素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

❉ 洒水の滝 ❉

2018年07月22日 | 名勝:自然の風景

やっと 夏休み に入ったのに、余りの 暑さで外で遊ぶこともできず、大変な夏休みになってしまいました。                                             自分が小学校の頃(約半世紀以上前)は、親から外気温が 30℃を越えたら川へ泳ぎに行っても良いと言われたことを覚えています。

                                                                                                                                                                                                       台風 が来て川に大量の泥水が濁流となって流れる様も目にしました。                                       それに、その頃は「竜巻」というものは海外で発生するものとばかり思っていました。

ところが最近では、地球全体が何か大きな病魔に侵されているように感じています。

グリーンランドでは 100m以上もある氷山が崩れ落ちたり、地球温暖化により海面が上昇し海抜の低い国は水没の危機に立たされています。                              日本でも竜巻に襲われたという報道も聞く機会が増えてきました。

外気温の上昇についても、都会の人口や建物の多さからすればエアコンの室外機から温風 を屋外に噴き出す量が並の量ではないため、外気温の上昇は頷けます。

そうですよね   半世紀以上前はエアコン何て有りませんでしたから 30℃程度だったんですね。

そんな世の中の変化を感じながら、足柄上郡山北町にある『洒水(しゃすい)の滝』に行って来ました。

以前は❝平山の滝❞とか❝麗水の滝❞と呼ばれていたようですが、現在は『洒水の滝』と呼ばれています。

付近一帯の地質は良く磨かれた大小の礫を含む礫岩層で第三紀の足柄層と呼ばれています。  この足柄層の隆起に伴って生じた裂線を浸食する瀑流が、標高 300mから 200m位の間で三段の瀑布となっています。

その高さはの滝 69.3m、の滝 16.0m、の滝 29.7mあって滝沢川となり、酒匂川に合流する。

駐車場からノンビリ歩いて 15分ほどで深山幽谷の 雰囲気に浸れ、正面にの滝が目に飛び込んできます。

                                              以前は滝つぼ前迄行くことができましたが、かつて海の底にあった堆積地層である足柄層は軟らかく浸食され、崩壊しているので赤い橋の手前までしか進むことはできません。

その広場左手には、1985(昭和 60)年に環境省が選定した名水100選「洒水の滝・滝沢川」が有ります。適度なミネラルを含んだ適温の美味しい水であります。

是非、味わってみて下さい。  

 

 

コメント (3)
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