『ショートアクティングのベータブロッカーで
レートを調整して!タキってるよりブラディの方が
リペアしやすいから…』
横文字業界用語の連発、ドラマ『医龍2』。
この指示を耳にした朝田龍太郎は、
このチョコレート依存症の麻酔医、小高七海を
「できる女医」、と見極めた…
しかし、このセリフ、
実際のところ実力を見直させるほどの
『できた』指示内容でもないように思えるのだが…
横文字並べたてれば、できる医者に
見えるだろうって目論見か。
残念ながら、演ずる大塚寧々氏、
これだけの短いセリフだけど
ボキャ覚えるに苦労したのか
そのセリフ回しは大いにたどたどしかった。
『徐脈』は『ブラディ↑』じゃなくて、
『ブラディー↓』でしょっ!
『ブラピ↑』(ブラッド・ピット)じゃないんだからぁ(失笑)。
ドラマはこの上ない困難な状況を
朝田ちゃんのチョー『神技』でもって克服するという
展開を繰り返す。
コンピュータグラフィックスを駆使して
リアルな術野を見せながら、
飛び交う医学用語には
いちいち注釈や説明はなく、
視聴者置き去りのままドラマは進行し、
いかにも緊迫度を増すかに思われるのだが、
あまりになんでもありの状況に、
現実との解離は大きく、逆に興ざめしてしまうことも…
全身の循環を40分間も止める???
すごいのは、手術モニター見ただけで、
全員が、逐次、手術の状況を把握、
ご丁寧にも解説してくださるっ!(拍手)
などなど、色々と不整合な点は多いのだが、
朝田先生、
血管縫合に使ってる針糸、長すぎっ!(笑)
顔のあたりまで持針器持ち上げてる~。(爆笑)
「いちいち突っ込み入れるんなら、見るなよっ!」
って怒られそうだが、
結構楽しませてもらっているし~。
バーディーバー(-D-)っていう珍しい血液型があることも
勉強させていただいた。
(この血液型、『明真』・『北洋』の先生方全員
知っておられた…[驚])
ま…とにかく感謝の気持ちで、見ています(合掌)。
英語では、Repair は、車とかイスとか物を修復、修理fixする時に使われる言葉であって、人の病気や怪我等の回復にはrecoverという単語が使われます。日本の手術等医療の場ではリペアが使われるのが普通なのでしょうか。小高さんがリペアと言っていたので...ちょっと不思議に思っていました。