にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

謎が解けた

2008-10-31 01:42:46 | Weblog
ブログのテンプレートを変更しました。
配管というテンプレートに戻しました。
冬になったらまたそれらしくするつもりです。

今日BSデジタルを見ていたら「10cc」というグループの名曲「I'm not in love」について昔のメンバー達が語るという番組をやっていました。
希代の名曲「I'm not in love」が生まれたきっかけと、あの比類のないコーラスの秘密が語られていたのです。
スタジオに籠って最新技術と格闘していた彼ら、あのコーラスも当時の最先端の機材を駆使して作ったものだと誰もが思っていたのです。
しかし彼らが語った所によれば何オクターブにもわたる声を一つ一つ録音して、それを調整コンソールのレベルを上げ下げして録音したのだとか。
手間ひま掛けた超アナログな方法だったのですね。
びっくりしましたが、でも彼らならやりかねない。
秘密も解けてしまえば簡単な事なんですが、でもその方法を考えつくというのが素晴らしい。

という事で今日は無性にその曲が聞きたくなり、ついでにアルバムも聞きたくなり。
LPレコードは棚に眠っているのです、眠っているレコードを起こすプレーヤーも今は無く。
CDを買うのもこんな時間ではだめ。
そこでiTunesでワン・クリック。
アルバム「The Original Soundtrack」を購入してiPodに早速転送。
便利な世の中です、危険な世の中でもあります。
そのうち歯止めが利かなくなったらどうしよう。

こだわる

2008-10-29 02:38:07 | Weblog
母方の親戚に時計屋さんがいるのです。
小さい頃からそのお店で時計を修理する母の従兄弟を見ていたせいでしょうか。
腕時計が好きなんです。

中学に入ってお祝いにもらった腕時計、今から思えば何と言う事もない自動巻の極普通の時計でしたが、これをその親戚からもらった時はうれしくてうれしくて。
肌身離さずその時計を持ち歩いていました。
ベルトが切れ付ける事はできませんが今でもしっかりと持っています。

腕時計に対するこだわりにはちょっとうるさいのです。
まずアナログです、これは絶対にはずせません。
そして曜日や日付などは必要ありません。
シンプルが一番。
そしてスタイル。
値段は全然安くても気に入ればそれが一番です。

でも気に入る時計が見つかるまではとことん探しまわります。
その結果、今使っているのは4本。
それをその日の気分で使い分けていたのです。
昨日までは。

しかし悲しい事に昨日その中の一つが壊れてしまいました。
4つの中では一番新しい物、今年の7月に韓国で買ってきた物です。
自動巻でスケルトン、道ばたで無造作に売っていた時計でめちゃくちゃに安いものでした。
でもこれが実に可愛い時計、一番のお気に入りでこの時計の為にオートワインダーを買ってグルグル回しつつ保管していたんです。
壊れたといっても動きます、でも裏側のケースが壊れて中の機械部分がむき出しになりました。
自動巻の重りの部分、フライホイールとでも言うのかな、肝心の部分が動かなくなったのです。
指で回せばぜんまいは巻けるのですが何しろむき出し、水が入ったらおしまいですからもう使えません。
親戚のお店に持っていったら修理できるのだろうか。

実はカミさんが明日からディズニーのツアーで韓国のソウルに行くのです。
私がその時計を買った南大門市場のすぐ近くのホテルに宿泊するそうです。
同じような時計を買ってきてもらうという手もありますね。
今は猛烈な円高ウォン安ですからもっと安く買えるんだろうなあ。
どうしましょうかねえ。

