にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

変わっている

2007-10-31 01:22:57 | Weblog
今日の仕事は2本だて、文京シビックでエロイカの練習をした後に文化会館に移動して子供向けコンサートの練習です。
ですが間が3時間も空いていたので移動する途中で電車を降りてアキバをふらふらと歩いてみました。

去年は何回もアキバを歩いていたのですが今年になってからは初めて。
驚いたのはずいぶんとお店が入れ替わっていた事。
イシマルも新しくなっていましたがソフマップもリニューアル。
それにつれて街全体が大きく様変わりです。
建設中のビルもあったりでまだまだ変わっていきそうなアキバ。
面白いのですがはたして電気街でいつまで頑張れるか?
ゲームとフィギアの街になるのも時間の問題なんでしょうか。

そんなアキバでMacのノートをあれこれと見ていました。
別に新製品が出る訳ではありませんが、どの店がどの位の値段で売っているかをみていたのです。
それぞれのショップで趣向をこらしたモデルを独自に出していて微妙に値段が違う。
HDDが大きくなっていたりメモリーが倍になっていたり、選ぶのに苦労しますね。
どうしよう。

などと思いつつふらふら、この頃はあまり手の込んだ作業はしていませんのでMacBookでも良いかなあとも思うんですけど。
でもあのキーボードって使いやすいのでしょうか。
キートップが小さくて打ちづらいようにも思えます。
そろそろモデルチェンジとかしないですかねえ。

休み明けで何ですが、どえらく疲れました。
昨日は歩き回り過ぎてへろへろだったのです。
今日はいきなりのチョンさんのエロイカで更に疲れて。
風邪をひかないように気をつけないと。

連休

2007-10-30 01:30:40 | Weblog
先週は水曜日に仕事をして東フィルの方は4連休という予定でありました。
確かに昨日の日曜日まではお休み、そして今日は仕事のはずだったのです。
ところが色々とありまして急に今日もお休みとなりました。
ラッキーホリデーとでも言いますか、嬉しい休日になりました。

が!しかし、本来ならあったはずの仕事に合わせて今日は予定を組んであったので仕事はなくてもオペラシティまで行くはめに。
お昼頃にのこのこと初台まで行きました。
3つぐらい用事を済ませてから新宿へ行きiPod touchのケースを探しに。
でもまだ本体が出たばかり、ケース類もまだ種類が無くて。
仕方がありません、今のところ売っている中から無難そうな物を選んで買ってきました。
とりあえずはこれを使ってみて様子見ですね。

さてそのiPod touchで動画を見るためにあちこちで素材を集めて来てはみるものの。
その動画をiPod用に変換するのが一苦労、早いアプリケーションもあるのですが画質がいまいち。
奇麗に変換できるのはとっっっっても時間がかかる。
ですからハードウェア・エンコードが出来るような装置をと思って探したのですが、ここでネックになるのはこのPowerBookの古さ。
スペック不足はどうしようもありません。
そろそろ次のパソコンを、と言いつつ随分と時間が経ってしまっています。
どうも新しいIntel君に乗り換える気持ちにならなくて。
MacらしいMacが好きなんですよ、Macの筐体で窓が動いているのも見るようになってちょっと。
踏ん切りがつきません。

明日からはいよいよマエストロとのお仕事が始まります。
まずは「みなとみらい」でのベートーベンから始まり定期が3つ。
今回はフォーレのレクイエムがメインの定期が2回ですが編成の都合上でお休みなのでちょっと楽かな。
でもブルックナーやドン・ファンもしっかりありますから油断は禁物。

台風!

2007-10-28 01:23:32 | Weblog
何だかいつの間にか台風がすり寄ってきて、あっという間に過ぎ去っていったという一日。
昨日のうちから明日は台風と言われても全然ピンと来ないままに迎えてしまった土曜日。
午後になればどんどん風も雨もひどくなる、気圧計をみれば知らない間に9900hpくらいに下がっている!
ああ、本当に来たんだと納得しつつ でも何か変という感情をぬぐい去れないまま。
こんな時期に来るなよと文句を言ってみても仕方がありません。

