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ノーベル生理学・医学賞と物理学賞の連続受賞

2015-10-11 09:17:43 | Weblog

去る10/7は新聞各紙で第3次安倍内閣改造を宣伝し、これからは経済立て直しを第一優先にする姿勢を打ち出し、失った国民の支持率回復に躍起のようでしたが、主要閣僚は留任であまり変わり映えのしない内閣改造より、国民は、10/7~8にかけて今年のノーベル生理学・医学賞に大村智・北里大学特別栄誉教授、と物理学賞に塚田隆章・東京大学教授(同大宇宙線研究室長)の受賞が決まり連日受賞の報道の方に大喜びしました。

 大村教授はアフリカなど熱帯地域で流行する感染症の治療薬を開発し、多くの人々の命を救った。塚田教授は素粒子のニュートリノが質量をもつことから起きる「ニュートリノ振動」という現象を発見し、従来の素粒子物理学の考え方を大きく変えたと報道されました。

 特に大村先生は、山梨大学を卒業後は都立隅田工業高校の夜間の教諭をしながら、工場から教室に駆け込んでくる生徒の油まみれの手を見たり、勉強に励む生徒らの姿を見て、自分ももっと勉強をしなければいかんと思いたって、東京理科大学の大学院に入学、昼は大学院の講義を受け、夜は高校で教壇にたったそうで、5年かけて修士課程を修了し、山梨大工学部発酵生産学科の助手として、ワインの醸造を研究し、微生物と出会ったのだそうです。私は夜間高校の先生から一念発起してノーベル賞受賞に漕ぎつけたところに感動しました。

 -中略-その後北里研究所に転じると抗生物質の構造決定に携わった、米国のウエスレーヤン大学に客員教授として招かれたことが米メルク社との共同研究の契機となる。メンバーは財布にいつも小さなビニール袋を入れて、外出先で必ず土地を採取する。静岡県内のゴルス場から採った土から、イペルメクチンを作る菌を見つけた。-中略-イベルメクチンは家畜やペットの寄生虫を駆除する効果が高く、動物用の薬として20年余り売り上げ世界一になった。北里研究所にもたらした特許収入は250億に達した。そうです。

 先生は「やったことはだいたい失敗してきた。でもびっくりするぐらいうまくいくときがある。それを味あうとその後は何回失敗しても怖くない。」と学生らに話し、「1,2回の失敗はどうってことないよと言いたい」とエールを送った。等等の記事を読み、先生の人柄がにじみでた素晴らしいお話で、暗いニュースばかりの日本に、ほのぼのとした明かりを灯してもらったような気になりました。ありがとうございました。先生方は日本の誇りであり、宝です。感謝!感謝!又感謝!の気持ちで一杯です。

 ㈱市川不動産

 

 


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