対決

2008-10-28 02:12:17 | Weblog
フィギュアスケートのグランプリシリーズ初戦、スケートアメリカの女子フリー演技を見ました。
ショートプロで上位6人に残った顔ぶれですが1位から4位までがアジアの選手(4位の長洲選手はアメリカ代表はありますが)なんですね。
フリーが終わってみればキム・ヨナ選手の圧倒的な勝利ではありましたがその他の選手も健闘していましたね。
私個人的にはマイズナー選手の不調が気になるところ、トリノではショートプロの滑走順が最初の方でありながら上位に進出。
続く世界選手権では優勝と破竹の勢いでしたが、何だかコンディションが悪そうです。
そのマイズナー選手がトリノのショートプログラムで使ったのがラフマニノフの交響的舞曲。
ちょうどその頃、中央フィルが取り上げていて沢山練習をした事もありとても印象に残っているのです。

さて今日のフリーで日本の2選手、中野選手と安藤選手がともに「ジゼル」に乗って滑りました。
それも二人続けてでしたからどうしても比べてしまいます。
私個人の印象からすれば今日は中野選手の方が音楽に合った表現をしていたなと、そして表現するだけでなくきちんとこなしていたと思いました。
途中で本当にバレエを見ているような、そんなステップまで披露していましたね。
今日は中野選手に軍配が上がりましたが安藤選手の4回転は何としても成功させて欲しいもの。
次回に期待です。

しかしキム・ヨナ選手、強くて美しい。
ファイナルでは浅田選手との対決になるんでしょうね。
同い年対決、今から楽しみです。

温度差

2008-10-26 02:47:06 | オーケストラ
リゴレットの初日が終わりました。
何となく始まって何となく終わった感じの。
でも中は中で色々とありまして、表現に詰まるというか、難しい本番でした。

歌手の皆さんは確かに持ち味を出して素晴らしい声を聞かせてはくれました。
テクニックも声も素晴らしい、表現も凄い。
特に公爵役のテノールは奇跡のようなハイDを見事に聞かせてくれて、それも悲鳴では無くきちんとした声として歌として聞かせてくれるという離れ業。
こんな声を聞けるのは滅多にない事で、それは幸せな事ではあるのです。
でもこの役は決して向いているとは思えない。
軽い声で軽薄な役をこなしてくれています、でも本領はもっと軽い声の役のはず。
ベッリーニあたりが凄いそうです、本領発揮を見てみたいものです。

しかし演奏している自分が言うのもなんですが、面白くないのです。
ヴェルディをやっている気分がしない。
全体的に暗く思い場面が続くオペラなのですが、その中で公爵の軽さが引き立つはずなんです。
でもメリハリの無い音楽になってしまってどうもヴェルディにならない。
ずっと同じトーンなんです。
これはちょっと辛いのですが致し方ありません。
オケで勝手にやってしまう訳にもいかないし。
歯痒い所ですねえ。


ここに

2008-10-25 02:35:12 | Weblog
今年のディズニー・オン・クラシックの目玉の一つはディズニー・リゾート25周年を記念してディズニー・シーでの特別公演。
ディズニーのパーク・ミュージックをパークの中で、しかもディズニーのキャラクターたち勢揃いで演奏するという贅沢極まりないもの。
一日4公演のうちの午後6時のコンサートを見てきました。
曲目自体はツアーの前半と同じですが、何しろミッキーやミニーにお馴染みのメンバーがどどっと出て来るのですからもうお腹はいっぱいといった感じ。
最後にはあらゆるキャラクターが登場して客席で踊ってくれました。
ツアーとはひと味違った楽しさを味わえました。

コンサートではブラヴィッシーモの音楽をを完全に再現します。
その迫力を体感したすぐ後に今度はパークで実際のブラヴィッシーモを見るという千載一遇の機会を得ました。
こんな贅沢は今日コンサートに行った人、それも6時の公演を見た人だけが味わえたのです。
もう二度と無い体験、素晴らしい夜となりました。

しかし今日は大雨。
昼間のレジェンド・オブ・ミシカは土砂降りの中で行われました。
ずぶ濡れとなりながら見たミシカでしたが残念な事に今日は短縮版。
天候次第ですから仕方がありませんね。
また友人から進められたショーも屋外だった為に中止、こちらも残念。
でもその代わり、アトラクションの待ち時間が短くて助かりました。
駐車場もガラガラでゲートのすぐ横なんて絶好の場所にも止められたし。
悪い事ばかりでは無かったようです。