今日は夜に中央フィルの練習だったのです、車に乗って大渋滞の都内を南から北に抜けて北区は志茂という所まで行きました。
しかしすごい雨で前もろくに見えず、でもそんな雨の中を平気で飛ばす車をやり過ごしながら首都高を長く長く使っての移動。
行くだけで疲れました。

今日の練習は本番前の私の最後の担当、いろいろと難しいところに焦点を当てて練習。
しかしスラブ舞曲は難しいですねえ、全8曲のキャラクターを描き分けつつ舞曲を舞曲らしく演奏するのは本当に大変。
でも本番3週間前なんですね、もう。
今回はちょっと仕上がりのペースが遅いようにも感じられますね。
これからの練習に期待しましょう。
皆さん、頑張ってください!!!!

魔法が解ける時

2007-10-27 01:53:55 | Weblog
宇都宮に行ってきました。
ディズニー・オン・クラシック2007のツアーに参加しているカミさんを車に乗せて往復するためと、今年のツアーのステージを見るために。

最初の音が鳴った瞬間に見事に魔法にかかりました。
いい歳をしたおじさんなんですが、ファンティリュージョンが始まった途端に心が戻っていったのです。
おととしのツアーでこのファンティリュージョンを弾いていた自分に。
光と音との見事なコラボレーション、歌手たちの見事なパフォーマンス。
ネバーランド・オーケストラの迫力ある演奏と、これで魔法にかからなかったら不思議。
それほどの強烈なインパクトがあるステージでした。

前半のハイライトは「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」です。
凄いです、曲が曲だけに、それに映画を見た経験も加わって涙ものです。
そして後半のガラ・パフォーマンスは文句なく楽しい。

宇都宮のお客さんの反応はもの凄く熱い熱狂的な反応でした。
お客さんの気にも乗せられて私も熱くなって。
本当に楽しい夜でした。

今日はPAのコンソールがあるすぐ側で見ていました。
ここには照明を操作するコンソールもあってそれぞれを音響スタッフと照明スタッフが操作しています。
より良いステージを作るためにリハーサルから本番まで一生懸命に働くスタッフには頭がさがります。
それといつも快く迎え入れてくださるハーモニージャパンの社長さんにもお礼を申し上げます。
今日は本当に楽しい時間をありがとうございました。

ツアーはまだまだ中盤に差し掛かったところ、明日からは東京で3回の公演となります。
私は最後近くのサントリーホール公演だけの参加、少し寂しいのですがツアー組の皆さんの健闘を祈っています。

家までの帰り道、宇都宮は深い霧の中。
南下するにつれ霧も晴れていき、同時に魔法の効力も薄れてきました。
でもまだ少し残っているようです。
サイリウムの光がまだ消えないうちは。

前触れ

2007-10-26 02:05:30 | オーケストラ
今日から東フィルの方は4連休となります。
この仕事はしばらく休みが無い期間とわりと暇になる期間とが交互に来たりして、昨日までの恐ろしく忙しい期間が終了してちょっと息を抜ける期間となりました。
それで休み明けは「みなとみらい」で行われる演奏会の練習からとなります。

この演奏会、実は指揮者がなかなか決まらず私の出番が決まってからチョンさんが振る事になった演奏会。
次のマエストロとの仕事は11月の定期だと思っていたらその前にいきなりです、驚きました。
驚いたついでにマエストロのスケジュールの都合で練習日が変更になりまたまたみんなで大慌て。
更に言えば曲目も変更されてベートーベンの「英雄」です。
ついでに言うとこの演奏会はシリーズ化されるようなのです、みなとみらいでベートーベンをシリーズで演奏するかもしれません。
でもマエストロとの仕事が増えたわけで、喜ぶべき事なんでしょうね。

今朝は寝坊を決め込み目覚めたのが10時頃、テレビを点けて何気なくスカパーのチャンネルをあちこちと見ていたらいきなりチョンさんのアップが目に飛び込んできました。
ブラームスの交響曲第2番をRAIのオケと演奏しているビデオが流れていたんです。
連休の始まった朝でしたが気持ちがピリっとしてしまうインパクト、未だにマエストロの顔を見ると緊張します。
実際の仕事ではそれほど緊張はしなくなりました、でもテレビや雑誌などでマエストロの顔を見るとどうも。
背筋が伸びてしまうのは私だけ?

