にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

年度末

2008-03-31 01:33:39 | オーケストラ
今年度最後の仕事はオペラシティの記念コンサート。
内容はオペラのアリアをどどんといっぱい。
珍しい事にこのコンサートではオケだけの曲はやりません。
普通は序曲や間奏曲などやって歌手の喉を休めたりするのですが、今回は3人の歌手が代わる代わる出てくるのです。

正確にいえばオペラの曲ではないものもやります。
加藤さんという若手の作曲家のバリトンの為の組曲「刻の里標石」(時のマイルストーン)という連作です。
一人の男の人生を辿るのです、それも万葉集だったりイギリスの詩やドイツ語の詩などで綴るのです。
その中で子供が生まれ、その子に歌を歌うという曲が。
我が子に過ごす時間の楽しさに溢れた楽しい歌なのです。。
今日も練習したのですが作曲の加藤さんの奥様と小さな赤ちゃんが一緒にオペラシティにいらしていてガラスの窓の向こうから練習風景を見ているんです。
時には加藤さん自身が赤ちゃんを抱え上げて音楽に合わせて一緒に遊んでいる光景が見えました。
まるで歌の世界そのものを見ているようで思わずこちらも優しい気持ちになりました。

さてそのコンサートは明日が本番。
それを過ぎるとがらっと暇になります。
もっとも新国で「魔弾の射手」をやっているメンバーはひたすら忙しいのですが。
我々ステージ組はどんとお休み。
年度が代わるのを見事なまでに体感させてくれるスケジュール。
まあ理由はあるのですが年度の最初はいつもこんな感じでゆとりがあるスケジュールとなります。

てんこ盛り

2008-03-29 01:39:35 | オーケストラ
今日の本番は某学習塾の皆さん向けのコンサート。
サントリーホールを借り切って親子連ればかりのお客さん。
内容はと言えば「ベートーベン」あり「カルメンの闘牛士の歌」に加えて「千の風になって」や「大きな古時計」と「タンホイザー序曲」に「ボレロ」だったりとてんこ盛り。
いささか飽きて寝てしまった子もいました。
最前列、私のすぐ前の男の子。
まだ幼稚園くらいの子は始まるとすぐにぐっすり。
最後の頃はお母さんに抱きついて甘ったれてました。
いつものコンサートでは絶対に見る事の出来ない光景でした。
何だか楽しくなってしまう親子の風景。
面白かった。

さて内容はそんな感じであれもこれもな状態。
こちらとしても難しいのが気持ちの切り替えですね。
大きな古時計のすぐ後にベートーベンの7番を演奏しなければならなかったのです。
大サービスなプログラムですがちょっと聞いていてどうなのか心配にもなりました。
取り留めがないとも言える構成でしたから。
でも子供たちにはこうした方が良いのかもしれませんね。
まるで駄菓子屋さんの店先みたいなプログラムでしたから。

サントリーホールのまわりは桜が満開で美しさも際立っておりました。
そういえば去年もこのコンサートの時に桜が満開だったなと思い出しながらしばし桜に見とれていました。
デジカメをカミさんに貸してしまって写真が撮れませんでしたので去年の写真を。

毎晩の

2008-03-28 02:00:57 | Weblog
夜になると元気いっぱいな「のの」です。
ご飯を食べ、遊び回り、砂浴びをして、もちろん排泄もします。
そこで毎晩世話をするわけですね、ご飯をあげて排泄物を取り除いて砂も取り替える。
そしてもちろん遊びます。

手に乗せるだけではなく、ケージのまわりを自由に散歩させたりソファーで遊ばせたり。
ケージはテーブルの上に乗せてあります。
外へ出てもテーブルからは逃げられないように。
今日の写真はテーブルの一番端まで来た所。
普通ならここからは逃げられないはずなのですが、この頃はここからダイブするんです。
ドサッと、太って大柄なハムスターなのでドサッと音がして床の上をささっと走り出します。
その素早い事!
夜が更けるにつれ、その早さが増していきます。
丑三つ時ともなれば絶好調、回し車で爆走しています。

しかし写真に撮るとどうも毛の色がうまく再現できません。
今日の写真も黄色っぽく写っていますが実際は薄い茶色なんです。
照明の色と干渉してしまうみたいで何回撮ってもこんな黄色っぽい毛並みに映ってしまうのです。
今後の課題ですね、研究しないと。

Fly You Fools!

