おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
桜の開花時期がいつもの時期よりも遅れています。
それでも一部の桜は、遠慮がちに花を咲かせ始めました。
さて、『はじめてやる仕事の不安やプレッシャーを はねかえす技術』(渡邊明督著、秀和システム、1,400円+税)を丹念に読みました。
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はじめてやる仕事の不安や プレッシャーをはねかえす技術
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渡邊 明督 |
秀和システム |
その結果、この本の著者の渡邊さんがとてつもないほどの「スーパー・サラリーマン」だと認識しました。
JTBベネフィットでセミナー・講師 チーフプロデューサーをお務めの渡邊さんは、
1.朝5時に起きて、それからが読書タイム。
年間250~300冊の本を読むことを習慣にして10年になります。
2.働く人の「WORK HAPPY」をテーマに年間約400回のセミナー・講演を企画・運営しています。
3.福利厚生に「自己成長の支援」の概念を取り入れました。
私は、こんな渡邊さんとの交流を重ねる中で「渡邊さん、ご体験と学びを是非本にしてくださいよ」とけしかけました。
そのことが少しばかり影響したのか、かたちになってできたのがこの本です。
◆本ができ上るまでの渡邊さんとの交流については、次のブログをご参照ください。
2016年8月3日付けブログ ペルグリーノ博士の自尊心を高めるワークショップを最後に
2016年11月18日付けブログ 静思(じょうし)のすすめ
本の内容は、学者や実務家よりずっとわかりやすい内容になっています。
豊富な体験をもとに、単に本を読んだだけでなく、著者に実際に接し、その人の人間性に触れて来たからこそ書けた本です。
私の名前も数か所に出していただいているだけでなく、『感情を整えるアドラーの教え』(大和書房、1,400円+税)も第6章「新しいことに挑む時に役立つ本」でご紹介くださっています。
仕事への取り組み方、本の読み方、ものの見方・考え方、人脈の作り方、その他、スーパー・サラリーマンの渡邊さんから学べるのがこの本です。
「これからの不確定の時代を切り開くのは『正解を探す力』ではなく、『自分で正解にしていく力』です。どんな状況でも結果を出すためのマインドセット&スキル」という内容紹介(「BOOK」データベースより)が実に適確にこの本の内容を反映しています。
ビジネスマンのみならず、人生を真摯に生きようとする人にお勧めです。
◆2017年3月24日付けブログ 続・春の訪れ:著者誕生ー『はねかえす技術』 でこの本出版直後のことを書いております。ご参照のほど。
<お目休めコーナー>3月の花(28)
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