夜になってネットのニュースを見ていたらマエストロがソウル・フィルと国連の会議場で演奏会を行ったというニュースが出ていました。
この後もニューヨークで2回ほど演奏会をやる予定だとか。
その後に日本にやって来るんでしょうね、忙しそうです、体は大丈夫なんでしょうか。

今日はそんな感じでマエストロの前触れに驚きつつ、ゆったりと昼寝をしつつ過ごしました。
明日はちょっと遠出して夢の世界まで行く予定です。
餃子などを食べつつ、夢に浸ってこようと思っています。

予算

2007-10-25 01:06:11 | オーケストラ
今日は千葉市で映画音楽を集めたコンサート。
平日の午後に時間の余裕がある皆さんを対象に、その皆さんの青春時代を代表する映画音楽を演奏する。
この狙いは確かに正解だと思うのです。
今日いらしていたお客様の年代はまさしく狙い通り、企画としてははずしてはいない。

でも問題も、それは動員の少なさ。
千葉市と東フィルとの提携公演という形、でも実際の宣伝などは千葉市が行っているようです。
ところが予算の問題でしょうか、立派なポスターも見受けられないしプログラムもお世辞にも奇麗とは。
実際の事情は解りませんので憶測でしか言えません、間違っていたら申し訳ないのですけれど。
きちんと宣伝をしなければやはりお客さんは来ません。
手作り感溢れる運営はどうも感心しません、一応我々もプロの演奏家ですから。
今時はアマチュアの皆さんだってもっと奇麗で立派なプログラムを作ります。
お金をかけるべき所にはちゃんとお金をかけないとお客さんはきませんし、来てもプログラムを見て「安っぽいなあ」と思われても。
演奏だけでなくコンサートに関わるすべてをトータルなパッケージとして完成されたものにしないといけません。
宣伝、集客、当日の誘導やプログラム、そしてライティングや構成、もちろん演奏の質。
全てをきちんと見通して企画を建ててもらいたいものです。

今日はちょっと寂しい思いをしたのでこんな感想を。
この仕事に携わるすべての人がプロフェッショナルでありたいものです。

危険な一日

2007-10-23 23:58:43 | Weblog
今日の仕事場は練馬区は光が丘にあるIMAホール(イマホール)だったので私は車で向かいました。
午前中、光が丘に通じる唯一の電車である都営大江戸線が停電事故により不通となっていてメンバーはそれぞれに考えて光が丘へと向かったようです。
幸いなことに11時頃に運転が再開されたのでみんな遅刻をする事もなく無事到着。
ほっとしつつ仕事が始まりました。

車での往復ですが、今日はたくさんの危険な場面に遭遇して肝を冷やす事が何度も。
前を走るタクシーふらふら走っていたり、横を走っていたタクシーがいきなりこちらに車を寄せてきたり。
狭い道でのすれ違いでも何度もこすられそうになったり、自転車が突っ込んで来た事も何度か。
怖かったです、今日は本当に怖い一日でした。
こんな日が時々はありますがここまで何度もというのはあまり記憶にありません。
事故にならなくて本当に良かった。

光が丘のホールの横の駐車場は隣接する二つのショッピングセンターの駐車場なのですが、ここに何ヶ月も放置されている車があるのです。
大きなオフロード用の4輪駆動車、埃にまみれタイヤは全てパンク。
札幌ナンバーのこの車は7月に行った時に既にそんな状態、今日見てみればその時とほとんど変わらぬ姿でそこに。
いったい何故そこに放置されているのか、謎ですね。
何だかとっても車が可哀想に思えました。
誰か片付けるか引き取るか、今のままではねえ。

さて明日は千葉市で映画音楽ばかりの演奏会。
会場は懐かしい市民会館、JRの線路脇なので電車の音が舞台まで響いてくるような会場なんです。
まあ明日のプログラムだったら大丈夫かもしれないですね。

実感と結果

2007-10-23 01:01:15 | オーケストラ
昨日のコンクール本選、結果を見て納得です。
いつもは演奏が終わって自分なりに順位を予想しても当たらないことが多いのですね。
それどころか全く反対の順位だったりもする、演奏する側の実感と聞く側(審査する側)とのギャップがあるのだと思うことがほとんど。
ですが昨日の結果はこちらの実感とぴったり!だったのです。