2008-03-27 02:28:18 | Weblog
連休初日、たっぷりと時間がありました。
なので今日は色々と動画をiPod用に変換してみました。
映画を3本とミュージッククリップをたくさん。

新しいMacBookPro、早いです、それも圧倒的に。
映画を変換しようとすればPowerBookG4では1本が一日以上かかると表示され、泣く泣く諦めていたのです。
ところがMacBookProにかかれば1本に要する時間は1時間半。
まるで冗談のように早いではありませんか。
7年という歳月でこれだけMacは早くなっていたのですね。
驚きを通り越して唖然とするような早さ。
浦島太郎になったような気分で変換をしました。

「The Lord of the Ring」から「Fellowship of the Ring」のSEEを変換したのです。
2枚組で4時間近い上映時間、でもこれが3時間程で変換完了。
早速iPodに取り込んでつまみ見を。
ガンダルフがバルログの炎の鞭に足をすくわれ最後に「行け、愚か者!」と叫ぶ場面。
第2部の「Two Towers」の幕開けの場面でも聞けるこの言葉。
何度見ても胸に迫る物があります。
いいですねえ。
という訳で今日はまず第1部を。
明日時間が有れば「Two Towers」もやってしまおうかなと思ってます。

稲妻へ

2008-03-26 02:13:10 | Weblog
昨日は雨、今日は暖かくなりましたがいささか行き過ぎだったのでしょうか。
夜は激しい雷雨になりました。
関東全域という訳ではなさそうですね、ここ横浜は相当な降りと雷。
驚きますね。

仕事が終わり、その後に事務所で少しばかり話し合いを。
新宿で夕食を食べて車で帰路に付いたのです。
新宿区から渋谷区、世田谷区と抜けて第三京浜に入ったところでびっくりです。
行く手の空が光っている、それも激しく。
あの方向は家のあるあたり。
川崎市を抜け都筑区、港北区、保土ヶ谷区。
どんどん家に近づけば近づく程に稲光は真上になってくる。
第三京浜から横浜新道に入ったところで雨が降ってきて。
稲妻と雨とで道路は明るくなったり暗くなったり。
南区に入れば土砂降り。
車から家に入るだけでびしょ濡れです。
何だか真夏の夜の夕立の雰囲気でしたね。
寒くなかった事が救いではありました。

先月から今月半ばまでの異常な忙しさは終わり、今はゆったりとしたペースで仕事をしています。
昨日休んで今日は仕事、そして明日と明後日はお休み。
疲れが溜まった体には丁度良いペースです。
実は4月はもっとゆったり。
しばらくはこんな感じで休みつつの仕事となります。
いつもこんなペースだとうれしいのだけど。

2008-03-25 01:31:12 | Weblog
この季節の雨は本当に有り難いものです。
何と言っても花粉が飛ばない、体が楽なんです。

今日はまず耳鼻科へ。
休みの日にしか行けませんので前回に診察してもらった時に次回を予約します。
時間帯も予約出来るので便利なのですが、お天気までは予約はできません。
雨が降ろうと嵐が来ようと何としても行くのです。
冗談はさておき、次回の診察日までの量しか薬を出してもらってないので行かないとだめ。
ですから診察はとっても簡単、ちょっと鼻の中を診てもらい次回の日を告げて薬の種類と量を確認。
あとはネブライザーで鼻の中に薬を送り込んで終了です。
でもこうやって薬を出してもらっているお陰で花粉症の症状も軽く済んでいるわけです。

それからカミさんの買い物のお付き合い。
海辺のアウトレットで午後をすごしました。
午後からは天気も回復して暖かくなると午前中の天気予報は言っていたのですが。
全然晴れる気配も無く寒いままの一日でした。
でも海辺の風は気持ちが良かった、今日はマスク無しで呼吸できましたし。

明日は温かくなりそうですね。
また謎のマスクマンに逆戻り。

Q3

2008-03-23 02:06:55 | F1
マレーシアGPの予選Q3、アタックを終えたマシンは超スロー走行。
今年からのルール変更で予選後に燃料の戻しが無くなった為にこのような超低燃費走行をするマシンが出てきてしまったのです。
テレビを見ていても危なくてアタック中のマシンが引っかからなければいいなと思うそばからアロンソとハイドフェルドが危なくかわして走行。
でもそのおかげでタイムをロス、そしてマクラーレンの2台ともに走行妨害のペナルティが。

ルールは大事であるとは思うけれどエンジンを交換したら10グリッド降格、ギアボックス交換で5グリッド降格、レース中のアクシデントを起こしたとして10グリッド降格。
そして今日の様に予選中のアタック妨害で5グリッド降格。
これでは何のために予選をやるのか、全く意味不明になっているとしか思えませんね。