さて明日はリゴレットの初日。
一体何が待ち受けているんだろうか。

再演

2008-10-24 01:28:30 | オーケストラ
今日はリゴレットの舞台稽古。
このリゴレットは再演なのであまり練習をやりません。
先週に3日練習して間が空いて今日が最後の練習。
都合4日で本番を迎えるというちょっとばかり怖いスケジュールとなっています。

新演出の時はもっと手間を掛けるのですが再演となるとこんなものです。
でも演出が同じだけで指揮者もオケも歌手も入れ替わるわけですから、本当はもっとリハーサルをやるべきです。
正直なところ今日の出来ではねえ。
まあ本番は本番なりに運ぶとは思いますが、私個人としてはもっと掘り下げた音楽になったら素敵だなと思うのです。
何だか表面だけをなぞっているようで、それこそ再演なのだから前回よりも更に深く豊かな音楽表現を目指してしかるべきだと。
ちょっと歯痒い公演となりそうです。

本番はあさってから、シングルキャストなので連続公演も出来ないのです。
歌手の喉はデリケートですからねえ。
それで明日はお休みなのですが、出かける予定も天気が悪そうで気が滅入っています。
何とか雨が降らないようにと祈るばかり。
せっかくあそこに行くのに!

こだわり

2008-10-23 02:32:18 | Weblog
人にはそれぞれこだわりと言う物がありますね。
私の場合はどうしても「音」にこだわります。
それからデザインかな。

で、今探しているのがヘッドフォン。
音が良くて、軽くて、骨伝導が無くて、他の人がしていない物。
今使っているヘッドフォンはオーストリアのAKGという会社の製品。
この音の切れと厚みはなかなか他の会社には真似出来ないのではと勝手に思っています。
そしてこれは今流行のノイズキャンセリング機能が付いているのです。
今では沢山の会社から様々な製品が出ていますが、これを買った頃はまだまだ少なかった。
気に入って使っていたのですがちょっとガタが来ています。
音は変わらず素晴らしいのですがアームに弛みが出てきて隙間が出来ます。
せっかくのノイズキャンセリング機能も効果が薄れてきているんですね。

そこで静かに聞きたい時はインナーイヤータイプのイヤーフォンを使うのですが、こちらは骨伝導が出てしまい歩くと自分の足音がうるさい。
結局静かに座っている時にしか使えない。
なので気軽に使えて、かつ、音が良いヘッドフォンを探しているわけです。

ここ何日かショップを見て回って一つ気に入った物を見つけたのですが、これまたマニアックな会社で在庫が無いショップばかり。
国産のヘッドフォンはそれこそ種類も豊富で値段も様々、でも何だか音の作り方が好きになれないのです。
見つけたのはアメリカの会社の製品、去年出たモデルなのですが在庫が。
何とかして手に入れたいものです。
秋葉原に行った方が良いのかも。


旧製品の魅力

2008-10-22 01:56:34 | Weblog
MacBookとMacBookProが新しくアルミ削りだしのボディとなって発売されました。
今日もヨドバシなどに行って新しい筐体をじっくりと見てきました。
何というか、頑丈そうと言うか、でもいいなあ。
今年の2月にMacBookProの旧モデル、今となっては旧旧モデルを買ったばかりなので新しいアルミボディに惹かれても買いはしませんけど。
ガラス製のパッドはそれ自体がクリックボタンになっていて面白い。
それに液晶画面が奇麗です。
どんどん進化していきますね、性能もデザインも。