4人ともが全く同じ曲を弾いたので比較しやすかった事もありますが、出てきた音楽そのものも解りやすかった。
1位になった長尾さんは練習のときよりも数段の進歩を聞かせてくれました。
練習・ゲネプロ・本選とどんどん素晴らしくなっていったのです。
本選の時など指揮者やオケをぐんぐんと引っ張って行くほどの迫力、とっても小柄な女の子なんですがその音楽のパワーは群を抜いていました。

その他の順位についても文句はありません。
全く私の実感と同じ、今回は本当に見事に合致していて納得です。
でも他の3人もそれぞれに素晴らしかったのです。
細かいミスや音楽的に荒れてしまう箇所がありましたが、皆さんまだあの若さです。
これからの勉強次第ではまだまだどんどん成長して行く事でしょう。
とっても将来が楽しみな皆さんでした。

ところで昨日の更新はiPod touchでやってみたのです。
東フィルの練習場であるオペラシティの地下エリアには無線LANが完備されていて、その電波を使っての更新でした。
まだまだtouchの画面上のキーボードに慣れていないので時間がかかるのが弱点ですが、携帯のキーよりはご機嫌です。
ただ「鍵括弧」つまり「 と 」 の出し方がわからないのです。
いくらキーをたたいて探してみてもわからない、ひょっとして最初から「鍵括弧」は入っていないのではないか。
そんな気もしてきたのですが、真相はどうなのかな。
もうちょっと色々試してみなしょう。

若い!

2007-10-21 15:30:06 | オーケストラ
コンクールのゲネプロが終わった所です。
4人のファイナリストは本番で着る華やか衣装に身を包みそれぞれの時間を思い思いに使ってのゲネプロ。
ファイナリストは全員が女性なのです、それも皆10代の若さ。
1人だけが大学生で後の3人が高校生という顔ぶれなんです。
若くて上手で全く圧倒されています。

昨日の練習とは違ってのびのびと弾いているのがこれまた感心させられる所。
若いって気持ちが良いですね。
本選ともなればまた気持ちも違ってのびのびと出来るか分かりませんが実力を出し切ってほしいものです。
果たして結果は?
なんて予想しても当った事が無いのでやめておきます。

さて昨日は練習のあとに高校のクラス会が横浜でありました。
20人程が集まってワイワイと和やかに、気持ちだけ高校生に戻って楽しく過ごしました。
当時の担任の先生も参加して下さって昔話にも熱がこもって。
でもちょっとばかりお酒を飲み過ぎたようです。
今日は辛い一日になりそうな予感。
後は本番、気合いだ!気合い!

快速特急

2007-10-20 01:02:19 | オーケストラ
京浜急行には特急よりも早い快速特急が走っていて、それはもう標準軌間のアドヴァンテージを最大限に発揮して飛ぶように走るのです。
品川横浜間は直線区間が多くそれこそぶっ飛ばしてくれますが、横浜を過ぎてからのカーブの多い山間路線も何のその。
そんな事はおかまいなしに久里浜まで突進するのです。

今日のチャイコフスキーの4番、何があろうと障害物など吹っ飛ばしての大激走。
昨日の「田園」の早さなどまだ序の口といったスピード感。
最終楽章も最後になって一段とスパートをかけてゴールに飛び込みました。
誰にも止める事は出来ない無茶苦茶なテンポとも言えますが不思議な爽快感には事欠かない演奏だったかもしれません。

あれだけ早くなっても本番では力が湧いてくるのです。
アドレナリンが出まくっているのでしょうが、脳も体も何時もの時間の早さを超えて行く感じ。
頭も反応するし体も動く、それもとんでもない早さで。
火事場の何とかかもしれませんが、後でガタっと疲れが吹き出るのが怖いところ。
これを書きながらですが突然体中に疲労が溢れて、体から力が抜けていきます。
来ました、アドレナリンが切れたようです。
明日の朝がつらいぞ。


それで明日ですが「日本音楽コンクール」のバイオリン部門の本選のリハーサル。
ファイナリストは4人、その全員がチャイコフスキーの協奏曲を演奏します。
明日のリハと明後日のゲネプロ・本番で都合12回演奏するのです。
若い皆さんの為ですから頑張りますが・・・・。