一番矛盾を孕んでいると思うのが予選Q3のルール。
ここまで進んだマシンはレースの序盤を走るための燃料を予め積んで予選に望むのです。
去年までは時間が短縮されたとは言え前半はただ燃料を軽くする為だけの走行。
無意味な走行を延々と見させられたのです。
今年はルールが変わり予選で消費した燃料は戻って来ませんから、燃料をただただ消費するだけの走行は無くなりましたが最初に書いたような事態が起きる訳です。

予選を一番早く走る、ポールポジションの意義が失われて久しい今のF1。
アタックしたら誰が一番早いのか今の予選では全く見当がつきません。
敢えていえばQ2の順位がそうなのかもしれませんが、それならQ3は何のためにやるのだろうか。
ノックアウト方式の今のやり方が悪いとは思いません。
ただQ3のルールが悪いのです。
やるのなら徹底的に早さを競うべきなのです。
それがレースではないでしょうか。
それでこそF1だと思いますが。

明日の決勝は雨が降るかもしれません。
そうなれば予選の順位はチャラ、全く違う展開になる事と思われます。
そうだからこそ、予選は予選で徹底的にスプリントの早さを競って成立させるべきです。

地下鉄にのって

2008-03-22 01:39:12 | Weblog
今日は文京シビックホールでリハーサル。
明日はここで本番です、前日に同じホールで練習出来るのは助かります。
音量のバランスや響き具合で音の長さを調整したり、本番と同じ条件で修正出来るのは必要不可欠な事。
いつもこんな風に練習できるといいんですけどね。

文京シビックへは地下鉄で通います。
一番近い後楽園の駅には丸ノ内線・南北線・大江戸線が、少し離れて春日駅には三田線と4つの路線が通るというアクセスの良さ。
私の家から向かうなら京急で三田まで、そこから三田線。
もしくは東横線から南北線にに乗り継ぎ後楽園。
なのですが地下鉄は東京メトロと都営線とで料金がだいぶ違います。
例えば「みなとみらい」駅から「春日」、もしくは「みなとみらい」から「後楽園」では料金がかなり違います。
しかも南北線を使う方がちょっとだけ早かったりもします。
なので今日は南北線で往復しました。
他愛の無い話ですけど庶民には切実なのです。

明日は3曲、ブラームスの「悲劇的序曲」にモーツァルトの「ピアノ協奏曲第21番」、そしてマーラーの「巨人」というプログラム。
その中で私が一番好きなのはモーツァルト。
モーツァルトのピアノ協奏曲はどれも好きなのですが、この21番もいいですねえ。
2楽章は映画に使われたそうですが、それもうなずける耳触りの良さ。
でも1楽章もいいのです。
もちろん3楽章も、ってつまり全部か。
弾いていて天国を感じさせてくれる曲です。
ソロは小山実稚恵さん、そう言えばデビュー間もない小山さんとこの曲で九州1周の演奏旅行をしましたっけ。
などと思い出しつつリハーサル。

幸福感に包まれてのリハーサルでした。
明日の本番もこんなムードでやりたいものです。

若さ

2008-03-21 01:55:15 | オーケストラ
現在練習中の仕事は土曜日と日曜日に本番なのですが、この公演には4人のインターンシップ生が参加しています。
バイオリン・クラリネット・ホルン・トロンボーンの各セクションに加わって1曲演奏するのです。
中にはもう何回かエキストラとして東フィルの公演に参加してくれている学生さんもいるのです。

若い人たちと一緒に演奏するのは楽しい事です、心配する事もあるのですがそれよりも楽しさが勝るのです。
私の息子とほぼ同い年の若者と演奏するんです、何だかわくわくしてしまって仕方がない。

今回は急遽決定された事でお互いに準備期間が無く彼らには可哀想ではありました。
当初の計画では1年間にわたってオケの全てを学んでもらい演奏にも参加してもらうはずでした。
今回はこの1ヶ月だけと期間は短くなりましたが、ピット内での実際の演奏を見学したり演奏会を支える裏方さん達の仕事を体験したりしたのです。

今後はこの事業をしっかりと展開していき、人材の確保やオケというものの存在を学生に理解してもらうようにしないといけません。
きちんと軌道に乗るまではまだ時間が掛かりそうですがぜひ実現していきたいと思います。

本番ではブラームスの「悲劇的序曲」に3人、マーラーの「巨人」に1人参加です。
どんな演奏になるか、楽しみです。

関東もいける

2008-03-19 01:50:59 | Weblog
うどんが好きです。
一番はやはり讃岐うどん、その次は関西風ですね。
やはりダシは薄味でないと、などと知ったような事を言っているのです。
高校の学食でもよくうどんを食べていたのです。
お弁当を完食した後に学食にダッシュ、割りと薄味のダシで食べるうどんは中々美味しかった。
学食のオヤジさんがダシをケチったのかもしれませんが結構いけてました。

