答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

エスプリ ーモネの庭から(その140)

2012年05月15日 | 北川村モネの庭マルモッタン



ヴァエさん夫妻との交流会が、モネの庭で開かれた日曜日。

あいさつに立ったヴァエさんが、何度も何度も、何よりも褒めてくれたのは、思いもかけないことに、「光の庭」だった(あろうことか、私の名前まで挙げてくれて (^^)v)。

いわく、

 

花の庭も、水の庭もずい分良くなった。

しかし、ジヴェルニーで永年庭づくりに携わった自分は、そのことに対してはさほど驚かない。

なんといっても素晴らしいのは、「光の庭」なのだ。

 

と、こんなようなニュアンスである。

 

「モネの庭をつくった男(のひとり)」としてではなく、辺境のいち素人太鼓打ちとして出番を待っていた私は、その言葉を耳にして、

「ああ、トレビアンなのだよ」と、

来し方を振り返り、思わず空を見上げてジーンとなった。

もちろん私は、その製作者の一人には違いないが、

庭づくりというやつは庭が出来たその時からが本当のスタートだという意味から言えば、

何よりも評価されなければいけないのは、日々そこで格闘する庭師たちであり、

その段階で私が出来得ることは、何がしかの助言と、

こうやって、どなたか判らない他人さまに対して「モネの庭」の良さを発信するぐらいのものである。

そんな私にとって、ヴァエさんの言葉は望外というしかなく、

と同時に、2年前開園10周年式典で、ユーグ・ガル氏(クロードモネ財団館長)が言ってくれた言葉を思い出してしまったのだ。

 

北川村のこの庭は、けっしてジヴェルニーの庭のコピーではない。

モネが描こうとしたエスプリがここにはある。

 

北川村モネの庭マルモッタンの庭師さんたちに、

心から、メルシーボクーなのだよ。



 

 

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