答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

北川村やまなみ太鼓

2012年05月14日 | 北川村やまなみ太鼓

きのう、5月13日日曜日。

香南市香我美町の「無人島長平まつり」で演奏させてもらったあと、

夕方、モネの庭での「ヴァエさんとの交流会」まで少し間があったのだが、他所で待つのもなんである。

行ってリハーサルでもするべ、というわけでモネの庭へ。

ちょっとばかり人目につかぬところで、練習をさせてもらうことにした。

 

 

 

気がついてみたら、太鼓の音に誘われた方々が、さて20人ぐらいはいただろうか。

熱心に聴いてくれていたようである ^^; 

その中の、女性ばかりのあるグループが、私に近寄って来てひと言。

「母が感動して、泣いたんです」

その言葉を聴いた、お母さんとおぼしい車椅子のお婆さんが、私を見てまた涙ぐむ。

 感激のあまり、もらい泣きしそうになる私。

するとお婆さんが私に向かってこう言うのだ。

 

「こんなに暑いなか大変じゃねえ、ほんまに......」

 

思わず、「そっちかよ」とツッコミを入れかけた私だが、

「いやいや、それもありだな」と思い直し、くだんのお婆さんに向かって、

「こちらこそ、そういっていただけると嬉しいです。ありがとうございます」

と最敬礼した。

 

 今でも、初心者によく言うのですが、太鼓の感動というのは、技術のうまさではなく、切実な気持ちが与える感動なのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・

 そして、多分、下手なのだから、全身全霊で打つしかなかった当時の我々の、未熟さゆえの熱意の結果だったのだと思います。

 太鼓とは、きっとそういう種類の表現なのかもしれません。

    『あしたの太鼓打ちへ』(林英哲、晶文社、P.64~65より)

 

キャリア15年を重ねていても下手は下手。

素直に感謝しなければ、バチが当たるのだ。

 

 

あしたの太鼓打ちへ

林英哲

晶文社 

 

 

 ←高知県人気ブログランキング

   ← 高知情報ブログランキング 

  

  

コメント
この記事をはてなブックマークに追加