大学でもうどん、やはり学食でカレーうどん。
カレーの中に麺が入っているカレーうどんではありません。
カレーとうどんなのです、若かったからこそ出来る事ですね。
こちらも薄味の関東風、いけてました。

しかし予備校に通っていた時に校舎にあった立ち食い蕎麦屋のうどんがいけなかったのです。
真っ黒な汁はどこまでも醤油味、これは強烈でした。
それから関東風のうどんは苦手になったのです。

つい最近に仕事で行った加須のうどん、何年ぶりで食べたこのうどんが美味しかった。
関東風のうどんを見直すきっかけとなりました。
そして今日地元横浜で関東風のうどんの美味しい店に巡り会いました。
いつものラーメン屋へ向かう道、そこに目を引くお店が一軒。
うどん屋さんでした。
試しに入ってみればこれが美味しではありませんか!
ギリシャ神話にでてくる乙女の持つ麦の穂を店の名前にした和風の店。
店内にはジャズが流れ不思議なムードでしたが美味しいうどんに満足して帰ってきました。

良いお店に巡り会いました。
ちょくちょく通ってみようかと、そう思わせるお店でした。

言う事を聞いてくれない

2008-03-18 01:21:15 | Weblog
体が言う事を聞いてくれません。
疲れている事と花粉症とが相まって体がだるくて。
本来なら今日は健康診断にいく日だったのですが、こんな状態で行っても結果は目に見えているし、なにより今日は体を休めたかった。
なので今日は一日お休みとしました。

花粉症の薬が効いているようで、非常に眠いのです。
仕事をしていないと眠気が襲ってきます。
さすがに仕事や車の運転中は集中しているからでしょうか、眠気が来ることはないんですが。
体や心がふと緩むと途端に睡魔のご到来。
テレビを見ているとついウトウトしてしまう。
でもこれも休みならでは。
のんびりしました。

昨日決勝が行われたF1開幕戦「オーストラリアGP」
その録画を今日見ていたのです。
荒れたレースになったことは昨日の本番の合間に携帯で情報を確認して知ってはいました。
最後、コース上に残っていたのは7台のマシンのみ。
そのレース後にも失格騒ぎもあり何とも荒れたレース。
見事6位に入った中島ジュニアも次戦はペナルティとの採決も。
開幕とは言え余りに大荒れ、これも今年のレギュレーションのせいなんでしょうか。
でも久しぶりに見るマシンの姿はやはり良いものです。
カラーリングの変わったチームもあり見慣れるまでには時間がかかるかもしれませんが。
今年こそクリーンな戦いでチャンピオンが決まるシーズンになってもらいたいと思ってます。

考え込む

2008-03-17 01:44:00 | オーケストラ
午後のコンサートの本番でした。
人気のシリーズです、今日もいっぱいのお客様にお運びいただきました。

しかし今日くらい盛りだくさんのプログラムになるとさすがに長時間となりますね。
今日はまるまる3時間もかかったのです。
これが長過ぎると感じるか、こんなにたくさん聴けて大満足と思うのか。
それぞれのお客様次第だとは思うのですが。

しかし演奏する方にとっては長時間に渡ってのコンサートはなかなか難しいものがあります。
長い曲を演奏したので長時間になったのなら良いのです。
今日のような、お喋りあり、歌もあり、オケの演奏もあり。
あれもこれもとなると気持ちを持続させるのに苦労するんです。
何もしない時間と演奏する時間との気持ちの切り替えが難しい。
いつもこのコンサートをやる度に思うのです。
果たしてこれでお客様も我々も満足のいく演奏会なのだろうかと。

今日はのっけから不思議な拍手がありました。
おしまいでもまた不思議な拍手がありました。
致命的な失敗もありました。
何だか腰の落ち着かない妙な気分のままで演奏会が進行していったようにも思えます。
来年度もこのシリーズは続きますが同じように曲数がとっても多いものばかり。
そこへ指揮者のお話やQ&Aのコーナーも加わって長時間の演奏会になることでしょう。
サービスとしてこれで成立するのかどうか。
考え込んでしまいました。

春ですね

2008-03-16 00:40:20 | Weblog
最寄り駅の弘明寺駅に向かう坂道、線路脇の土手をふと見れば土筆が顔を出していました。
すぐ横には小さな青い花も咲いていて、すっかり春。
夕べの雨もすっかり上がって晴れた空は春そのものを感じさせてくれました。