もったいない

2007-10-19 01:03:56 | オーケストラ
オペラシティ定期の本番でした、曲はプロコフィエフの「ピアノ協奏曲第2番」とベートーベンの「田園」という不思議な取り合わせ。
しかしこのプロコが凄かった、もちろんソリストの驚異的な演奏のおかげですが。
ダイナミックでクールでロマンティックでシニカルなこの曲の魅力を余すところなく表現し尽くしてくれました。
私は好きだなあ、この曲。
まあプロコはもともと大好きなんですが。

8月に演奏した「ロミオ&ジュリエット」や新国の「シンデレラ」など、それに二つの「バイオリン協奏曲」に様々なソナタなどなど。
プロコには大好きな曲がいっぱいありますが、まだまだ若かったプロコフィエフが大胆にも世に問うたこの2番の協奏曲も本当に素敵。
ソロだけで弾いている部分を聴いている時が本当に幸せでした。
明日もまたこの曲をやります、わくわくしますね。

対照的に今日だけだったのが「田園」でした。
滅多に聞けない変わり種の「田園」ではありますが書かれた音符を何の先入観も無しに自由に音にして行った感じがします。
もっとも嵐の場面は大胆な解釈で嵐をデフォルメしていましたけど。
通常の演奏だと静けさや穏やかさが全面に出るのですが、今日の音楽は躍動感に溢れ自然の持つエネルギーをそのまま描き出した感じでした。
最終楽章をあのテンポで演奏すると8分の6拍子が本来持っているリズムが生き生きとして、この後の交響曲である7番にも似たエネルギッシュな音楽になっていたように思います。
面白い解釈ですね。

この「田園」が今日1回だけというのは実にもったいない感じがするんです。
またぜひこの「田園」をやってみたいものだと弾きながら思ったのです。

もったいないと言えば今日の演奏会、後半はずっと補聴器のハウリングが聞こえていて気になりました。
せっかくの演奏会なのですから、このようなノイズでだいなしになっては実にもったいない。
プレトニョフさんは全く気にしない感じでご機嫌に指揮していましたが、さすがに大者は細かい事などは眼中に無いみたい。
私みたいな小者は些細なことが気になってしまいます。
まだまだですねえ。

touch!

2007-10-17 00:49:58 | Weblog
iPod touchです。
ネットも出来るのが強みですね、これは本当に面白いです。
PowerBookの前に立つtouch、このブログを両方で表示してみました。
小さい画面ではありますが指2本を使って自由に画像やサイトの拡大・縮小が出来て素晴らしい!
ただバッテリーの減りが早いのがどうも、動画を表示するのは電気を食うのです。
これでもう少しバッテリーの持ちが良ければ文句はないのですが。
でもまあそれを差し引いても十分に面白い!

東フィルの練習場には無線LANが完備されているのでこっそりと片隅で電波を拝借しています。
怪しい人みたいですがこれもまた新しい楽しみです。
これまで携帯でしていたブログの確認などもtouchで行えば見やすいしコメントもすぐに確認できます。

こちらのtouchでは主に写真とムービーを見るために買いました、そしてネットも。
古い方のiPod4Gは音楽と音声Podcast専用にしました。
しばらくはこの2本立てで楽しもうと思っています。
touchにも音楽ファイルは少し入れてありますがいざとなれば音楽は最小限にしてしまおうかと。
今度はこれに映画をまるまる1本入れてみようかとも思ってます。
色々と方法はあるようなので(あくまで合法的にです)研究してみるつもり。
何しろパソコンが古くて遅いので普通の動画をiPod用に変換するのにとんでもなく時間がかかってしまうのです。
なのでHDDに録画した映画をうまく移せるような手だてを探すという事です。
時間が出来たらトライします。

今日はチャイコフスキーの4番だけの練習を。
昨日とは打って変わってあっさりと終わりました。
目指す方向性としてはわりとスムーズに、粘らないチャイコです。
ついつい癖でやってしまうリタルダンドなどはやらず、淀みなく流れるチャイコフスキー。
これもまたプレトニョフさんらしい音楽です。