私なら迷わず新しい方を買いますがカミさんは違うようです。
旧MacBookの最上位機種のブラックボディがお気に入り。
新しく出たモデルはアルミになりましたから色はシルバーのみ。
あのブラックボディはもう買えなくなりました。
各ショップでも在庫のみ扱っているだけで無くなればおしまい。
後は中古だけですね、今日もカミさんはブラックを欲しそうに見ていたけれどふんぎりが付かなかったようです。
そろそろ在庫も尽きて来ていて決断は早くしないといけないのですが。

同じような考え方の人がたくさん居たようで先週末にどんどん売れてしまったそうです。
まあ特徴あるブラックがシルバーになってしまった訳ですから、おまけに小さいMacBookProにも見えてしまう新機種。
ブラックが売れるのも仕方が無い事かもしれませんね。

そういえば真っ黒なPowerBookG3がG4のチタニウムボディへと生まれ変わった時と同じかも。
黒からシルバー。
iPodClassicは白からブラックが派生したんですね、iPhoneは黒から白が派生。
どちらも好みで選べたらいいのですけどね、でもアルミボディは色が付けられないか。

退屈!

2008-10-21 02:09:36 | F1
昨日は上海のレース、生放送はちょうど白金フィルの本番中でしたので録画を予約しておきました。
見ようと思えば地上波の放送は見られたのですが、どうも地上波の番組は好きになれない。
大げさな前振り、カットだらけ、アナウンサーがうるさい、コマーシャルも多い。
その点スカパーでの生放送は渋くて好きなのです、なによりノーカット(生だから当たり前ですが)ノーコマーシャルが良いのです。

その録画を休日の午後にゆっくりと鑑賞、ちょうど1週間前と同じです。
で、そのレース、肝心なレースが全くもって退屈極まりない凡レース。
バトルも無い、スリルも無い、ドラマが無い。
スタートしてそのままフィニッシュ。
最後の最後で何か起こるのではないかと、目を凝らして見ていても何も起こらず。
コバライネンのバーストだけは驚きましたがそれとて大勢に影響は無し。
富士とシンガポールがドラマチックだっただけに余計に退屈に思えてしまった。
休日の午後の貴重な時間を返せ!と叫びたくもなるレースでした。
こうなったら最終ブラジルでの死闘を期待しますが、ぶつけ合いだけは勘弁してほしいなあ。

化ける

2008-10-20 02:30:36 | オーケストラ
今日は白金フィルの本番、池袋の東京芸術劇場大ホール。
噂によれば昨日の練習もなかなか厳しいものだったとか。
果たして今日は?と思いつつゲネプロへ。
このオケ、毎度の事ながら化けるんです。
練習からゲネプロ、そして本番へと2回の変化があります。
サナギになり蝶へと羽化するようです。

まあちょっと美化し過ぎかもしれませんが本番は実に落ち着いた演奏です。
始めからここを目指してきちんと練習してくれば、もっともっと高みへと上れるのですが。
オケという行為、それに参加するには何をすべきか。
技術だけではない練習を普段から心がけて欲しいもの。
来年に向けて練習のシステムや方法、内容などを考えてみるのも良いのでは。

しかし終わってしまえばお祭りが待っている!
打ち上げで盛り上がり来年の事を語り今日の出来を話す。
しっかりと酔っぱらいになって帰宅しました。
大変な一日ではありましたが楽しかった!

初日!

2008-10-18 02:46:50 | オーケストラ
ディズニー・オン・クラシック2008ツアーの初日が「かつしかソンフォニーヒルズ」で行われました。
リゴレットの練習が思いがけず早く終了、そうなると自然に足が葛飾に向かってしまいました。
ホールに着けばツアーメンバーの懐かしい顔、ゲネプロを少し見せてもらい当日券を買ってたっっぷりと楽しんできました。
当日券は舞台のすぐ前、スピーカーの正面という条件の悪い場所でしたがそのぶん舞台上のメンバーの息づかいまでわかる所。
迫力満点な席でゴージャスなステージを堪能してきました。

