰台に上った時のマシン。
これも速かった、この年バトンが大ブレーク。
でもここから下降線を辿って今に至るのです、展示車はバトンのもの。
しかしカラーリングが今年のホンダのマシンと同じ物になっていて違和感たっぷり。

最後がアロンソが駆ってチャンピオンを取ったルノーR25。
カウルが開いていてエンジンやギヤボックスがよく見えました。
こちらのマシンも今年のカラーリングである「INGカラー」に塗り替えられていてとっても変。
本来ならJTの「マイルドセブン」カラーにiModeのロゴが書いてあったはず。
契約の関係なんでしょうか、仕方が無い事とは言え当時のままの姿で保存してほしな。

その他にもエンジンやタイヤなども展示されていて、F1の世界にひたるには充分な展示でした。
じっくりと見て来ましたがちょっと書いたように物足りなさも。
しかし実車の迫力はたまりませんね。

さてヨーロッパではEuro2008が始まっていて連日熱戦が繰り広げられています。
感じることは大会の開催哲学が素晴らしいという事。
ワールドカップと同等のクオリティですよね、スタジアムの雰囲気もそうだし。
戦いの質と環境も。
それに引き換えアジアカップのお粗末さ。
ピッチも荒れ、観客の質も審判の質も。
何より中立国の審判でなくても平気で試合をさせてしまう主催者の愚かさ。
こんな事をしているからいつまで経ってもヨーロッパや南米に追いつけないのです。

歴史

2008-06-10 02:37:56 | F1
F1カナダGP、たった1回のセーフティカー導入が起こした波乱が思わぬ結果を生みF1に新たな歴史が刻まれました。
ピットレーン出口でのアクシデント、ハミルトンとライコネンというライバルがそこで消え、危うく難を逃れたクビサが優勝。
ポーランド人ドライバーが初めて優勝です、表彰式で流れたポーランド国歌。
おととし聞いた君が代のように、自国の国家が初めて流れた表彰式は決して忘れることは無いでしょう。
去年のカナダで大クラッシュを喫してから一年、全くその影響など感じさせずに走りきったのです。
見事なクビサの走りに心からおめでとうと言いたい。

あのアクシデントは単純なハミルトンのミス、でも彼はステアリングを左に切りライコネンの追突。
2台並んでいたうちの左にぶつかって行った訳です、その時に右側にいたのはクビサ。
ハミルトンがどちらにステアリングを切るかでレースの行方が決していたと言えるかもしれません。
去年もマッサとフィジケラが信号無視で失格したカナダ、ここのピットの出口は鬼門なのかも。

スーパーアグリがレースから去ってしばらく時も過ぎ、その寂しさも癒えたと思っていました。
しかしここはカナダ、去年のレースで終盤に琢磨君がアロンソを抜き去ったあの場面がどうしても思い出されてしまいます。
モナコとカナダと素晴らしく面白いレースが続きましたが、アグリの不在がひとしお寂しく感じられて。
スピリットに溢れたあの熱いチームが恋しいですね。


スペシャルな日

2008-05-26 03:03:35 | F1
5月の最終日曜日、モータースポーツファンにはたまらないスペシャルな一日。
ヨーロッパではF1モナコGPがあり、アメリカではインディ500がある。
こんな日はとても眠ってなんかいられません。
というわけで今はインディの生放送を見ながらの更新。
晴天のインディアナポリスで色とりどりのマシンが飛ぶように走る光景は美しいですね。
超満員の観衆がグルっとオーバルを取り囲み独特の雰囲気ですね。
伝統と格式と華やかさ、ヨーロッパとはひと味違う豪快さが好きです。
今年はチャンプカーと合併して名実共にアメリカのナンバー1を決めるレースに戻りました。
驚くことに今年は女性が3人も走っているのです、中でもダニカ・パトリックがどこまでやるのか見たいですね。
というそばからピット作業でトラブルですね、ダニカは遅れフォイト4世は火災。
レイホールジュニアもリタイアと波乱続きで目が離せません。
最後まで見られないと思いますがスリリングな展開はやはり素晴らしい。

そして雨のモナコ。
これ以上は無いヨーロッパらしさ、モナコの町中を駆け抜けるこのレースはF1の中でもやはりスペシャル。
ここに雨が加わればもうレースは動きまくって魅力は倍増です。
ドライバーには悪いけれどモナコは雨が降ると先が読めなくなって最高です。
今日もとんでもないレースでしたが何回見てもモナコはモナコ。
抜けないコースが牙を剥いて襲いかかるのです。
面白かったの一言。
次戦はカナダ、ここのコースも大好きなんです。
そして本来ならその後にインディアナポリスでアメリカGPがあるはずですが、あのオーバルを駆け抜けるF1マシンが見られないのは本当に残念でなりません。
来年はぜひ復活してもらいたいなあ。


撤退

2008-05-07 01:49:34 | F1
ある程度予想された事とは言えスーパー・アグリのF1撤退のニュースは、ただ簡単に悲しいと言ってしまうのが悔しい程に悲しかった。
去年の後半戦からの資金不足は誰の目にも分かる程。
そして今年、やっとの思いで3レース戦ったのだけれど今日で全ては終わり。

工場はイギリスのリーフィールドにあるけれど、日本人オーナーにエンジンとタイヤが日本製。
そこに琢磨選手が加わって、いつもいつも渾身の走り。
去年前半のスペインとカナダでの入賞は見事でした。
これから琢磨君はどうするんだろう、アンソニーもこれからが心配。
工場も閉めてスタッフも解散。
本当に寂しい限り、F!を見る情熱も無くなってしまいました。

さてもう一つショックだった事が。
それはこのブログを更新中、同じ「撤退」というタイトルでブログを更新中に何と記事が全部消えてしまったのです。
書き上がってあとは投稿というボタンをクリックするだけのはずなんです。
ところが更新ボタンを押したら全てが消えていました。
こんな事ってあるんですね。
なんだかとっても悲しくて、とっても損をした気分でした。

勇姿

2008-04-28 02:20:08 | F1
F1スペインGPも終わり、予想通りにライコネンが強さを発揮。
やはりフェラーリは速い、図抜けた早さは見事としか言いようが無い。
そこへライコネンの貫禄とも言える強さが加わって無敵状態。
往年のシューマッハのような強さ!