家の中に閉じ篭ってしまうのは勿体ないのですが、これだけ花粉が飛んでしまっては外で跳ね回る事などとてもできません。
今日もオペラシティの地下に籠って練習です。
明日の午後のコンサート、エッティンガーさんが八面六臂の大活躍。
指揮もピアノも歌も、そして司会進行も努めるのです。
この人も多才なマエストロです、この前のルイゾッティさんも同じく歌もピアノも達者。
こういう才能に恵まれた人って凄いなと単純に感心してしまいます。
一つの楽器を極めるのだけでも大変なのに、さらに歌も指揮もですから。

明日はそんなマエストロの色々な顔を見られるコンサート。
きっと面白いと思います。


春雷

2008-03-15 01:56:35 | Weblog
夕方から鳴りだした雷、長時間に渡って大暴れ。
でも一雨毎に春が近づいてくる実感がありますね。
花粉症も雨が降ると少し楽になるし、この季節の雨は有り難いです。
もっとも明日は雨上がりで気温も上昇、空気は花粉で充たされて恐ろしい事になりそうです。

今日はお休み、午前中に耳鼻科へ行きましたがシーズンたけなわですね。
世の中花粉症の患者さんだらけ。
こうなると杉花粉は人災とも思えてきます。
増やし過ぎた杉をどうにかしてほしいものです。
まあ杉の木には罪はありません、増やしすぎた人間がいかんのです。

でも私の場合は杉が終われば次にはカモガヤが控えています、こちらも牧草として輸入されて全国的に広がってしまったもの。
元を辿れば人災かもしれませんね。

雨の一日、午後はずっとカミさんのパソコンの世話にかかり切り。
どこかシステムの深い場所で不具合が出て、印刷も出来ない、文書も作れない、写真の加工も出来ない、という深刻な状態に。
渋谷のApple Storeにあるジーニアス・バーで視てもらいましたが解決できず。
データを移して初期化、OSの再インストールをして再構築してくださいと言われたのです。
久々に時間が取れましたので外付けのハードディスクにデータを移行、ハードディスクを初期化して再構築。
またデータを戻して環境も復元。
でも今のパソコンは何をやるにも早くていいですね。
昔の初代iMacとかだと一晩丸々かかったかもしれません。
でも今日は4時間弱で全ての作業が終わりました。

使っているうちに溜まりに溜まったキャッシュやら様々な設定ファイルがとんでもない量になっていたようです。
作業が完了したらなんと8GBもハードディスクが軽くなりました。
いったい何がそんなにあったんだろう。
不思議です。

明日は仕事ですが花粉が凄そう。
マスクを二重にしてゴーグルでもかけて出かけようかな。

感じる力

2008-03-14 02:25:46 | Weblog
昨日で終わったサントリーホールのフィガロ、素晴らしい公演でした。
指揮者、歌手、オケ、演出、装置、裏方さん達、全てがうまく噛み合って実にご機嫌なオペラに出来上がりました。
途中で入った小ホールのピリリと山椒が効いた舞台もあり、演奏していても楽しかったし充実感もひとしおでありました。

こんなステージを体験できて幸せだと思うのです。
若い頃にこんなステージを体験していたらどんなに感激していた事か、それに比べて今現在の自分の感動の度合いがどうも浅いように思えてなりません。
確かに様々な素晴らしい公演を経験してきました。
その度に感動し、素晴らしい思い出として自分の掛け替えのない財産としてきました。
その思い出と比べているわけでは無いのです。
でも今ひとつ、心の振動の幅が小さくなってきている、そんな思いが頭から離れません。

体の状態、心の状態と様々な要因はあるにせよ。
自分自身の心が弱くなっている、特に物事を感じ取り思考し、感動する、そんな働きが鈍くなってきているように思えて仕方がない。
年のせいなのか、単に精神状態のせいか。
何にせよ寂しさを感じてしまうのです。

若いメンバー達、特にこの2年くらいに入団してきたメンバー達が目を輝かせて「凄いオペラでしたね」とか「何て素敵な声」などと言うのを見て。
自分にもそんな時代が在ったのだと、そんな頃の感受性に富んだ心にもう一度戻ってみたい。
そんな心と目で音楽に触れたいと思うのです。


話は換わりますが、渋谷のさぬきうどんの名店「やしま」が復活。
この11日に新規オープンしたので早速食べてきました。
場所が渋谷のど真ん中から富ヶ谷へと移って少しばかり不便にはなりましたが、味の方は前のまま。
あの「やしまのうどん」そのもの。
美味しかった!