今日は初日とあってどこかピリピリしたムードも漂っていました。
今年のステージは盛りだくさんで中身の濃いもの、私はサントリー公演のみですが果たして予定された練習時間だけでちゃんと弾けるのだろうかと心配にもなるほどの曲の量と質。
オケもシンガーも一生懸命なのがひしひしと伝わってきました。
公演はツアーを重ねる毎に育って行きます。
今日のきっちりとしたステージから次第に肩の力が抜けて余裕が出てくればステージはもっと生き生きとしてくるんでしょう。
サントリー公演は一番ラスト、その頃にはどんなステージに育っているのでしょう。

年を追う毎にゴージャスになっていくディズニー・オン・クラシック。
今年はディズニーシーでのステージや韓国での公演もあります。
それぞれプログラムも違うのでメンバーは大変です。
ツアーは今日走り出しました、メンバーの頑張りに期待です。

再開

2008-10-17 02:04:16 | オーケストラ
ちょっとした秋休みも終わり今日からお仕事再開となりました。
体を休められた事は本当に助かりました。
夏からここまで飛ばしてきましたから疲労があちらこちらに溜まっていたのです。
この休みでその全部が抜けた訳ではありませんが、酷使していた腕や背中の筋肉が回復したのが一番の収穫。

それと1週間くらい前から肩当ての角度を変えてみたところ、これが実に具合が良くて首の痛みが嘘のように消えたのです。
私の肩当ては「マヤ」ちゃんという名前が付いています。
「マヤ文明」の「マヤ」です、東フィルにはもう一つ「インカ」ちゃんという肩当てがあってバイオリンのKさんが使っているのです。
この二つの名付け親は整体の先生、二人の首の曲がり具合があまりに凄いので「これはインカやマヤの呪いですね」と実に嬉しそうに名付けてくれたのです。
しかし私の方は「マヤ」ちゃんと仲良くなれたようでうれしいなっと!
「インカ」ちゃんのご機嫌は如何に?

まあそんな具合で体も軽くなり(体重ではないのが悲しいけれど)臨んだ再開一発目のお仕事は新国のオペラ「リゴレット」です。
何年ぶりなのか自分でも分からないほど、実に実に久しぶりです。
息子がよちよち歩きの頃にやったのが最初なのは覚えています。
その後にもやっているはずなのですが記憶が・・・。
昔の事はよく覚えているのですけど。

最強である事

2008-10-14 02:49:27 | F1
今日は久々の、本当に久々の正真正銘の休日。
目覚まし時計に起こされる事も無くのんびりと起きだしてのほほんと過ごした一日。
午後は昨日の日本GPの録画を見て過ごしました。

昨日は一日白金フィルの練習、生中継された決勝レースは見れません。
スカパーの中継を録画して今日ほとんど同時刻に見たのです。
レースの結果を知ることの無いように細心の注意を払って昨日は寝ました。
そして全く白紙の状態で決勝レースを観戦。
結果はアロンソの信じがたい見事な連勝。
ピケjrの順位からもルノーのマシンの戦闘力が徐々に上がって来ていることは間違いありませんが、それでもマクラーレンやフェラーリと互角のポテンシャルでは無い。
アロンソが持てる力を存分に出し切ったからこその結果です。
一昨年のチャンピオンが底力を見せたという事なのでしょう。
見ていて何だか胸のすく思いがしました。

タイトルを争う二人、昨日も無様なレースでした。
両者ともにペナルティをもらい下位に沈んで目も当てられない状態。
ここへ来てレベルの低い争いに成り下がってしまった感があります。
そこへアロンソが圧倒的な力を見せつけて真の最強者は誰か、世界中に見せつけました。
トップの二人にはこの力強さがありませんね、そして精神的な脆さも見えている。
これでチャンピオンだと名乗られてもどうもしっくりいきません。
残り2戦でどんな戦いぶりを見せてくれるか、真のチャンピオンと呼べるのかどうか見定めたいと思います。

