我が社のトイレに掲示してあるこんなのや、
私たちの部屋の入り口に貼ってあるこんなの。
いずれにしても、はなは十分その存在価値があったのだろう(と信じている)が、
年月を経ると、風景の中に埋没してしまい、
読まないならまだしも、存在すら忘れてしまっていることが多い。
掲げた当の私がそうなのだから、他の人は推して知るべしだ。
「なら、外しゃあいいぢゃないか」とおっしゃるかも知れないが、そうはいかない。
倦むことなく飽くことなく、いや倦んだとしても飽きたとしても、私は止めるわけにはいかないのだ。
なんとなれば、「私は私と私の環境である。そしてその環境を救えないなら私も救えない」(オルテガ・イ・ガセット)からである。
であれば、手を替え品を替え、伝えるしかないのだな。