元日や極まりは今年も節酒とす ひよどり 一平
（がんじつやきまりはことしもせっしゅとす＞
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皆様明けましておめでとうございます。
よいお正月を迎えられたことと存じます。
私もそこそこの気分で、お正月を迎えることができました。
今年もよろしくお願い申し上げます。
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病を得て以来、ずーっと節酒を続けています。
まあ、本人としては、節酒を続けてきたつもりです。
今年もその気合で過ごしたいと存じます。
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励ましを交はし別るる大晦日 ひよどり 一平
（はげましをかわしわかるるおおみそか）
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今日は大晦日。
今にして思えば、あっと言う間の一年間であった。
思い通りには運ばなかったけれど、まずまずの一年だったのではなかろうか。
来年はどんな年になるだろうか。
皆様、ありがとうございました。
どうか良い新年をお迎えくださいませ。
来る新年もまた、よろしくお願いいたします。 ひよどり 一平
数へ日や数へきれない鳩の群 ひよどり 一平
（かぞえびやかぞえきれないはとのむれ）
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一昨日からの書籍の整理が、午後になってやっと終了。
自慢できるハナシではない。書籍の整理が済んでも、自室の整理はこれから。
今夜はムリ。草臥れたようだ。
冬日和祈願の絵馬を納めけり ひよどり 一平
（ふゆびよりきがんのえまをおさめけり）
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冷戦が終わって３０年が経った。
核保有国がアメリカとロシアだった時代は、それなりにバランスが取れていたため、核兵器は使えない兵器だった。
どちらかが核を使用すれば、必ず核兵器による報復攻撃を受けるので、まさに核は使えない兵器だった。
しかし今や、中国やインド、パキスタンが核兵器を持ち、イスラエル、イラン、北朝鮮をはじめその他の国までが核保有国になったのであれば、もはや核は使えない兵器ではなくなってしまった。
日米安全保障条約があるのだから大丈夫とヌクヌクとしていていいのだろうか。
憲法改正の糸口にも立てない我が国の状態で、果たして生き残ることができるのだろうか。
枯葦や肩を落として男行く ひよどり 一平
（かれあしやかたをおとしておとこゆく）
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枯葦が静かに揺れた。
時折、水鳥たちが水音を立てている。
池の端の小径を男が行く。ひどく肩を落とているような雰囲気だ。
思い余ったことでもあるのだろうか。
誰しも悩みはあるよねえ。
