山茶花の根方を猫の通りけり ひよどり 一平
(さざんかのねかたをねこのとおりけり)
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ご近所に猫を飼っている家がある。
その所為かどうか、近所の至る所を野良猫がのたりのたりと歩いている。
猫の家の女主人が、「あまり可哀そうなので・・・」という理由で、その中の一匹を家に入れたとのこと。
そのような温情がどんな結果を招いたかどうか知らないが、その後もその家を中心に、幾匹かの猫たちがのたりのたり歩いている。
我が家も例外なく猫たちの通り道だ。色々な策を講じたが、さほど効き目はない。
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コロナ対策のために、「みだりに人と会うな!」という文化が定着し始めた。
「三密」の延長線の考え方なのだろうが、さまざまな後遺症を招くに違いない。
既に私も、友人たちと会う機会がかなり減ってしまった。
老化のスピードアップを、大いに怖れているところだ。