レース中盤でのコヴァライネンの大クラッシュはショッキングだった。
タイヤバリアに激突する瞬間までオンボードカメラでしっかり捉えられていて息を呑んでしまった。
でもこれだけのクラッシュで無事生還なのだから今のF1の安全性の高さは驚異的。
去年のクビサの大クラッシュでも打撲程度なのだから本当に驚く。
しかし次戦のトルコは苦しいかもしれない。
だとすると代役は??

その大クラッシュ後、琢磨君が9位を走行するという快挙もあった。
そのままの順位で走ってくれと、今日は心の底から願ってはみたものの。
2回目のピット以降はペースも上がらず順位をあげるどころか最下位に落ちてしまった。
終盤、パンクで順位を落としたクルザードとのバトルを国際映像がずっと映してくれたのが嬉しかった。
ノーズの先が欠けて満身創痍の様子で必死にブロックする姿には正直涙が出そうになった。
ひょっとしてこの次のレースにはその姿が無いかもしれない、と不安がよぎる中でのこの勇姿。
しっかりと目に焼き付けておいた。
絶対に忘れないぞ。



先行き不透明

2008-04-17 01:53:16 | F1
F1も開幕して1ヶ月が過ぎインターバルに入ったところ。
今各チームはバルセロナでテストの真っ最中。
テストだけあって各チームが様々なトライをしている、ホンダはノーズの先にウサギの耳のようなウィングを装着。
ダンボウィングともラビットウィングとも呼ばれるこのミニウィングは昨年もトライしていたもの。
効果は確かにあるようでタイムは速い。
フェラーリは穴開きノーズを繰り出してきた。
こちらも効果は有るみたいでダンボの耳よりも実戦に投入される確率は高そう。
ルノーもカウルをモディファイしてきたしニュースを見ている限りとってもこれからが面白そう。

このテストにただ1チーム参加していないのがスーパーアグリ。
深刻な資金難から身売り話が持ち上がっていたけれどどうもそれがご破算になったようで。
次のレースの参戦資金にも事欠いているという噂さえ。
昨年前半の勢いを思い出すと何とも悲しくなる、何とかならないものだろうか。
F1は莫大な資金を食いつぶす金食い虫、一説によれば100億円以上のお金がかかるとか。
想像も出来ない額ではあるけれど、そのお金があのレースの面白さを生むのだ。
アグリチームはその出自からどうしても応援したくなる。
そのチームが困窮しているのに何も出来ないなんて悲しすぎるではないか。
なんとかグリッドに踏みとどまって琢磨君の熱い走りを見せてほしいものだ。

さて昨日はベイがどうのと書いたけれど、その途端に今日は打線が大爆発。
往年のマシンガンよろしく釣瓶打ちで1イニングに何と9点も奪取。
たまにはこんなゲームも無いとね、いけませんよね。
あとは敵のエース級が出てきた時に攻略できるかどうかですね。
今日の試合をきっかけに目覚めてくれるといいなあ。

Q3

2008-03-23 02:06:55 | F1
マレーシアGPの予選Q3、アタックを終えたマシンは超スロー走行。
今年からのルール変更で予選後に燃料の戻しが無くなった為にこのような超低燃費走行をするマシンが出てきてしまったのです。
テレビを見ていても危なくてアタック中のマシンが引っかからなければいいなと思うそばからアロンソとハイドフェルドが危なくかわして走行。
でもそのおかげでタイムをロス、そしてマクラーレンの2台ともに走行妨害のペナルティが。

ルールは大事であるとは思うけれどエンジンを交換したら10グリッド降格、ギアボックス交換で5グリッド降格、レース中のアクシデントを起こしたとして10グリッド降格。
そして今日の様に予選中のアタック妨害で5グリッド降格。
これでは何のために予選をやるのか、全く意味不明になっているとしか思えませんね。

一番矛盾を孕んでいると思うのが予選Q3のルール。
ここまで進んだマシンはレースの序盤を走るための燃料を予め積んで予選に望むのです。
去年までは時間が短縮されたとは言え前半はただ燃料を軽くする為だけの走行。
無意味な走行を延々と見させられたのです。
今年はルールが変わり予選で消費した燃料は戻って来ませんから、燃料をただただ消費するだけの走行は無くなりましたが最初に書いたような事態が起きる訳です。

予選を一番早く走る、ポールポジションの意義が失われて久しい今のF1。
アタックしたら誰が一番早いのか今の予選では全く見当がつきません。
敢えていえばQ2の順位がそうなのかもしれませんが、それならQ3は何のためにやるのだろうか。
ノックアウト方式の今のやり方が悪いとは思いません。
ただQ3のルールが悪いのです。
やるのなら徹底的に早さを競うべきなのです。
それがレースではないでしょうか。
それでこそF1だと思いますが。

明日の決勝は雨が降るかもしれません。
そうなれば予選の順位はチャラ、全く違う展開になる事と思われます。
そうだからこそ、予選は予選で徹底的にスプリントの早さを競って成立させるべきです。