この人のベートーベン

2007-10-16 00:41:11 | オーケストラ
今日は一日まるまるかけて「田園」の練習でした。
これまでプレトニョフさんとは「運命」「第九」とベートーベンをやってきて今回が「田園」です。
これまでプレトニョフさんのベートーベンを聴いた方ならお気づきの通り、全く他の人の演奏とは違ったものになります。
当然の事ながら「田園」もまったく違う曲になりました。

流行のピリオド奏法では極力インテンポで押し通すのが普通、また伝統的なアプローチの手法でもあまりテンポを動かさないのがベートーベン。
ところがプレトニョフさんにかかれば全く自由自在にテンポは変化する、遅くなり速くなりもっと早くなって、そしてまたゆっくりと。
何て言ったらいいのやら、言葉で表現するのは難しい。
これは実際の演奏を聴いてもらうしかないでしょうね。
ドラマティックな所もあり、クールな箇所もあり。
不思議な世界が展開しています。

そんな演奏を目指すとなるとこれが大変。
いつもの演奏スタイルを捨てなければいけません。
もの凄く手間と時間を費やしてみっちりと練習したのです。
これだけの時間「田園」を練習した記憶がありません。
ちょっときつかったけれど(昨日は定期の本番でしたし)充実感はたっぷりの一日ではありました。

さて明日はチャイコフスキーの4番の練習、こちらも一日がかりではありますがそんなに時間は掛けないとマエストロは言ってました。
本当にそんだと助かるなあ、何しろ昨日の疲れで右腕が思うように動かなくて苦労したんです。
早く終わったら整体にでもと思っているんですけど。

思わず

2007-10-15 00:59:11 | Weblog
買ってしまいました。
iPod touchです!

オーチャードの定期が終わってから渋谷は公園通りのApple storeへと向かいました。
当初の目的はiPodのclassicを買おうというはずでした、そう、そのはずでした。
ところがちょうどtouchの展示ブースでショップの人のデモが始まって、みんなで目の前のtouchを触りつつ色々な使い方を教えてもらったんです。
インターネットにビデオに写真にもちろん音楽。
その操作性の良さは知っていた事でしたが、画面の拡大・縮小のやり方を教わってしまうともう離れられませんでした。
こんな面白いディバイスがあったんだと思うや否や、しっかりとtouchの箱を持ってレジに並んでいた自分。
いやはや、子供のような物欲ですね。
それにクレジットカードという大人の味方もいるわけで。
便利で危険な世の中であります。

先ほどまでセットアップとデータの同期をしていました。
音楽は少しだけ、あとは写真とビデオにムービーを詰込みました。
少しだけいじってみましたが、これは面白いです。
やみつきになりそうです。

やっと

2007-10-14 00:08:58 | オーケストラ
左手人差し指をけがして2週間、今日からバンドエイドもはずして仕事を。
まだ傷は完全には治っていないのです、小さくはなりましたがまだへっこんでいる状態はそのまま。
ですが表面も固くなってきてそろそろ大丈夫だろうと思い切ってはずしてみたのです。

結果としてはだいたい大丈夫かな、まだ時折弦を押さえる角度によっては違和感があります。
でも違和感よりも直に弦に触れる指の感触が心地よくて。
やはりこうでなくては。

ただし傷のまわりの皮膚が硬くなっていて時々滑るのです、明日はちゃんと削って仕事をします。
人によりけりですが、弦を押さえる指先の皮膚が固まる事が。
私は固まってしまう体質、すぐに分厚い皮が指先に出来てしまい指先の感覚が悪くなって。
それと滑るのです、ツルっと。
ですので毎朝発泡ウレタン製の硬質スポンジ(柔らかい軽石と言った方がよいかも)で指先の固くなった皮膚を削ります。
人差し指はバンドエイドを巻いていたのでしばらく削ることが出来なくて、それで固く滑りやすくなってしまったのです。
明日は傷に気を付けつつまわりの皮膚を削らなくては。

その明日はオーチャード定期。
ロシア物と皇帝という異色のカップリングですが、リハをしてみれば「この皇帝だったら違和感は無いかな」などと思った次第。
個性的な演奏です、若いソリストですが本当に個性的なベートーベン。
面白いと感じるかオイオイと感じるかは聴く人次第です。
はたして明日の反応はいかに。