しかし富士の長い直線を走るF1マシン、遅いですね。
昔のプロトタイプの耐久マシンが駆け抜けていた時代が懐かしいです。
ポルシェ956、ロスマンズカラーのマシンが飛んで行った姿が目に浮かぶなあ。
その代わりにコーナーはF1がメチャクチャに速い、100Rからヘアピン、シケインから最終コーナーまでの速さはさすが。
レースも様変わりですねえ。

遠くなりし日々

2008-10-13 02:03:02 | オーケストラ
昨日に引き続き兼松講堂の写真を、今日は内部の様子。
何とも言えない重みを感じさせる建物ですね。
一橋のキャンパスはここだけではなく全体が雰囲気のある建物。
それが豊かな緑に包まれて佇む様子は美しいの一言。
こんな環境で学ぶ学生達は幸せですよね。

私が通った明治学院の白金キャンパスは白金という一等地に建っている事もあり非常に手狭。
当然のようにキャンパスは校舎が並んでいるだけで緑などほとんど無かった。
すぐ隣が八芳園という結婚式場と都ホテル、そちらの庭園の緑は豊でしたね。
あの頃、その庭園には大きなリスが住んでいて時折キャンパスまで遠征に来ていました。
あまりに立派な体格に「きっと披露宴の残飯を食べているに違いない」と噂をしていたものです。

さて今日はそんな明治学院のオケのOB達で作っている「白金フィルハーモニー」の練習に行ってきました。
本番は来週の日曜日ですからちょうど1週間前の練習だったのですが、ちょっとこれはと言う程の出来具合でして。
果たしてこれで大丈夫なのかな、と正直思いました。
まあ本番は本番ですから、きっと火事場の何とやらが飛び出して出来ちゃうのでしょうけど。
でも今がこの位だと火事場の・・を借りてもいつもよりは・・。
あと1週間、個人レベルの練習も必要ですが、もっとアンサンブルをしなきゃ。
アンサンブル、奥の深い言葉。
オケをやる人間にとっては絶対に忘れてはならない言葉。
出だしを合わせる、だけではなく音程を合わせる事、お互いに聞き合うこと、演奏しながらコミュニケーションをする事、とにかくオケで演奏する全てに関わる大事な言葉と概念。
初心に立ち返ってもう一度噛み締めて欲しいな。

今回も

2008-10-12 01:38:51 | オーケストラ
今日本番をやったのは国立市にある一橋大学兼松講堂。
写真のように実におもむきの有る建物です。
外観は創建当時の面影をよく残しているそうですが内装は改装もされていて一部はとても奇麗になっています。
で、空調設備も一応改装されて新しくなってはいるのですが、建物の構造上の制約からきちんとした設備には出来なかったとか。
大学のパンフレットにも書いてあるのですが、ここの空調設備は音が大きいのです。
ですから本番中はその空調を止めるとはっきりと書かれているのです。

今日は午前中は雨、湿度も異常に高く楽器にも体にもきつい状況。
午後になると晴れて気温も上昇、湿度ももっと上がって蒸し暑い。
そんな午後3時に開演した演奏会、しっかりと空調は止められて室内はどんどんサウナ状態に。
前回のホールもそうですが、今回の講堂もとても演奏の出来る環境とは言い難いもの。
まだこれが過ごしやすい季節だったら良かったとも思いますが。
今日は全身から汗が噴き出し、ワイシャツもズボンもびしょびしょ。
汗で袖が腕にまつわり付いて敷きにくいったら。
メインのブラームスの1番の辛かった事!
消耗しました、疲れ果てるとは今日の本番の事を指します。
きつかった!

建物の雰囲気、それに歴史を感じさせる佇まいは本当に素晴らしかったのです。
昔エキストラでよく行った明治大学の記念講堂にも似た懐かしさ。
古き良き時代の日本、いやある意味でヨーロッパの空気さえ漂う感じの、そんな重さを感じさせる講堂でした。
良かったんですけど、コンサートをやる環境では無かったかも。
残念でした。