私はこのテの話が大好きだ。
決して、人類学や考古学が好きなわけではない。
学問的な話を離れ、囲炉裏端話での知ったかぶり程度のこと。
いずれにしても、日本人の原点探しに、とても興味がある。
ずっと以前まで、アジア人の祖先は北京原人で、ヨーロッパ人の祖先はクロマニヨン人と言われていたようだ。
ところが、もはやその学説は覆された。
北京原人やクロマニヨン人は、子孫を残すことができず、数万年前に絶滅したという。
今、世界に存在している全ての現代人は、アフリカを起源としているのだ。
つまり、アフリカで生まれたホモ・サピエンスが、現代人共通の祖先だと言われている。
およそ600万年前、チンパンジーから枝分かれしてヒトが生まれた。これが定説なのだそうだ。
そのヒトが、どんな経過を経て、日本列島に辿りついたのだろうか。
縄文人と弥生人の問題も、とても興味深い。
そんなことを考えていると、時間の経つのが極めて早い。
しかし、本やインターネットを閉じたとたん、知ったはずの知識が、パッと消えてしまう。
私の脳は、余分なことを蓄積しない。極めて効率的とも言える脳だ。
夢を見させた後は、綺麗に削除してくれているのだ。
いいような悪いようなことなのだが………。
別館として、写真俳句ブログの「いのちの囁き」を開いてます。
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